リフォーム前の片付け、片付けが苦手な人たちに、どう手順よく導いていけばいいか?

 「リフォーム前に片づけをしないといけないと思う。片付けが苦手な人たちに、どう手順よく導いていけばいいか」というテーマのセッションでした。クライアントさんの旦那さんのご両親がリフォームしたいと言っていたそうですが、クライアントさんとしては、「その前に片付けをしないといけないでしょ」と思ったようです。普段、家業をされているのもあって、片付けに時間を割くことがほとんどなく、本人たちだけがどこに何があるか、把握しながら家業が回っているそうです。従業員にとっては、お母さんがいないと、どこに何かあるかが、わからなくなってしまうことも多々あるそうです。

 「階段にも物がいっぱいあるんですよ」と言うので、「階段はダメですね~」と即答で答えてしまいました。(笑)「物を捨てられないタイプの人に、どう言ったらいいでしょうかね?」これはかなり難しい問題です。
 でも今回は、クライアントさんが春にご出産の予定というのもあり、タイミング的にはチャンスのようです。子供の世話で、細かいところを掃除する時間も減ってしまうでしょうから、今から掃除のしやすい部屋にしておくといいでしょうし。

 きっと、リフォームすることは決めていても、そこに至るまでのプロセスのイメージがまだされていないのかもしれません。忙しい人ならば、なおさらです。クライアントさんがサポートできることは、プロセスのイメージを明確にするために、プランニング表を提示してあげることはどうでしょうか。

 春にリフォームが完了するとして、それまでに必要なことをプラン表に書いていくということです。捨てるには心の準備が必要なので、あらかじめ捨てる日を伝えておくと言うアクションも必要です。また、捨てながら、リフォームで必要なこともわかってくる(棚を作るとか、テーブルを作るとか)ということも念頭のおいておくと、設計の話合いのときに、行き当たりばったりになることは免れるでしょう。先をイメージすることは、とても大事なことです。
 
 さらに、クライアントさんのモチベーションアップのために、「捨てることでのメリット」を考えてもらいました。
 お母さんが楽になる。心配が減る。お母さんの時間が増える。私たち従業員もよくわからないものの在りかを把握しやすい・・・と、いいイメージが広がっていきました。
 そして、旦那さんに「手伝ってよ~」と口頭でお願いするよりも、未来のイメージが共有できるプランニング表を見せながら説明すると協力を促しやすいと思います。いつまでに何をやるのかを見せることで、心の準備もできてスムーズにいくでしょう。
 クライアントさん自身も道筋がイメージできていなかったので、見通しが立ったことで、どうサポートしていけばいいかに自信を持てたようです。


 「こうしたいんだけど、でも…」で、思考が止まってしまうときは誰でもあると思います。「でも…」の先を進めるのがセッションの時間です。「行動が進まない…」と口では言っていますが、なぜ進まないのか? それは、自分が止めているんだということにも気づいていないものです。

 行動が進まないのは、イメージが不足しているからです。または行動をしたとしたとしても、いつもリアクションになっているのも、いちいち大変です。なんとなく道筋が見えながら、実際はこうなんだとわかっていくことが、学びにもなるし、経験として刻まれていくのだと思います。やがて人の役にも立つという、いい循環を生んでいくような気がします。


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