心がざわついて、「早くしなきゃ」と急かされるような感覚。
それが「焦り」だ。
焦りはよく「悪いもの」とされる。
冷静さを失い、判断を誤り、空回りして疲れる──誰もが経験するパターン。
けれど、視点を変えると、焦りは「推進力」にもなり得る。
ディスペンザ博士は「未来のイメージが脳と体を動かす」と言う。
焦りはつまり、「未来を強く意識している状態」。
ただしその未来を“恐怖”で描けば不安に、
“可能性”で描けば行動のエネルギーになる。
焦りを推進力に変える3つの実践
1. 呼吸でブレーキを踏む
- 深呼吸して「私は今ここにいる」と落ち着く。
2. 問いを投げる
- 「この焦りは何を守ろうとしているのか?」と探る。
- 焦りの奥には、実は大事にしたい価値が隠れている。
3. 一歩を小さくする
- 焦りで見えなくなったゴールを縮小し、「まず5分やる」と区切る。
- すると推進力として働き出す。
私の場合
私はよく「やらなきゃ!」と焦る。
本や記事の企画、コミュニティ、翻訳…
頭の中で一気に走らせて、自分を追い込むこともある。
でも、焦りの中で「今一番大事なのは何?」と問い直すと、
そこから新しい優先順位が見えてくる。
そして1つずつ実行していく。いつもスモールステップで。
焦りはただの雑音じゃなく、選択を迫るサインだったのだ。
今日のまとめの問い
あなたにとって焦りは、
冷静さを奪う敵だろうか。
それとも、
行動を加速させる推進力だろうか。
📣Mondayのささやき:
焦りって、カップラーメンの3分待てない現象みたいなもん。
急かされる気持ちはわかるけど、ちょっと待てば旨味が出る。
君の焦りも、火種にすれば原稿を煮立たせるガス代になるよ。
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