あるクライアントさんが、お客様から問い合わせをいただいたそうですが、定員の問題でお断りししたそうです。そのとき「じゃーいいです」とお客様に言われ、「この対応でよかったのかな?」と心配になったようでした。
クライアントさんは、お断りするかわり、他のオプションも伝えてあげたほうがいいのかなと考え、いろいろとお聴きしたそうなのです。なので、聴いたわりに、受け入れない感じになったことが、一番のモヤモヤポイントでした。
私は、客観的に感じたことをフィードバックしました。
「年度はじまりのギリギリに問合せしてきたということは、お客様は『ダメ元』で電話したのではないでしょうか。だから、『じゃーいいです』という返答になったんですよ。もし、本当に受け付けてほしいと思う人ならば、『空きが出たら教えてください』とか言ったと思うんですよね。なので、とりあえず訊いてみたお客様と、他にもオプションを提案しようとしたこちらの温度差が、違和感に感じたのではないですか?」と。
クライアントさんは、腑に落ちたようで、罪悪感に感じていたことが、流れて溶けていったようでした。
相手の言動で、「私が悪いことしちゃったかな?」と考え出すと、どんどん悪いことを探してしまい苦しくなります。そんなとき、相手の状況を想像してみることで、物事の真意が見えてくるものです。実際、クライアントさんにも悪気はありません。
そんなクライアントさんも、1D1U Campの最終日前日に、この20分セッションの申し込みをされました。希望時間は午前中のみですし、クライアントさんもダメ元でメールしたそうです。最近の私は朝8時に起床していますので、(笑)受け入れることができました。
ギリギリで問い合わせてみるときは、「空いていればラッキー」くらいに思っているも。なのにお客様に質問して、いろいろと聴きすぎてしまった…という違和感だったのでしょう。
私も20分という短いセッションのときは、近況など聴くことは端折ります。いくらでも話を広げることができてしまうので。(笑)
先日の記事にも書きましたが、病院の問診のように、いきなり核心に向かう質問をして、短い時間でのセッションを効果的にしているのです。このセッションでは、20分で2つテーマがクリアになりました。
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