今日で、ライフコーチとして独立20周年になりました。
30歳の時に100万円近く自己投資した結果、約20年後の私はこうなりました。
ライフコーチとして、独立20周年を迎えました。
29歳から始めたブログを、今も書いています。
一番勢いがあった頃には、年収2000万円を超えた年もありました。
今の方が、身体の柔軟性もあり、疲れにくいです。
80歳の母と旅をしています。
Etsyで海外向けのショップを開いています。
AIで20年分の経験を増幅しています。
そして、今思うことがあります。
知識は学べば手に入る。
でも知恵は、人生を通らないと手に入らない。
これが、30歳の100万円の20年後の実験結果です。
100万円を払った人間が、20年かけて受け取ったもの
30歳の頃の私は、少し必死でした。
人生を変えたかった。
このままでは嫌だった。
もっと自由になりたかった。
だから短期間のうちに、
コーチングの講座に60万円。
ビジネスセミナーに10万円。
そして「成功脳」という講座に30万円。
合計100万円近い自己投資をしました。
正直、怖かったです。
でも同時に、
「払ったからには使い倒そう」
という回収スイッチも入り始めていました。
ただ、これは、
「自己投資をした方がいい」
という話ではありません。
100万円を払った人間が、20年かけて何を受け取ったのか。
その報告です。
100万円で買ったのは、講座だけではなかった
当時の私は、知識を買ったつもりでした。
コーチングを学ぶ。
ビジネスを学ぶ。
成功するための考え方を学ぶ。
そう思っていました。
でも今振り返ると、100万円で手に入れたものは、講座の内容だけではありませんでした。
そこには、出会いがありました。
そのひとつが、20年以上お世話になることになる美容師のメンターとの出会いです。
ビジネスセミナーで出会ったその人とは、毎日のようにメールのやり取りをしました。
それが1年以上続きました。
マーケティングや集客の考え方も学びました。
でも、それ以上に大きかったのは、独立して生きる人の考え方でした。
何を大切にするのか。
どう判断するのか。
どうやって自分の仕事を作るのか。
どうやって自分らしく生きるのか。
私はその人とのやり取りを通して、経営者としてのマインドセットを学ばせてもらっていたのだと思います。
私が独立する前に開催したセミナーでは、ゲスト講師も引き受けてくれました。
その人とのメールのやり取りをまとめた『かないずむ』という小冊子も作りました。
ありがたいことに、メンターを通じて、その冊子の表紙に、本田健さんからサインをいただいたこともあります。私の人生を変えるスタートは、本田健さんの冊子だったからです。
今思うと、30歳の私は、講座を買ったつもりでした。
でも実際には、それまで知らなかった世界への入口を買っていたのかもしれません。
そしてもうひとつ。
髪型が変わりました。
これは笑い話のようで、私にとってはかなり大きなことでした。
髪型が変わると、見た目が変わる。
見た目が変わると、自分の扱い方も少し変わる。
私は少しずつ、垢抜けていきました。
それは単なるヘアスタイルの話ではなく、
自分をどう見せるのか。
どう表現するのか。
どう生きるのか。
そんなことまで含めて、少しずつ変わっていったのだと思います。
30歳の100万円で受け取ったもの。
それは、コーチとの出会い。
美容師メンターとの出会い。
その先で出会った人たち。
人生を変えるのは、学んだ内容だけではなく、
誰と出会うか。
誰の生き方に触れるか。
どんな世界に足を踏み入れるか。
そういうことなのかもしれません。
数字を追っていた頃
その後、私は独立しました。
34歳で会社を作り、一番勢いがあった頃には、年収2000万円を超えた年もありました。
当時の私は、一人でどこまでセールスを作れるかを試していました。
マクドナルドでも。
アパレルの店長でも。
独立してからも。
ずっと数字と向き合ってきました。
でも不思議なことに、人生はそこで完成しませんでした。
思い出すことがあります。
一番売れていた頃、家族旅行に行きました。
でも私は、旅行を楽しめていませんでした。
売上が気になる。
セールスが気になる。
数字が頭から離れない。
そんな私を見て、母が怒りました。
「あんた、その態度何なの」
今思うと、その通りでした。
家族と旅行に来ているのに、心はその場にいませんでした。
人生の速度を変える
35歳頃、私は別の危機感を持ち始めました。
このまま目標達成だけを繰り返していたら、人生は長続きしない。
そう感じたのです。
だから、別の投資を始めました。
身体への投資。
感性への投資。
時間の使い方への投資。
ジムに通い始めました。
ヨガも始めました。
瞑想も始めました。
背中の痛みをきっかけに、カイロプラクティックにも通うようになりました。
一人旅を始めました。
英語を学び始めました。
歌を習い始めました。
美術館や映画館にも足を運ぶようになりました。
当時は、それが何につながるのか分かりませんでした。
ただ、この先も長く人生を楽しめる人間になりたいと思っていました。
20年後に、身体が答えを出した
始めた時は、何になるのか分かりませんでした。
でも続けてみました。
すると20年後。
軽い身体が出来上がっていました。
今の私は、肩こりがありません。
子どもの頃からの悩みだったので、自分でも驚いています。
体重もほとんど変わりません。
20年前に履いていたデニムが、今も体に入ります。
焦りも少なくなりました。
好奇心はむしろ増えています。
平日の昼に美術館へ行ける。
山に登る。
一人旅をする。
英語を学ぶ。
そして今は、80歳になった母と旅に出ています。
あの頃、旅行中に売上ばかり気にしていた私を叱った母と。
不思議なものです。
本当に欲しかったもの
20年前の私は、どこまでセールスを獲得できるかに夢中でした。
でも本当に欲しかったのは、お金そのものではなかったのかもしれません。
自由に動ける身体。
自由に使える時間。
大切な人と過ごせる余白。
そして人生を面白がれる感覚。
そのために、日々を少しずつ積み重ねたらどうなるのか。
私はこの20年間、自分の人生でそれを試していたのだと思います。
AIで、20年分の経験を増幅する
そして今、AIという新しい道具が現れました。
私はAIを学んでいるというより、20年間育ててきた経験をAIで増幅している感覚があります。
だから不思議と、20周年なのに終わった感じがしません。
むしろ、始まった感じがしています。
あの頃の私へ
30歳の私へ。
あの100万円は高くなかった。
あなたが買ったのは、講座だけではありませんでした。
新しい世界への入口でした。
人との出会いでした。
そして、人生の流れが変わるきっかけでした。
35歳の私へ。
人生の速度を変えてくれてありがとう。
身体を整えること。
感性を育てること。
時間の使い方を変えること。
それらを始めてくれてありがとう。
そしてライフコーチとしての私へ。
自分の人生を生きることが、仕事だったよ。
今日で独立20周年。
30歳の100万円の実験結果。
次の20年が、もう始まっています。
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