『DIE WITH ZERO』お金の使い方が変わる=人生が変わる本!

 オーディオブックで目に付いたタイトル『DIE WITH ZERO』を聴いてみたところ、ものすごく必要な本でした。

 一言で言うと、死ぬときはお金ゼロを目標に生きていきましょうということ。

  • 今しかできないことにお金を使うこと。
  • 今生きることを先送りしないこと。
  • 一度きりの人生で本当にしたことをする。
  • 人生の最期で大切になっていくことは思い出。

 経験へ投資をしようという考えです。その理由には納得しかありません。私もそのように考えているので、楽しく本書を読み進めました。そして具体的な方法もいくつも書かれています。



◎死ぬまでいくら必要か? いつから資産を切り崩すのか?

 年間いくらで生活できるか? を計算して、働けなくなったときにいくら用意しておけばいいか?を算出すること。しかも、自分の寿命を計算できるアプリもあるから、いつまで生きるか?を予測すること。★寿命予測


 早速私も自分は何歳まで生きるか? チェックしてみました。毎日運動をしていますし、お酒もたばこもやらず、これまで病気をほとんどしたこともなく、ストレスも少なく、毎日ポジティブな人の場合は? 94歳とはじき出されました。(笑)

 何歳までいくら必要なのか? がわかってきたら、人生のどこかの時点で、お金を貯めるのをやめられる年齢も見えてきます。人の寿命で考えれば、45歳から60歳の間に資産を崩しだすことがいいのではないかと、本書では書かれていました。


◎身体が動けるうちに経験にお金を使っていく。

 若いうちに体験にお金を使わないと、身体が動きにくいころからお金を使おうと思っても難しいことになるからです。動けるうちにどんどん経験に使うことが大事です。同時に若いうちから予防の医学に投資することも大切になってきます。

 経験にお金を使うと、「あの時・・・だったよね!」と何年も語りたい話になります。私も35歳あたりからひとり旅にお金をかけてきたことが、今思い出すだけでも満足感に浸れます。最近は、YouTubeで街歩きの4K動画が流行っていますが、現地を歩いて旅したParisやNYの動画を観ると、ありありとあのときの気分を思い出せます。若い時に行ってよかったです。(笑)


◎相続について

 子供が35歳を過ぎたあたりから、生前贈与をしていくこと。あまりに若いときに贈与すると、子供も使い方がわからない年齢だからということです。子供が50歳のころに贈与を受けるよりも、若い時のほうが子供が経験することに使えますよね。

 ちなみに私の親は、そのあたりちゃんと考えてくれて有り難いです。

 つまり、「ゼロで死ね」ということは、人生が充実するための考えになるのです。私はまだ財産を築けていませんが、(笑)ちょうど人生折り返しの年齢。今のタイミングでこの本が読めて本当に良かったです。


 よく視聴するチャンネルにもレビューがありました。本書と合わせてチェックしてみてください! 生き方が変わるインパクトだと思います。