やることをやっているようですが、長い間、小さな変化のクライアントさんに言いました。「逆に言うとその目標に挑み続けているから、それでいいや、という風になっていません?」と。すると、「おっしゃる通りです」と言いました。それだけやっておけばいいのか? というと、変化させるには、いろいろなところで動いて、考えることが、相互に作用して、いい結果にもつながると思うのです。
「そればかりでなく、非日常的なことも取り入れたらどうでしょうか?」と私が言うと、転職と仕事のことしか考えていないクライアントさんは、すっかりフリーズしてしまいました。「何も出てきません」と困り果てているように聴こえました。
いったい、どんな投げかけをしたらいいんだろうか? と私も少し考えまして、突拍子のないアイデアを言いました。
「ヒカキンさんが、かつて北海道と沖縄を日帰り旅行するという計画を実行していましたけど、それくらいインパクトのある非日常を入れていかないといけませんね~」と。近くのアジア日帰りとかもできるかもしれません。そして、何気なく私は続けてこう言いました。「旅行の計画を立てるのも非日常感を味わえて楽しいですよね」と。そのとき、思い出しました。クライアントさんは、アナライザーだから、計画立てるの大好きだわ!と。そして、「アナライザーだから、計画立てるだけでも楽しいんじゃないですか? いつか行く旅行の計画を立てる時間を、毎日の息抜きに入れていくと、頭も動き出すんじゃないでしょうか!」と。
クライアントさんも「計画!」というワードに反応したようで、急に水を得た魚のようになりました。(笑)前半30分のクライアントさんと後半30分のクライアントさんは、別人のように!
さらに、コミュニケーションにおいても、アナライザーゆえに「冷たく感じる」とか「理由を問いただすことが、きつく思われる」など、悩んでいたことがあったので、先週から私のまぐまぐのメルマガ『セッション』の中で教えている、タイプ分けについてのレクチャーの時間にもなりました。まるで、占い師のように私の言うことがどんどん当たり、(笑)さらに、「タイプ分け」という、そもそも分析であるところに、アナライザーのクライアントさん大ヒットしたようです!
自分を知るということが、今のクライアントさんには必要だったようです。私と全く真逆のタイプのため、逆に私の考え方にいつも興味を持たれていて、セッションは成立していましたが、(笑)こちらも相手を分析するという形で接する形も必要なことだったのだなと、改めて実感しました。
未来を描くのは苦手とおっしゃっているアナライザータイプですが、「計画を立てる!」ならば、自然と詳細のほうまで未来を描くことができるのでしょう。このセッションで、自身の特徴を明確にできて、停滞気味の転職活動にも、ブレイクスルーの兆しが見えてきたような気がしました。
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