時間がないのは、運動で解決できる。

 「ずっと堀口さんに同じことを相談している気がするのですが。やっぱり時間についてなんですよね。予定よりも早めに終わらせたりするタイプなのですが、それでも時間がない。週1とか月1とか人に会ったりして豊かな時間もないわけでもないですが。・・・・(中略)1日の中に豊かな時間がないんでしょうね」

 それから、運動が嫌いという話になりました。ジムに入会するのも重い腰が動かないそうです。周りのひとにオススメのジムも紹介してもらったようで、30分で完結できるジムとのことで初心者にはよさそうですね。

 私は、15年前からジムに通っています。5年前くらいから毎日通うようになりました。それまでは週3くらいで十分と思っていたのですが、ジム料金も高いほうなので毎日通わないと損と思い始めたのと、運動をした方が、脳にもよさそうだと気づいたからです。日課にした結果、ベネフィットが多すぎです。本当に日課にしてよかった。日課にしてしまえば、行く、行かないの迷いもないので、重要な選択をするときのための決断力にも響きません。

 日課のジムは、80分くらいあれば、トレーニング、有酸素、サウナ、お風呂まで完結できるものです。毎日ジムに通う効果はもちろんあり、ステイホームが続いても、1日3キロはウォーキングしているので、体重の増加もありませんし、身体がいつも軽いので、フットワークも決断も軽いですし、何をするにしても早くこなせるようにもなった気がします。筋力があるので、いろいろ楽です。そのほか、ヨガ、瞑想をしている相乗効果もあると思います。

 

 また、ハーバード大学の疫学研究者ジェニファー・ウーヴによれば、70歳から81歳の女性、1万8766人の認知能力を分析した結果、週に12時間のウオーキングか4時間のランニングをしていた人は、記憶や知能テストで能力が衰える確率が20%低かったといいます。

 アンチエイジング効果も抜群ですね。前頭葉が衰えると、怒りっぽくもなりますから、頑固なシニアにならずに済みそうです。(笑)


 つまり、時間がないという問題は、運動で解決できるのです。頭の回転が速いということは、例えばこのブログも以前は5時間もかかっていたところ、今では30分もかからない。ちなみに、本日9時20分に終わったセッションのことを書いています。(現在 10:10)

 ブログに5時間かけていた過去の自分と比較すると、4時間30分、暇な時間が増えたということ。そこにピアノの練習や自炊する時間も入れることができました。ピアノ+弾き語りというハードルもあって、脳の中に新しい回路構築中です。さらに頭の回転が良くなっていくでしょう。

「時間がないという悩みではなく、頭の回転の悩みだったんですね」と、脳のシナプスがつながったようでよかったです。(笑)


 日課になってしまえば、TO DOではなくなるので、手帳に書く必要もなくなります。ONE DAY ONE UNIT は、「手帳がいらなくなる手帳」と謡っているのは、日課にしてしまうから、手帳に書く必要がなくなるという意味で、「手帳が要らなくなる手帳」なのです。

 生産性を上げたい、時間に余裕を持ちたいという人は、脳の働きを良くするために、運動をする。日本のフィットネス普及率3.3%だそうですね。ということは、毎日ジムに通っているという、ステイタスも手に入るのです!