問題がチャンスになってしまう人の視点とは?

 現在、2足の草鞋のクライアントさんとのセッションがありました。自分のビジネスを始めるにあたり、お勤め先も関連する業界に今年から勤め始めています。自分の未来へ向けてスタートし始めた、去年までとは違う2016年になっています。

 先日、お勤めの仕事関連で行った先で、個人でやっている人のそれにかける「思い」を強く聞く機会があったそうです。自分のなかで「私は何を伝えたいのだろう? 思いがないのかも…。自分って何をしているんだろう?モノを通して思いを伝えるとか…」と、もやもやしてしまったとおっしゃっていました。


 問題にフォーカスしているとき、人はスタックします。私は、視点を変えるフィードバックをしました。

「思いって重くないですか? 思いというよりも、願いとか、提案とかそんな感じに考えてみると?」

「そっか、確かに。願いのほうがしっくりきます」

「誰かに言われたんじゃないですか? 思いが大事だって」

「そうです! その思いを聞いたとき、クラクラしたんですよね。思いって重いですね」(笑)


 セッションのテーマ1つ目があっという間に終わりました。続いて…。

「会社の中で、私ってこれでいいの? って思ったことがあったんです。若い子にいろいろ教えていたら、仕事がまわりだしたようで、私、仕事が少なくなって悲しい、評価されないなぁって。その子には、社長もどんどんアイデアをメールしてほしい、って言うんですが、私にはそうは言わないので、これでいいのかなと…」

「なるほど。また問題にフォーカスしてますね。若い子が仕事が回ったということが、自分への評価なんじゃないですか。自分が上になったら、部下の変化が自分の評価になるんですよ。問題にフォーカスするのではなく、可能性にフォーカスするとしたら、仕事が減ることに喜びを見出すことですね。スペースが空いた。そこに何が入るだろうって」

「そうか、そう考えると何が入るんだろう?ってワクワクしてきますね」


これも、一発で視点が変わり続いて…。

「だいぶ取れてはきたんですけど、遠慮についてです。上司に相談したいことが、いろいろたまってきたんですけど、提案をしようとすると、説得になってしまうんですよね。利益はこれくらい出るからとか、そこまで考えておかないと、相談できないなと」

「なるほど。利益の話になるってことですね。別に1回で回収しなくてもいいですよね」

「そっか…。で、上司はほかのスタッフには、どんどんアイデアを知らせてほしいから、何十通もメール送ってもらって構わない、って言われているんですけど、私にはそうは言わないんですよね…」

「なるほど。そもそも社長が○○さんに求めているものは何ですか? 社長は人を雇うとき、自分のできないことができる人が欲しいと思って雇うはずだから、専門家としてのアイデアが欲しいのでは?」

「そういえば、あるイベントでバタバタなことがあって、私はそのとき対処することが求められたんですよね。まだ会社が整っていない部分があるから、そっか。私がそこをやればいいんですね」

「そうだと思いますよ。きっと社長はそこが苦手だから、○○さんを雇ったんではないですか?」

「そうですね。自分のやるべきことが見えてきました!」

「そもそも何を求められているのか? 社長のほうが、既に見抜いていると思いますよ。自分の強みに気づき、発揮することが求められているでしょうね」

「社長が、面接で会ってすぐにわかるって、そういえば言っていました」

「そうだと思います。自分が何を求めているのか明確だから、会ってみてすぐわかるんでしょうね。ただ、あるスタッフがそろそろ使えないな…と思うと、同じようなスキルのスタッフを雇って、競わせようとする考えも持ってるので、気をつけてくださいね。(笑)」

 クライアントさんがセッションを始めるころは、「問題にフォーカス」がレギュラーのようなところがありましたので、(笑)こうして半年経過してみると、可能性にフォーカスすることの繰り返しで、今のところに辿りついたと、明らかに言えるなと思いました。今回のセッションで、明らかに客観視できたと思いますので、これからは自分で修正できていくのではないかと思います。


 ところで、私はずっと不思議に思っていたことがありました。私は問題があまり起こらないのに、なんでクライアントさんは、問題を解決したい人が多くやってくるのかな? と。

 最近、本質が見えてきました。私も同じように問題が起きているけれど、可能性にフォーカスしてブレイクスルーの繰り返しだったのだということです。つまり、問題をチャンスに変えていたというわけです。

 これが、私のライフコーチングです。しかし、世間の認識というか、「問題を解決してコーチングが終わり」と思うクライアントさんのほうが、多かったに違いありません。だって、「また問題が起きたらセッションを申し込みます」とよく最後のセリフとして言われていたからです。もしその場合、「問題解決して終わり」という意識のため、また問題がやってくるのです。 
 このことが分かったので、今年の私のセッションは、まずその意識さえ変えてしまえるようになっています。となると、いつも可能性が現実化するしかないでしょう。

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