自己基盤と何か?

 1D1Uのセッションで、「自己基盤とは何か?」というご質問を受けました。その方は、「やり抜く力」というイメージでいらしたようです。私が思うに、そのほかには「自分を愛する。自分を大切にする。意志の力。自分の内側に従う」という言葉でも言い表せられます。


 そもそもそれらの自己基盤がないと、何をするにしても運用できないのです。例えば、学んだり、本を読んで知ったアイデアをすぐに実行しなかったり、実行したとしても、それを継続できなかったり、そうすると結果に結びつかないのは当然の結果になってしまいます。
 一方、自己基盤があれば、フォーカスしたいことを見極めて、やると決めたことを実行し、継続もしていきますので、何かしら変化を生むのは当然なのです。だから、どの会社へ行っても結果をだしたり、独立したとしてもやっていけるのです。私が独立前に「堀口さんは成功するよ」と何人にも太鼓判を押されましたが、その方々は、きっと自己基盤に同じものを感じたのだと今ならわかります。


 たまたま、YouTubeでホリエモンチャンネルを見ました。視聴者からの質問コーナーで、「多動力を読んで、インドネシアに1週間行くことにいましたが、ビジネスチャンスを見つけるヒントをお願いします」という質問があり、ホリエモンさんは、「誤読している人多いんだよね」とがっかりしていました。(笑)


 1D1UのBeyond Campのとき、「新しい行動として、毎日カフェに行きます」と言う方がいらっしゃいましたが、それとも似ています。「それはフォーカスすべきところですか? そうでなければ時間がもったいないです」と私もホリエモンさんのように、バッサリでした。(笑)。回り道をするということをイチローさんが言っていましたが、自己基盤が整っている人が言う、回り道のイメージをよく考えてみないと、やっぱり誤解してしまうと思うんです。無駄なことが回り道と言っているのではなく、道のない道を探求するから回り道と言うのかなと、私は捉えています。

 
 自己基盤が整っていれば、誤解と言うことも少なくなり、いろいろな人の言っている本の内容も著者が伝えたいようにまっすぐ入ってくるはずです。自己基盤がものを言います。
 じゃあ、自己基盤をどう整えていけばいいのか? やはり習慣化させるためにトレーニングすることが、自己基盤の趣旨的にマッチします。ですので、1D1U kitをトレーニング付きにしたのです。

 現在行われている、1D1U 7th Campは、「インスピレーション」がテーマになっています。やはり、インスピレーションも受け取る人の心の持ち方が大事ということで、自己基盤に繋がってくるという話をDay 8の今しているところです。皆さんが今までのCampで一番内観をしているかもしれません。心の声に従って進むために。