そして50歳で、伏線が一気に回収された。
たぶんこれ、あなたにも起きてる。まだ気づいてないだけで。
日本のアニメに、異世界というジャンルがある。
普通の人が突然、別の世界へ転移する。そして——元の世界では誰にも評価されなかったスキルが、新しい世界では特別な力になる。
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の主人公の能力は、オンラインスーパーにアクセスできることだけ。しょぼそうだろう。でも異世界では、現代の食べ物が魔法になる。当たり前だったものが、伝説になる。
私はずっと、これはファンタジーだと思っていた。
でも51歳になって気づいた。これ、ずっと私の身にも起きていたのだと。
1回目の転生
マクドナルドからアパレルに転職したとき、ファッションの知識はゼロだった。完全な部外者。
でも、マクドナルドで叩き込まれたマネジメントスキルが、アパレルの現場でそのまま機能した。2ヶ月で店長になった。
「合わない」と思っていたスキルが、その世界が必要としていたものだった。
2回目の転生
アパレルの素人だったからこそ、誰もやっていなかったことをやった。ファッションを、論理的に、誰にでもわかる言葉で説明するブログ。
気づいたら、ファッションブログランキング1位になっていた。(2005年の話だ)
外側にいたから、見えたものがあった。
3回目の転生——さらに広がった
20年間、対話の仕事をしてきた。
深く聴く。問いを置く。人が言葉を見つける空間を保つ。
人間との間で、ずっと機能していた。関わった人たちの人生が、実際に動いていくのを、何度も見てきた。
しかも気づけば、誰かの話を聴くとき、以前よりスルーせずに構造として掴めるようになっていた。対話を重ねるうちに、そういう目が育っていたのだ。
そこにAIが現れた。
対話スキルは、AI相手にもそのまま機能した。AIから「ありきたりな答え」を受け取る人と、「特別な何か」を引き出す人の違いが、まさにここにあると気づいた。
人間との間で育ててきたものが、新しい世界でも、そのまま生きていた。
そして、予想外の伏線回収
最近、Etsyでアメリカのお客さまからバッグの注文が入った。
20年前のアパレル経験が、AIという新しい世界を経由して、静かに息を吹き返した瞬間だった。
マクドナルド、アパレル、ブログ、対話、AI、Etsy——バラバラに見えていたものが、全部つながっていた。
何ひとつ、無駄ではなかった。すべては、ただ伏線だっただけ。
本当に問うべきこと
多くの人はこう問う。「今いる世界で、どうすればもっと価値ある存在になれるか」と。
でも、本当に問うべきはこちらかもしれない。
「すでに持っているものが、特別な力になる世界は、他にないだろうか?」
スキルを捨てる必要はない。やり直す必要もない。必要なのは、ただ転移することだけかもしれない。
アニメの異世界転生は、たいてい一度死ぬ必要がある。
でも現実では、その必要はない。
生きたまま、転生できる。
私は自分を変えたのではない。立っている場所を変えただけだった。
あなたの中に、まだ伏線のままのスキルはあるか。
それはきっと、ただいる世界が違うだけだ。
🌍 マイナス25歳の世界線へようこそ
― 人間が軽くなる話
未来の試写会です。
映画より少しだけリアルなSFを、約80分。
なぜか視界が変わります。
誕生日の翌日、3/14 21:00〜
大阪のホテルより Zoom生配信(アーカイブあり)
🥂 転生会なので、飲み物だけ地球から持ってきてください。
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