願望と行動の間に、受付はいらない

最近、久しぶりに「未来日記」のようなものを始めました。

昔は、手書きのノートに、

  • こんな仕事がしたい
  • 次はこの場所で講演したい
  • これくらいの収入を得たい

と、かなり具体的に書いていました。


そして実際に、書いたことが次々と現実になっていった時期がありました。

今は手帳を使わなくなったので、2026年版として、検索されないブログに「青写真日記」を書きはじめました。


  • これから起きてほしい未来。
  • 今日、その未来に向けてした行動。
  • すでに起きている小さな兆し。

この三つを、思いつくたびに書き足し、更新ボタンを押しています。


AI時代は、行動だけが先に進みやすい

この日記を始めて気づいたのですが、今は以前よりも、行動の速度がずっと速くなっています。

AIを使えば、

  • 企画を整理する
  • 記事を書く
  • 職務経歴書を作る
  • ホームページを整える
  • 講座を設計する
  • 応募文を作る

といったことが、驚くほど短い時間で形になります。


以前なら数週間かかっていたことを、一日で進めることもある。

ところが、現実の側はそこまで速く動きません。


ホームページを作った翌日に、必ず問い合わせが来るわけではない。

講座を告知した翌日に、すぐ満席になるわけでもない。

応募した直後に、仕事が決まるとも限りません。


だから、行動した人ほど、

こんなにやったのに、現実はまだ変わっていない

と感じやすくなっているのかもしれません。


AI時代、人間の制作速度は上がりました。

しかし、相手が記事を読み、考え、相談し、申し込む速度までは倍速になっていません。世界全体がこちらの生成速度に合わせてくれるほど、社会は気が利いていないのです。


「まだ起きていない」を、失敗と決めない

行動したあとに反応がないと、私たちの頭はすぐに、

  • 需要がないのかもしれない
  • 方向が間違っているのかもしれない
  • やっぱり無理なのかもしれない

と結論を急ぎます。


けれど、事実は、

まだ起きていない

だけです。


まだ問い合わせがない。

まだ申し込みがない。

まだ売上になっていない。


そこに、

だから、この先も起きない

まで書き足す必要はありません。


未来の方へ行動しているのに、現在の反応だけを見て引き返してしまう。

これは、山を歩き始めたのに、最初の数分で山頂が見えないから下山するようなものです。

ずいぶんせっかちな登山者です。



青写真日記に書いていること

私が始めた青写真日記では、毎日三つのことを書いています。

1.これから起きてほしい未来

たとえば、

  • 法人から研修の相談が届いた。
  • 担当者の話を丁寧に聞き、相手に合った内容を提案している。

というように、未来の場面を現在形で書きます。


2.今日、その未来に向けてした行動

  • 法人向けの記事を書いた。
  • 外部案件に応募した。
  • 新しい講座の案内を作った。

ここには、実際にしたことだけを書きます。


 3.すでに起きている小さな兆し

  • 過去の記事に「いいね」がついた。
  • 商品がお気に入りに登録された。
  • 誰かとの会話から、新しい企画が生まれた。

売上や契約だけを「現実」と呼ばず、その前に起きている小さな動きも記録します。

そうしないと、頭は平気で、

今日も何も起きなかった

と報告してきます。


実際には誰かが記事を読み、商品を見つけ、何かに心を動かされているかもしれない。

現実は、契約書が届いた日に突然始まるのではなく、その前から小さく動いています。


願望と行動の間に、受付はいらない

未来を思い描いても、多くの人はすぐに、

本当にできるのか
もっと準備が必要ではないか
誰かに認められてからではないか
失敗したらどうしよう

と考えます。


願望から行動へ進むまでに、頭の中でいくつもの窓口を回り、番号札を取り、審査を受ける。


でも本当は、

やってみたい
では、今日は何をするか

でいいのかもしれません。


願望と行動の間に、受付はいらない。

未来を信じ切ってから動く必要もない。

不安がなくなるまで待つ必要もない。


「まだよく分からないけれど、今日はこれをやってみる」

そのくらいで、未来への通路は開き始めます。


1D1U UNKNOWNで、21日間の実験をしてみたい

ONE DAY ONE UNITの定期開催は終わりましたが、

ONE DAY ONE UNKNOWN が誕生しました。


この青写真日記を、次の「1D1U UNKNOWN」でも取り入れてみたいと思っています。

ただし、全員が最初から具体的な未来を描けるとは限りません。


未来が見えている人は、

  • これから起きてほしい場面
  • 今日、その未来を生きる人として選んだ行動
  • 今日見つけた小さな兆し

を書く。


まだ未来が見えない人は、

  • 今日、何に心が動いたか
  • どんなときに少し自分らしくいられたか
  • 明日、もう一度試したいこと

を書く。


未来を描くのではなく、未来の材料を集めるところから始めてもいい。


そして21日後、記録を振り返りながら、

私は何を望んでいたのか
どんな行動を繰り返していたのか
どんな小さな兆しが現れていたのか

を見つけていく。


答えを決めるためではなく、まだ知らない自分へ進むために。

未来は、信じ込むものというより、

日々の行動と小さな兆しを通して、少しずつ輪郭が現れてくるものなのかもしれません。


そして、その未来へ向かうために必要なのは、大きな確信ではなく、

今日も一つ、未来に合う行動をした

という記録なのだと思います。


1D1U(Uuknown)第1回目の開催は、既に、毎日ログをつけることが習慣化されているリピータのみの会となります。

反応を置いて、その余白に、未来が入ってくる実験室です。

Create Space. Let Life Surprise You.

1D1U (Unknown )8/24~21日間

詳細はこちらです。