やり方を知っても、動けない理由。

あなたは今、「壺」として生きていますか?

それとも「土」として?


突然ですが、質問です。

目の前に壺があります。あなたはそれを見て、何と答えますか?

「壺」と答えた人——それが、今のOSです。

でも、壺はもともと土でした。形を与えられる前、それはあらゆるものになれる可能性そのものでした。「土」と答えられる人は、その可能性をまだ手放していない人です。


やり方を増やしても、変われない理由

コーチングを受けた。本を読んだ。セミナーにも行った。

それでも、なぜか動けない。続かない。気づけば元に戻っている。


これは意志の問題ではありません。

やり方がどれだけ増えても、それを動かすOS——つまり「土」の部分——が変わっていなければ、人は動けないのです。

OSとは何か。簡単に言えば、あなたが無意識に持っている「前提」です。

「頑張らないと認められない」
「失敗したら終わり」
「私にはどうせ無理だ」


こうした前提は、思考より先に来ます。まず身体が反応する。呼吸が浅くなる。胸が締まる。そのあとで、思考がストーリーを作る。

*あの人は私のことが嫌いだ。きっとうまくいかない。やっぱり私はダメだ。*

多くの人はそのストーリーを「事実」だと信じます。でも本当は、OSが自動生成した解釈に過ぎない。


Infinity Labが始めた実験

私たちInfinity Labは、約1年・7回にわたって、意識と神経系の探究を続けてきました。

理論を学ぶだけでなく、自分たちの身体で体験し、日常で検証し、現実に落とし込む。そのサイクルを繰り返した末に、こう思いました。

「そろそろ、理論ではなく、OSそのものを扱う段階に入ろう。」


そこで始めたのが、人間OSアップデートセッションです。

やり方を教える場ではありません。最近の出来事をただ話してもらう。その中に浮かび上がる反応、身体の緊張、思考のクセ——それを一緒に観測します。


「その反応に名前をつけるとしたら?」

*頑張り屋。完璧主義。負けたくない人。報われない人。*


名前がついた瞬間、それは「自分そのもの」ではなくなります。稼働中のOSとして、外から見られるようになる。見えたものは、変えられます。


 対話とAIのハイブリッドという形

このセッションは、人間の傾聴とAIの構造化を組み合わせています。

深い対話の中で浮かび上がったものを、AIが構造的に整理し、参加者へフィードバックとして戻す。感覚的に進みながら、システム的に機能する。今の時代だからこそ可能な形です。

グループセッションなので、他者のOSを観察することも、自分の気づきになります。「あ、私もこれやってる」という発見が、直接指摘されるより深く入ってくる。


壺に戻る必要はない

OSは書き換えられます。

ただし、やり方を増やすのではなく、前提に触れることで。


怖いけど、やってみる。体が大丈夫なら、踏み出す。その小さな選択の積み重ねが、神経系を少しずつ塗り替えていきます。


あなたはもともと「土」です。

壺という形は、後から与えられたものに過ぎない。


Infinity Lab 2.0では、このOSを実際に観測し、アップデートしていくセッションを準備しています。気づきを、体験へ。近日公開予定——まずは、シリーズ記事を読みながら、自分のOSを探してみてください。

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