身体は過去を記憶する 1D1U LAND

1D1U LAND 

少し、続きの話を。


先日、

3ヶ月連続で 1D1U に参加してくださっているリピーターの方と

20 min Daialogueをしていました。


その方は、この数ヶ月で、

明らかに「在り方」が変わってきています。

・反動しなくなった

・相手と自分の境界線が引けるようになった

・無理に説明しなくなった

・巻き込まれない位置に、自然と戻れるようになった


外側の出来事が変わったというより、

内側の立ち位置が、静かに変わっている。

そんな変化です。


そして、ふとした流れで、

こんな話が出てきました。

「そういえば最近、寝ている間に歯を食いしばっていたみたいで、

歯が欠けてしまって……」


その瞬間、

ああ、今ここに来たんだな、と思いました。


在り方が変わったからこそ、

今まで気づかなかった「身体の声」に、

ようやく意識が向いた。

頭では、もう未来の在り方を理解している。


でも、身体の中には、

過去を生き延びるために抱えてきた緊張や感情が、

まだ残っている。


これは後戻りでも、失敗でもなくて、

次のレイヤーに入ったサインなんですよね。


セッションでは、

「身体の中に残っているものも、ほどけていくと、

もっと軽くなりますよ」

そんな話をしました。


理解が進んだからこそ、

設定が変わったからこそ、

逆に「まだ残っていたもの」に気づける。


このプロセスを経て、

ふと浮かんだのが、今の 1D1U LAND の構想です。


3つのポートがある、というだけでなく、

ポートの中にも、体験の違う入口(ライド)があってもいいんじゃないか、と。

感じるポートの中にも、

静かに味わう体験があっていいし、

思いきり身体をゆるめる体験があってもいい。


テーマパークみたいに、

どれに乗るかを選ぶ、というよりも、

「今日は、ここでいい」

「今の身体には、これがちょうどいい」


そうやって、

自分の現在地に合った体験を選べる構造。


頭で在り方を理解する人。

身体が、ようやく安心を覚え始めた人。

その両方が、同じ LAND にいられるように。


3つのポートは、

レベル分けのためではありません。

「今、どこから入ると楽か」を

身体に聞くための目印です。


こうして書いてみると、

1D1U を変えた、というよりも、

身体の声が、次の設計を呼んだ

そんな感じがしています。


また、書きます。

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