今年4月から、メルマガ『セッション』が、6月から私の傾聴スキルについて教える『LTP』が始まりました。自身の傾聴を教えるとは、実に初めてのことでした。自分から企画するというよりも、The universe was talking to me. そういうものは、たいてい軌道にのります。その証として、まぐまぐ大賞部門別で3位を獲得したり、LTP傾聴プログラムも、現在4名の方が受講されています。
傾聴を教えるにあたり、英会話の先生に質問されたことがあります。「君の必殺技は何?」と。
LTPの生徒さんの会社にプロコーチが研修に来ていて、コーチングのデモンストレーションを観たそうです。
その感想として、コーチングの型通りでなく、ジャズのようなセッションで、ときには、強めのフィードバックで、相手を揺さぶったりしながら、最後には相手が自分で気づくようなセッションだたので、無茶苦茶に見えたそうです。それで、自分のイメージしていたコーチングと違うことが、疑問になったようでした。その講師の人にも質問して聞いたそうなのですが、わからないことがあったようで、私にも意見を聞きたいとのことでした。
そして私の試行錯誤のストーリーを聞いたあとに、その方がおっしゃいました。
「コーチングって、コーチングの型だけではできないんですね。コーチ自身も成長しなくてはいけないんですね。だから、現代哲学の勉強も必要だと、そのコーチが言っていたんですね。納得です」
そう言われて、私もコーチングの型を捨てた時期があったなぁと思い出しました。ある日突然、60万円分の分厚いファイル2冊分のテキストも捨ててしまったのです。それは、自分の傾聴を作るための儀式でした。守破離ですね。
それから、8年くらいが経過。離の証として、「リバースフォーカス」ができるようになったのです。このブログを、「リバースフォーカス」というタイトルにするのも1つの案となっています。
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