Kindle出版『Grit & Glamor 英語版』 最終調整の日

『Grit & Glamour』英語版の最終原稿提出まで、あと約9時間。

今まさに、最終調整の真っ只中にいます。

Kindle用に設計したMyGPTのおかげで、整形作業の正確性がぐっと高まり、手間も大幅に軽減されました。

とはいえ、「the next day」といった時系列の切れ目など、改行すべき箇所の判断はやはり人間の目でしかできません。

そのため、日本語版の原稿を横に置きながら、英語版の改行位置を確認・調整するという方法で、順調に進めています。

ところが――

作業中、日本語版に「突然フォントサイズが大きくなる箇所」を発見してしまいました。

読みやすさに影響はないものの、やはり気になってしまう。ということで、英語版のリリースにあわせて、日本語版の改訂も行うことにしました。

よりベストなかたちで届けるために。

私はいつも、誰もまだやったことのないことをやってしまうタイプです。

だから、「誰かに方法を尋ねる」ということが、そもそもあまりありません。

たいていは、試行錯誤の連続。

「これはうまくいった」「これは失敗だった」と、自分の中に小さなデータを積み重ねながら前に進んでいく。

でも、こうして自分ができるようになった頃には――

たいてい私のやっていることは、誰もやろうとはしないこと。

つまり、誰かに教える場面もほとんど訪れない。

やがてその方法は、静かに夢のあとになるのです。(笑)

いつからか、私はそういう“フェーズ”に入った気がします。

それはつまり、「誰かのため」ではなく、「ただ、自分が創りたいから創る」。

作品として、世界に残したい。

もはや“ゴッホ”のような境地に、私はそっと足を踏み入れていたのかもしれません。

だからこそ、英語版『Grit & Glamour』も、最後までベストな形で仕上げたいと思っています。

誰かのためというより、“作品として、この世にきちんと残す”ために。