先日鑑賞した映画『CODA』のクライマックスシーンの歌がとてもよかったので、歌をマスターするために、いつものボイトレのように、英語の発音にカタカナを振る作業をしました。英語だけでも歌えるのですが、フレーズによっては字余りになったりすることもあるので、まずはとにかくカタカナを振ることが、私にとってはスムーズに英語を歌うコツです。カタカナ表記は、以下のブログの方にアップしています。
ただいま、1D1U Spin-off 17を運営していて、Sustainable Master ということで、持続可能にする人の循環を生み出す自己基盤について考察中です。Spin-offの記事には、Sustainable Masterの考察とカタカナ表記を掲載してみたら、コメントと共にご質問もいただいたので、こちらで循環させてみたいと思います。
Q. カタカナを見ながら歌ってみました。歌いやすいです。これは、耳だけでカナを振っているのでしょうか。英語も参考にしているのでしょうか。私もやってみたいと思いました。
A.耳だけでカタカナを振っています。ただ私にとっては修行が必要でした。ようやく1度聴いただけでできるようになった感じです。
たとえば、And ice cream castles in the air.
に、日本人っぽい発音でカナを振ると、
アイド アイス クリーム キャッスルズ イン ディ エア
となりますが、実際にはこう聴こえました。
アン ダイスクリーム キャッスルーズ インディエァー
人間は自分が発音できないと、その通りに聴こえないということがあります。And ice ときたら、リエゾンして「アンダイス」と発音したことがないと、アンダイスに聴こえないのです。
試しに自分の先入観を抜きにして、この英語を聴こえたままにカタカナしてみると、自分がどこをキャッチできていないか? もわかってくると思います。キャッチできている人に、教えてもらうと「あ、聴こえた」となっていくでしょう。
私はボイトレを習うまで、英語の歌を歌ったことがなく、ボイトレはじめて4年目くらいから、洋楽を歌うようにしていきました。英会話レッスンもはじめたからです。
英語の発音がスムーズにできないのなら、カタカナを振ればいいと考えました。そうしたら英語のつながり、リエゾンのことがものすごくよくわかってきたのです。
他には、リスニング、スピーキングの強化として、カランレッスンをはじめました。レッスンで毎日ネイティブの発音を真似していれば、自分の頭の中には、その発音しか存在しなくなっていくので、ぶつ切りで発音していたところが、だんだん滑らかにもなり、映画の字幕がなくても、単語ごとにリスニングはできるようになっていくという感じです。
まずは、音だけでカタカナ振りをする段階をステップ1として、2ステップ目は、英語も照らし合わせていくと、英語のリエゾンの仕組み、発音の仕組みが見えてきたという感じです。
また、歌唱のいいところは、1つ1つ発音していては、字余りになってしまうので、メロディーに入れ込むために奮闘する中で、リエゾンがわかってくる点です。見事メロディーに自分の英語が入ると、おー!!!!となります。ネイティブは、こんな風に発音していたのか!と、ようやくわかった感じがしています。
時間はかかりますが、リスニング力、スピーキング力と両方鍛えられるので、洋楽トレーニングはオススメです! フランス語とイタリア語は全くわからないので、きっと一生カタカナだけで満足するでしょう。(笑)
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