■11.9 Development 関連エピソードシリーズ④です。
90日コーチング3回目のセッションの方でした。日々の生活の選択が変化し始めています。自分の箱の中からでて、いつもと違うチョイスをしてみようと、11月中旬にはロンドンひとり旅へ行くことも決定されていました。
ほかのクライアントさんも11月上旬、ロンドンひとり旅デビューの方がいらっしゃいます。90日コーチングを受けることで、行動が軽ーくなり、圏外へ行くものですね!
というわけで、準備用紙を見ても、結構変化されているなぁと私は思ったのですが…。
クライアントさんは、「行動しているのでしょうか? 変化に気付くときって、どんなときなんでしょうか?」と、セッションのテーマに挙げられていました。
「変化に気付くとき」
例えば、昔と同じ場所へ行ったとき、前と感じ方が違うとか。昔の友人に会ったときに、昔の距離感と違うように感じたりとか、そんなときに変化を感じることがあります。
クライアントさんは、「選択」自体が変わってきているというのに、ご自身でそこを認識していないご様子でした。「今、変わっていることに着目」することは、今を生きるということであり、今を感じることが、人が唯一幸せを感じ取れる場所です。今にいるのに、結果という未来に着目してしまうと、今を見落としたりするのです。ここで一つ、クライアントさんの思考の癖が発見されました。「足りないところに、変わっていないところに着目しすぎの癖があったのかも」とご自身で気づいていきました。
次に、会社である資格の勉強の費用を負担してくれるから、勉強しないか? と持ちかけられていることについて、どう選択すればいいか? 迷っていらっしゃいました。
今の気持ちは、「少しはやりたい感じ」だそうです。しかし、実際に調べてみると、試験は難関。1500時間かかると言われていることがわかり、「そこに自分の時間を費やすのはどうなんだろう?」とも、揺れているようでした。私はもちろんジャッジする人ではありませんので、「未来がよくなる選択ということを考えながら、じっくり検討して決めればいいでしょう」とフィードバックしました。
3つ目のテーマへ進みました。
「後輩の態度に影響されるのをどうにかしたい」ということでした。後輩トレーニングのあと、後輩の態度、表情があまりよくないと、「自分が悪かったかな?」と思うことが多いようです。そこで、次に話すときには気を使い過ぎてしまって、枕詞が多くなってみたり、とにかく振り回されている感じのようです。
私は次のようにフィードバックしました。
「後輩に教えるという役割ですよね。後輩が理解が深まって、次から改善されるところがゴールですよね。もし、相手の表情が気になれば、そのとき聞いてみればいいですよね」と。
表情を見て、「悪いことをした」と決めているのは、「今日は雨だ、憂鬱だ」というのと同じです。雨は憂鬱なのでしょうか? 憂鬱と感じたのは、自分の感情であり、雨は雨です。栽培する仕事をしている人からしてみたら、「恵みの雨」かもしれないし、捉え方次第です。
そもそも、そのようにネガティブな方向に捉えるのは、どのような傾向なのか? もう少し深堀してみました。
「後輩に自分の何が投影されていると思いますか?」と質問すると、「自分に自信がないからかもしれません」と。そこから思い込みが見えてきました。「私が間違っている」と、どこかで思っているということが。
なぜ、私が間違っていると思ってしまうのでしょうか?
これは、短絡的な思考になっているだけです。事実を問いただしていけるようになればいいのです。知恵をつけましょう。
指摘は、改善のためにしなくてはいけないこと。本当に自分が「悪い」のかどうか。本当に彼女は「あなたの言動に怒っている」のだろうか? 謝る箇所はどこなのか? 謝らなくていいかもしれない。
要するに、事実に感情がくっついてしまい、ごっちゃになっているということです。
「今日は雨だ、憂鬱だ」は事実ではありません。「今日は雨だ。憂鬱に感じている自分がいるな」が事実です。
90日コーチング3回目のセッションの方でした。日々の生活の選択が変化し始めています。自分の箱の中からでて、いつもと違うチョイスをしてみようと、11月中旬にはロンドンひとり旅へ行くことも決定されていました。
ほかのクライアントさんも11月上旬、ロンドンひとり旅デビューの方がいらっしゃいます。90日コーチングを受けることで、行動が軽ーくなり、圏外へ行くものですね!
というわけで、準備用紙を見ても、結構変化されているなぁと私は思ったのですが…。
クライアントさんは、「行動しているのでしょうか? 変化に気付くときって、どんなときなんでしょうか?」と、セッションのテーマに挙げられていました。
「変化に気付くとき」
例えば、昔と同じ場所へ行ったとき、前と感じ方が違うとか。昔の友人に会ったときに、昔の距離感と違うように感じたりとか、そんなときに変化を感じることがあります。
クライアントさんは、「選択」自体が変わってきているというのに、ご自身でそこを認識していないご様子でした。「今、変わっていることに着目」することは、今を生きるということであり、今を感じることが、人が唯一幸せを感じ取れる場所です。今にいるのに、結果という未来に着目してしまうと、今を見落としたりするのです。ここで一つ、クライアントさんの思考の癖が発見されました。「足りないところに、変わっていないところに着目しすぎの癖があったのかも」とご自身で気づいていきました。
次に、会社である資格の勉強の費用を負担してくれるから、勉強しないか? と持ちかけられていることについて、どう選択すればいいか? 迷っていらっしゃいました。
今の気持ちは、「少しはやりたい感じ」だそうです。しかし、実際に調べてみると、試験は難関。1500時間かかると言われていることがわかり、「そこに自分の時間を費やすのはどうなんだろう?」とも、揺れているようでした。私はもちろんジャッジする人ではありませんので、「未来がよくなる選択ということを考えながら、じっくり検討して決めればいいでしょう」とフィードバックしました。
3つ目のテーマへ進みました。
「後輩の態度に影響されるのをどうにかしたい」ということでした。後輩トレーニングのあと、後輩の態度、表情があまりよくないと、「自分が悪かったかな?」と思うことが多いようです。そこで、次に話すときには気を使い過ぎてしまって、枕詞が多くなってみたり、とにかく振り回されている感じのようです。
私は次のようにフィードバックしました。
「後輩に教えるという役割ですよね。後輩が理解が深まって、次から改善されるところがゴールですよね。もし、相手の表情が気になれば、そのとき聞いてみればいいですよね」と。
表情を見て、「悪いことをした」と決めているのは、「今日は雨だ、憂鬱だ」というのと同じです。雨は憂鬱なのでしょうか? 憂鬱と感じたのは、自分の感情であり、雨は雨です。栽培する仕事をしている人からしてみたら、「恵みの雨」かもしれないし、捉え方次第です。
そもそも、そのようにネガティブな方向に捉えるのは、どのような傾向なのか? もう少し深堀してみました。
「後輩に自分の何が投影されていると思いますか?」と質問すると、「自分に自信がないからかもしれません」と。そこから思い込みが見えてきました。「私が間違っている」と、どこかで思っているということが。
なぜ、私が間違っていると思ってしまうのでしょうか?
これは、短絡的な思考になっているだけです。事実を問いただしていけるようになればいいのです。知恵をつけましょう。
指摘は、改善のためにしなくてはいけないこと。本当に自分が「悪い」のかどうか。本当に彼女は「あなたの言動に怒っている」のだろうか? 謝る箇所はどこなのか? 謝らなくていいかもしれない。
要するに、事実に感情がくっついてしまい、ごっちゃになっているということです。
「今日は雨だ、憂鬱だ」は事実ではありません。「今日は雨だ。憂鬱に感じている自分がいるな」が事実です。
事実で止めないと、脳は疲労困憊するのです。
事実と感情が一緒について、脳が疲労困憊になっているということに、気づいていない人は少なくありません。私もコーチの仕事をしながら、気づいていったのです。そこを見分けることができると、クライアントさんの思い込みにどのような傾向があるのか? 見えてくることが速くなりました。
クライアントさん自身で、見分けられるように、私は教えるようにしています。むしろ、教えないとできないことなのだと思います。ヨガの先生も生徒の私たちに、説明してくれたことがありました。
雑念は疲労困憊成分がいっぱいですので、気づいて捨てていけることが、思考は現実化するのベース作りの役に立つでしょう。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
★セッション後、ご感想をいただきました。
先ほどはありがとうございました!今回も楽しいセッションでした。いつもより沢山しゃべれた気がします。
私は今、変化しているんですね。それを実感し、さらに行動していけるよう、自分を褒めて伸ばしていきます(笑)
今の自分に満足できない、不足を探してしまうというのは、自分の癖だと思います。それって、現実をちゃんと見れていないということでもありますね。上司や後輩とのコミュニケーションの問題にもつながります。
もやもやと、自分にとってしんどい方向に考えてしまうとき、一度立ち止まって「それってほんと?」と客観的に見 る癖をつけていきます。どうもありがとうございました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
今回もご感想ありがとうございました。自分のセッションをなぞるようにアウトプットする機会を持つことで、変化をより促進させるものになるでしょう。
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