限界を突破する。

 先ほどまで、クライアントさんだった方のGIGへ行っていました。2年前までは、一緒のボイトレの先生に習っていたのですが、その方は新しい歌唱法習得のためにほかの先生に変わられて、今日は2度目のソロライブでした。それで思ったことがありまして、こちらのブログのほうに記事を書いておこうと思いました。

 もともと上手な方なのですが、さらにどの歌も安定感があって、相変わらず上手でした。もとはと言えば、低音が出ることが強みのような方でした。しかし今回はレンジがぐんと広がり、どこでもOKのような感じです。絶対無理とかつてご本人が言っていたファルセットも余裕でした。あまりにもスムーズに歌われるので、何が大変だったのか、こちらもわからないほどまで変化されていました。そこまで普通になると、もともと持っているのに出さなかっただけなのか? とさえ思えてきました。

 ファルセットを出したいと思ったということは、出せるからそう思ったのかもしれません。自分の中にそんな要素がなかったら、思いませんから。

 最近、クライアントさんの出てくる言葉にも注意を払っています。「まだ、限界突破したことがない」と、そんな言葉を言いそうもなかった方が、先週そう言って、びっくりしました。私は、氷川きよしさんにすぐリンクしちゃいましたが。(笑)

 そう、彼女は限界を突破したのです。