今回は1D1U Camp の毎回恒例のノベルティが、早めに完成しました。毎回違ったギフトを考えるようにしているので、大変そうなものですが、逆に「毎回違うもの」と縛りがあることで、新しいものを探そうとするアンテナの方が優位に働いて、今回は2つの案が浮上し、あとから出てきたB案の方を採用しました。A案については、次回のキャンプのノベルティで使いたいと思います。
B案は絵を描く作業があったので、美大出身の妹と会ったときにその絵を見てもらうと、「ここ、ちょっとトーンが違うから、違和感じゃない?」とフィードバックが。たしかに。ロバートの服の色は変えられませんが、(笑)トーンを揃えてみることにしたのです。
フィードバックのおかげで、全体的なトーンもさらに見直し、とてもマイルドな仕上がりとなり、クオリティーアップしました。こうしてフィードバックしてもらうと、こちらの行動や考えを変えるきっかけになります。
「今回の1D1U Campのレポートは、大作でしたね~」と執筆された人たちが、毎回言っています。今回もそう感じました。しかも一気にレベルアップしたような。これは添削と編集を繰り返してきたことが、反映されてきたようにも思います。
こちらとしては、送られてきた原稿を添削したら、上書きしてお返ししているので、「なぜ直したか?」という部分は、特に明記していません。相手が考える余白を残しているのです。
なので添削された方は、「どうしてだろう?」と自然と自分で考えることになります。そうやって、自分でノウハウを言語化することによって、自分での再現性も高まるというわけです。ついにこのやりとりが、実を結んできたのだと感じることができた皆さんのエッセイでした。
ここまできたら、次の課題としては、「タイトル」「小見出し」「ラストの言葉」です。ここはこちらが加筆していることがほとんどなので、この感覚を教えることができたら、私も成長しますし、皆さんもさらに伝える力がアップするでしょう。
フィードバックというのは、相手が考える余白を残し、直接指摘されたり、教えられたりするよりも、ちょっと距離感もあるから伝えやすいし、受け取りやすいものです。そんな風に、教えるとフィードバックの違いを意識して使い分けてみると、伝える力が格段にアップすると思います。そしてなによりコーチの仕事は、フィードバック力が求められるのです。
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