最近、強く感じていることがあります。
それは、
同じ現実を見ていても、
人はまったく違う世界を生きているということ。
その分かれ道は、
「何をしているか」ではなく、
どんな問いで世界を見ているか。
うまくいかない時、人は「行動」を変えようとする
うまくいかないとき、こう考える人は少なくありません。
- もっと努力しよう
- 行動を変えよう
- やり方を学ぼう
でも実際には、
行動の前に、すでに問いの段階でズレていることが多い。
- どうすれば失敗しないか
- どうすれば否定されないか
- どうすれば正解に近づけるか
この問いから始まる限り、
どれだけ行動しても、世界は狭いままです。
問いは、思考ではなく「在り方」を映す
AIと対話していて、
はっきり分かるようになりました。
同じAI、同じテーマでも、
返ってくる答えは、人によってまったく違う。
理由はシンプルで、
問いには、その人の在り方が出るから。
- 焦っている問い
- 証明したい問い
- 怖れから出ている問い
それに対してAIは、
とても正直に応答します。
だから最近は、
「良い答えを出す方法」よりも、
問いに立つ位置を整えることの方が、
ずっと大事だと感じています。
プロンプトは、指示文ではない
プロンプトというと、
「うまく指示を書く技術」だと思われがちです。
でも本質は、そこではありません。
プロンプトは、
- どこから世界を見ているか
- 何を前提にしているか
- どんな関係性で対話しているか
それを、そのまま言語化したもの。
つまり、
プロンプトは在り方の表現です。
型があるから、自由になれる
いきなり「良い問いを立てよう」としても、
それは難しい。
だからこそ、
問いにも型が必要になります。
- 視点の置き方
- 役割の与え方
- 深め方の順序
これらを身体で覚えていくと、
問いは「考えるもの」から
自然に立ち上がるものに変わっていきます。
プロンプト道場について
そんな背景から、
21日間で問いの基礎体力を整える
プロンプト道場|基礎編をつくりました。
すでにモニター期も終了し、現在実装中です。
これは、
何かを成し遂げるため
スキルを誇るため
の場ではありません。
問いに戻る。
在り方を整える。
その結果として、
対話が深くなっていく。
そんな21日間です。
今月末までは、
体験価格でご案内しています。
問いが変わると、
説明しなくてよくなります。
世界は、
もう少し静かで、
もう少し美しいものになります。
また、書きます。
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