「なんだか盛りだくさんのトピックにもかかわらず、どのトピックも、充分に話すことの出来たセッションでした。こんなセッション、可能なんですね。頭もスッキリ、方向性、フォーカスエリア、アクションプランも決まって、過去最高のセッションでした」
リピーターのクライアントさんよりご感想を頂きました。1年数か月のセッションで、激変してきたクライアントさんなので、いままでもいいセッションだったとは思いますが!(笑)
最近、クライアントさんに「すごい!なんでわかるんですか?」と言われることが増えました。メルマガ『セッション』で傾聴スキルを言語化しているので、より的確になってきたのだと思います。特に、最近は「フィードバック(会話の切り返しの部分)について書いているので、洞察力のあるフィードバックが的確になってきたのでしょう。最近のセッションの中で、意図してフィードバックをしているポイントをまとめてみます。
①クライアントさんの言葉から、背景を想像するのが速い。
例えば、クライアントさんが上司の話をされた場合、そこから「上司はこういうことがあるのかもしれない」と推測したことが、的を射ているパターンです。クライアントさんに質問して説明してもらわなくても、こちらが先に想像できれば、話が速くなります。
②クライアントさんの無意識で考えていることをフィードバックしている。
相手が認識していることを話しているというのは、顕在意識で話している部分です。たいてい頭で考えているというのは、「しなくてはいけない」という部分なので、「しなくてはいけない以外の、しないことを選んでいる」部分が、無意識の領域です。その部分こそ、相手の本当の望みであったりするのです。そこが見えてくると、話が整理されるのが速くなり、アクションプランも明確になっていきます。
③相手の話をよく聴くことで、実行しやすい提案をしている。
フィードバックが的確であると、混沌としていたところからシンプルになるので、行動に起こしやすくなるのです。
フィードバックというのは、会話が深まる鍵になります。英会話の先生も私の少ない英語からの洞察力がある方なので、私が英語を話せた気になるのです。(笑)洞察力大事ですね。
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