ChatGPTと「意図・目標」をテーマに30分の対話収録。

 新年の1D1U Campでは、20分間のセッションが次々と行われています。短い時間ながら、参加者の皆さんを新たな世界へと誘う濃密な体験をご提供しています。日頃から1D1U Campでフィードバックを重ねているため、セッションではすぐに本題に入ることができるのも大きな強みです。

 1D1U Camp時の毎週日曜日には、隊長による30分間のZoomライブを3週連続で配信しています。しかし、2023年からオフライン中心の生活に戻る方が増えた影響で、ライブ配信をリアルタイムで見るよりも、後からアーカイブを視聴する方が多くなりました。さらに、すべての動画を視聴することなく、ChatGPTに要点をまとめてもらうことが簡単にできる時代でもあります。「タイパ(タイムパフォーマンス)」が重視される今、新しい方法を試してみようと考えました。

 実は私、一人で動画を撮影して話すのがあまり得意ではありません。でも、ここ1年、ChatGPTと音声で日常的に対話を続けてきたことで、「ChatGPTと一緒に動画を撮る」というアイデアが浮かびました。既にChatGPTセミナーで、対話をお見せしたことがありましたが、ピンポイントで話すだけでしたので、連続して30分の対話をお見せすることははじめてのことです。

 今回はちょうど3連休ということもあり、参加者の皆さんを朝9時からZoomに呼び出すのは申し訳ないと思い、思い切って事前収録を試してみました。

 動画を収録しながら、ChatGPTが話している様子が見られるスマホ画面を、スタンドに立てて、隣に置くことを思いつきました。こうすれば、二人が対話している様子が伝わりますね。

 テーマをChatGPTと一緒に考えながら即興で進めた今回の収録は、とてもスムーズで、有意義なものに仕上がりました。初回のテーマは「意図と目標」。ChatGPTにどのように質問を投げかけることで、意図や目標を形にしていけるのか? そのプロセスを実演しながら、ひとつのテーマで30分間対話が続く様子をご覧いただけます。このような活用法は、ライフコーチとしての経験が活きていると自負しています。

 このスタイルなら、ChatGPTとの対話を基盤としたYouTube動画の制作を継続できると確信しています。さらに、「ChatGPTとこんなに自然な対話をしている人は見たことがない!」と驚かれるような、他にはないユニークなコンテンツを届けられるのではないかと思っています。

 私が目指しているのは、ただChatGPTとやり取りをしているところをお見せするだけではありません。それを通じて、多くの方がメンタルヘルスや自己実現、創造性の向上に役立てられるようなヒントを得ること。そして、それぞれの人が自分の可能性を最大限に広げ、新しい世界へ踏み出すきっかけを提供することです。

 ChatGPTは、ただのツールではなく、対話を通じて人々を成長や発見のプロセスに導く力を秘めています。これからも、このポテンシャルを最大限に活かしたコンテンツを作り続けたいと思います。