部下が上司をどう思っているかのヒアリングがあったそうです。
「コミュニケーションが少ない、上司をコーチングするにはどうしたらいいですか? 信頼関係がない、反応がないと思う」というネガティブフィードバックだったとか。
どうしたら、コミュニケーションが良くなるのか? 考えてみたいとのことでした。
管理職となり、部下をコーチングするようにと会社からも言われているそうです。しかし、つくづくコーチングは難しいなぁと感じる日々。週1で1時間の部下とのミーティングもしているけれど、それだけでは、コミュニケーションが少ないのか?! と。
ネガティブフィードバック発言の部下に「どうしたら満足するの?」と訊いてみたいけれど、なんか違う感じもして思いとどまっているようでした。
私も訊かないほうがいいだろうなと、クライアントさんにフィードバックしました。根本的なところは、やはりクライアントさん自身ですから。
問題の部下について、クライアントさん自身はどう思っているのか? を訊いてみました。
「信頼してもらっていない気がするんですよね」
「こちらは信頼しているんですか?」
「微妙です…。頼んだらやるけれど。頼りないところが目につくし、お互いに共感しづらいところがありますね。自分を認めてほしい感じが鼻につく感じもします」
「たしかに、共感できにくい部下もいますよね。認めてほしい! と言う感じも、面倒ですね(笑)」
「あははは。あと、なんとなく避けられているように感じることもありますね。声をかけづらい…忙しそうだから、とよく言われます」
「そうですか。クローズな人に思われている?」
「そうかもしれません」
「オープンな上司とどこが違うんでしょうかね…」
「んー。オープンではないですね」
「なぜ、クローズなのか? 理由があるんじゃないんですか?」
「人の気持ちに引っ張られ、自分も一緒に落ち込みやすいですね」
「受け止め方ですね。人と一緒に落ちては、辛くなりますね。ということは、共感しなくちゃと思いすぎでは? 全ての人に共感することは無理ですし、一緒に涙を流すところまで、相手は望んでいないことの方が多いと思いますよ。だけど、理解してもらえた、という共感的理解は欲しいところです」
まずひとつ見えてきたのは、クライアントさんは「共感しよう」と思いすぎて、一緒に落ちることで、相手の相談になっていないことがみえてきました。相談を受けるひとは、客観的に見ているし、相談してきた人にも、客観性を与えることが必要です。
それは、スキル的なところであるので、事実と感情がごっちゃにならない傾聴の仕方をクライアントさんに少し教えました。
「コミュニケーションが少ない、上司をコーチングするにはどうしたらいいですか? 信頼関係がない、反応がないと思う」というネガティブフィードバックだったとか。
どうしたら、コミュニケーションが良くなるのか? 考えてみたいとのことでした。
管理職となり、部下をコーチングするようにと会社からも言われているそうです。しかし、つくづくコーチングは難しいなぁと感じる日々。週1で1時間の部下とのミーティングもしているけれど、それだけでは、コミュニケーションが少ないのか?! と。
ネガティブフィードバック発言の部下に「どうしたら満足するの?」と訊いてみたいけれど、なんか違う感じもして思いとどまっているようでした。
私も訊かないほうがいいだろうなと、クライアントさんにフィードバックしました。根本的なところは、やはりクライアントさん自身ですから。
問題の部下について、クライアントさん自身はどう思っているのか? を訊いてみました。
「信頼してもらっていない気がするんですよね」
「こちらは信頼しているんですか?」
「微妙です…。頼んだらやるけれど。頼りないところが目につくし、お互いに共感しづらいところがありますね。自分を認めてほしい感じが鼻につく感じもします」
「たしかに、共感できにくい部下もいますよね。認めてほしい! と言う感じも、面倒ですね(笑)」
「あははは。あと、なんとなく避けられているように感じることもありますね。声をかけづらい…忙しそうだから、とよく言われます」
「そうですか。クローズな人に思われている?」
「そうかもしれません」
「オープンな上司とどこが違うんでしょうかね…」
「んー。オープンではないですね」
「なぜ、クローズなのか? 理由があるんじゃないんですか?」
「人の気持ちに引っ張られ、自分も一緒に落ち込みやすいですね」
「受け止め方ですね。人と一緒に落ちては、辛くなりますね。ということは、共感しなくちゃと思いすぎでは? 全ての人に共感することは無理ですし、一緒に涙を流すところまで、相手は望んでいないことの方が多いと思いますよ。だけど、理解してもらえた、という共感的理解は欲しいところです」
まずひとつ見えてきたのは、クライアントさんは「共感しよう」と思いすぎて、一緒に落ちることで、相手の相談になっていないことがみえてきました。相談を受けるひとは、客観的に見ているし、相談してきた人にも、客観性を与えることが必要です。
それは、スキル的なところであるので、事実と感情がごっちゃにならない傾聴の仕方をクライアントさんに少し教えました。
もう少し、クライアントさんが週1でやっているコーチングについてもお聴きしました。
「確認で終わっているかも」というのが見えてきました。コーチングをするとしたら、部下のブレストを手伝ってあげるようなサポートが必要です。
「何%くらい終わった?」「2倍の結果を出すには、もっとできることない?」「あとはなにが必要?」など、普段自問自答するようなことを、こちらが質問をしてあげることで、相手の答えを引き出すのを手伝うのが、ビジネスコーチグです。それならば、1時間のミーティングよりも、普段の5分でできるのではないでしょうか。
そんなコーチングができるようになれば、やがてこうなるでしょう。
「ブレスト手伝ってもらえますか?」と部下の方から言ってくるようになるということです。
クライアントさんは、共感しなくちゃ…と思い、一緒に沼に落ちて、一緒に落ちたものだから、突破口は見えない…という相談相手になっていたのです。またそれが、自分を辛くしたり、自分を責めることにつながるから、クローズにしようと働いていたのでしょう。とても女性らしいタイプの方だと思いましたので、ここははっきりとこう伝えてみました。
「ビジネスの場は、感情はいらないと考えた方がいいですね。そのほうが、自分も辛くならなくていいですよ。相手の仕事がうまく進むために、考えを引き出すサポートや、可能性を広げるための手伝い。そういう対話の場を常に持つこと。できていることを認めて、承認すること。そんなコミュニケーションが取れればいいですね。『君ならできる!』と、松岡修造のような感じでいいのでは?」
「おもしろいですね~!」落ち込んでいたクライアントさんでしたが、最後は笑ってそうお答えになりました。
そのあとすぐにメールを頂きました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
早速のFBありがとうございました!グルグルしやすいわたしの気持ちもすっきりです。チームメンバーたちのことは、「さてどんなことが方々で進行してるかな?」と楽しむ気持ちでやってみます。
最後のほうで、わたしはなんとなくいつも罪悪感のようなものを感じながら生きていることに気が付きました。罪悪感とか恐れとか。ちょっと根が深そうですが、それも先ほど紙に記して燃やしてみました。そして満月ということで、お財布フリフリも初めてしてみました~。少しずつ色々なことに種まきをした気分です。
気持ちを軽くしてくださり、本当にありがとうございました★堀口さんと縁がある人生でよかったーー、と神様と堀口さんに感謝しています。それではまた。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
部下のほうから「コーチングしてください!」となることを願っています☆
「確認で終わっているかも」というのが見えてきました。コーチングをするとしたら、部下のブレストを手伝ってあげるようなサポートが必要です。
「何%くらい終わった?」「2倍の結果を出すには、もっとできることない?」「あとはなにが必要?」など、普段自問自答するようなことを、こちらが質問をしてあげることで、相手の答えを引き出すのを手伝うのが、ビジネスコーチグです。それならば、1時間のミーティングよりも、普段の5分でできるのではないでしょうか。
そんなコーチングができるようになれば、やがてこうなるでしょう。
「ブレスト手伝ってもらえますか?」と部下の方から言ってくるようになるということです。
クライアントさんは、共感しなくちゃ…と思い、一緒に沼に落ちて、一緒に落ちたものだから、突破口は見えない…という相談相手になっていたのです。またそれが、自分を辛くしたり、自分を責めることにつながるから、クローズにしようと働いていたのでしょう。とても女性らしいタイプの方だと思いましたので、ここははっきりとこう伝えてみました。
「ビジネスの場は、感情はいらないと考えた方がいいですね。そのほうが、自分も辛くならなくていいですよ。相手の仕事がうまく進むために、考えを引き出すサポートや、可能性を広げるための手伝い。そういう対話の場を常に持つこと。できていることを認めて、承認すること。そんなコミュニケーションが取れればいいですね。『君ならできる!』と、松岡修造のような感じでいいのでは?」
「おもしろいですね~!」落ち込んでいたクライアントさんでしたが、最後は笑ってそうお答えになりました。
そのあとすぐにメールを頂きました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
早速のFBありがとうございました!グルグルしやすいわたしの気持ちもすっきりです。チームメンバーたちのことは、「さてどんなことが方々で進行してるかな?」と楽しむ気持ちでやってみます。
最後のほうで、わたしはなんとなくいつも罪悪感のようなものを感じながら生きていることに気が付きました。罪悪感とか恐れとか。ちょっと根が深そうですが、それも先ほど紙に記して燃やしてみました。そして満月ということで、お財布フリフリも初めてしてみました~。少しずつ色々なことに種まきをした気分です。
気持ちを軽くしてくださり、本当にありがとうございました★堀口さんと縁がある人生でよかったーー、と神様と堀口さんに感謝しています。それではまた。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
部下のほうから「コーチングしてください!」となることを願っています☆
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