あるクライアントさんが、姪御さんに語学を教えるように頼まれたそうです。子供に教えるにはどのようにしていけばいいか? セッションのテーマになりました。
受験のためでもないですし、自由な教え方が可能だからこそ、迷うところです。教科書通りでは、おばさんが教える意味もないですし、文法から教えていくことも、つまらなそうですし。どこからスタートさせていけば、興味を持ってもらえたり、習得してもらえるのか? 対話しながら考えていきました。
クライアントさんとしては、日本語との感覚の違いの面白さも教えたいとおっしゃっていました。またコーチングの観点から考えると、「学習タイプ」を知った上で、効果的に習得できるように教えていく方法もあるかなと思いました。
いろいろとアイデアはでてきたところで、ふと思い出しました。私は姪二人を金賞に導いた経験があります。どんな教え方をしたのでしょうか?
一言で言うと「寄り添っていた」です。相手を観察し、そのとき必要なことをピンポイントで練習させる方法でした。こちらの計画ではなく、相手の進捗を見て、そのとき必要なことを教えていったのです。クライアントさんも、「対等でありたいですね」とおっしゃいました。
小学生に寄り添って考えると、まずは、自分の自己紹介を外国語でできるようになったら、嬉しいですし、鼻高高ですね! 両親やおじいちゃんおばあちゃんにも、きっと褒められるのではないでしょうか。それから、旅行でのちょっと使える言葉も知っておくと、旅行が楽しくなるかもしれません!
まずは、「外国語学習が楽しくなるきっかけをつくる」目的からはじめ、もし本気でやってみたくなったら、計画を立てて教えてあげればいいかもしれませんね。
1対1で教えることのメリットは、「寄り添えること」ですね。クライアントさんが、語学を教えることで、他の教科にもいい効果がでていくのではないでしょうか。
フリーなおばさんは暇ですから、どんどん活躍していただきたいですね。(笑)
0コメント