もうそれが手に入っているとしたら、何をするだろう?

 理想のパートナーを見つけたいということで、友人に紹介などをしてもらっているそうなのですが、1回会って話したくらいでは、理想なのかどうかもわからず、次につながっていかないので、どうしたものか…というテーマの30分セッションでした。

 今は、相手を知ろうとするために、こちらからいろいろと質問をしているそうなのですが、その答えから繋がっていくというのは難しいようです。

 「そもそもどんな人がいいんですか?」と質問してみると、多くの人が望むようなパートナーシップ的な答えが返ってきました。聴き手の頭の中でもイメージがあまりひろがって来ませんでしたので、それはそうなのだけど、それで? のところへと質問をつなげました。

 多分、この質問をクライアントさんが思いつかなかったから、停滞を感じていたのだと思います。
 「自分は相手にとってどんなサポートができると思いますか?」と。当然そういうお互いの助けの場面が出てくるでしょう。

 「いろいろと新しい場所、お薦めの場所など探すのが好きなので、一緒に楽しめることを提案すことができると思います」と答えが返ってきました。

 「だったら『…は好きですか? とか、一緒に行きませんか?』という質問に変えていったらどうですか?」と、質問のパターンを変えることを提案してみました。
 相手の背景を知る質問だけでは、望むパートナーシップなのかどうか、計りしえない質問です。既に行動状態の質問をすることで、イメージが広がりやすいでしょう。
 これからは質問を変えていくことで、人と会うのが楽しくなりそうだと、そんな気持ちになってセッションはゴールしました。


 先ほど、こんな言葉を耳にしました。
「BE DO HAVE」でなく、「DO BE HAVE」で、まずは実行して壁を破ること。 

 例えば、対処の仕方をいろいろと調べて、それがわかったら行動して、結果を得られるというよりも、直接問題に飛び込むほうが、もっと早いという意味のようです。

 いきなり飛び込む思考でいるときと、そうでない時と、人はあると思います。個人的にはいろいろ試してきた中で、今では、基本的にいきなり飛び込むマイルールにしています。そのほうがイメージが広がりやすいので、未来が創りやすいです。行動しないと分からなかったこともに見えて来て、次のステップも見えてくるでしょう。

 ともすれば人は忘れてしまいます。いきなり飛び込んでいる思考のときのほうが、望む結果を引き寄せるのが早いということを。

 「もうそれが手に入っているとしたら、何をするだろう?」を自分に問うこと。そして、すでにやっているから、潜在意識もスイッチオンになるのでしょう。

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