セミナーの特典30分コーチングがありました。テーマは、転職についてです。
仕事を辞めてから、自分をリセットするために、少しゆっくりしたそうで、そろそろ転職について考え始めようと思っているそうです。自然食に関することに興味を持ち始めたから、それに関わる仕事をしてみたいとは思っているけれど、なかなか一歩が踏み出せないということでした。
まず、不安に思っていることを聞いてみました。
前職の経験しかなく、自分には何もない感じがすること。こんな自分について、人からどう思われるのか不安なこと。これまで、特に何かに打ち込んできたわけではないから、できないやつと思われてしまうのではないかを不安に思っているようでした。
その不安を聞いて、誰にも自分についてオープンにしていないのに、自分で自分のことをダメと決めて、エントリーすることさえしていないかのように感じました。
そこで、「エントリーしましたか?」と聞いてみたら、「あ、そうか、まずは、エントリーですよね(汗)」と言いました。
自分で自分をダメだからと自分で止めてしまうパターンに気付いていないことはありそうです。進んだほうがいいとわかっているけれど、一歩を踏み出せないときは、自分で自分を止めているのです。どうやらそれは、過去の自分の声のような気がします。
次に、どこにエントリーするか聞いてみたら、「気になる会社があります」と言いました。
それが、自然食関連のことをしているところのようです。
もう少し具体的にするために、「その会社に入ったら、何をしている自分が想像できるのか?」質問してみました。すると、「そこまで考えていなかった」と。
なので、こちらから色々と質問を投げかけてみました。
自然食を販売する仕事なのか? 自然食についての魅力を書いて伝えるのか? 自然食について広める人なのか? 自然食の作り方を教える人なのか? 自然食についてアドバイスをする人なのか? ・・・。
返答は、「やってみないとわかりません」とのことでした。
「やってみないとわからない」ということは、職種はさておき、もっと深くの動機を引き出す必要があるように感じました。
「次の仕事に就いたら、どのような働き方をしたいのか?」と質問しました。
「もっと楽しみながらやりたい。受け身じゃなくて、自分が積極的に関わりたい」ということでした。
これまでの働き方は、受け身のように感じていたようです。しかし、今回は、自分が興味を持てる分野がわかったとのことで、積極的にかかわるイメージが出てきたようでした。
「積極的にかかわる」と聞いて、自分だからできることをして行きたいという決意を聞けた気がしました。それから、自然食に対する興味関心について話が進んでいきました。
自分が体にいいものを自分で作って食べるようになったら、自分が生き生きしてきたし、便秘も治ってきたようです。今は、自分を実験台にして、極め中であるとのことでした。
ここで、私は、ある考えが浮かびました。自然食を仕事にしたいと思い始めたということは、自分を実験台にして、色々試しているという自分枠から、もっと人へも伝えていきたいという欲求へ発展しだしているのかなと感じました。
そこで、「変化をさせる手伝いをしたいのでは?」と聞いてみたところ、「はーそうです。そうか!」と答えが返ってきました。ようやく心の声にヒットしたようでした。
「相談に乗りたい」。つまり、自然食に関わるなかのどこで活動したいのか? がイメージがでてきたのです。
「身近に相談に乗ってあげたい人は誰かいますか?」と質問をしたら、「冷え性の父の改善をしてみたいです」と言っていました。
今は、Facebookで、自分が食べた物の紹介は、たまに載せているようなのですが、父親の食事についてシェアをしていくこともしていけるかも言いました。今後は、自分枠から人へのサポートをして行くステージへ進みそうです。サポートをしたいという動機は、まさに「仕事」という漢字の通りですね。
クライアントさんは、自分でここまで深掘りして考えていなかったと言っていました。
「○○に興味あるんだけど、どこにしようかな?」という質問だけでしたので、不安で気持ちがいっぱいになって、エントリーさえも、躊躇してしまっていたのかもしれません。漠然としていることでも、質問を投げかけて考えていけば、ちゃんと答えは出てくるものです。
「受け身じゃなくて、積極的にかかわりたい」という答えが、セッションのポイントだったと思います。 「自分のできることで人のためにもなりたい」という思いの発見でした。
この発言が、これまでの自分のパターンを変化させることに同意できたのだと思います。そこで、過去の自分を切り離せたのでしょう。
今まで、受け身だった自分が、今後の自分まで不安にさせていたのかもしれませんね。これから変化していく自分を認められたことで、行動へとつながっていくことでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
同じ出来事を繰り返していることはありますか?
今回は、どうパターンを変えますか?
┏━┓
┃☆┃SEMINAR
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年1月19日(土) 冬コミコレクション
テーマ「バランス」 講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
コミュニケーションにおいての相手と自分との「バランス」について考えていきます。
■2013年1月26日(土)「聴くことは幸せにつながる」セミナー講師:堀口ひとみ
7年間の「聴く仕事」を通して学んだ「傾聴」のあり方を学べる講座です。
■2013年2月17日(日)第1回 コミラボ
講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
コーチングを専門としているふたりによる傾聴のエッセンスやメソッドが学べる講座です。
■2013年3月23日(土)春コミコレクション
テーマ「思考を芽吹かせる」講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
仮説、着想、ひらめきなど、自分自身の見つける力を磨いていきます。
■これから開催予定のまとめページはこちら。
仕事を辞めてから、自分をリセットするために、少しゆっくりしたそうで、そろそろ転職について考え始めようと思っているそうです。自然食に関することに興味を持ち始めたから、それに関わる仕事をしてみたいとは思っているけれど、なかなか一歩が踏み出せないということでした。
まず、不安に思っていることを聞いてみました。
前職の経験しかなく、自分には何もない感じがすること。こんな自分について、人からどう思われるのか不安なこと。これまで、特に何かに打ち込んできたわけではないから、できないやつと思われてしまうのではないかを不安に思っているようでした。
その不安を聞いて、誰にも自分についてオープンにしていないのに、自分で自分のことをダメと決めて、エントリーすることさえしていないかのように感じました。
そこで、「エントリーしましたか?」と聞いてみたら、「あ、そうか、まずは、エントリーですよね(汗)」と言いました。
自分で自分をダメだからと自分で止めてしまうパターンに気付いていないことはありそうです。進んだほうがいいとわかっているけれど、一歩を踏み出せないときは、自分で自分を止めているのです。どうやらそれは、過去の自分の声のような気がします。
次に、どこにエントリーするか聞いてみたら、「気になる会社があります」と言いました。
それが、自然食関連のことをしているところのようです。
もう少し具体的にするために、「その会社に入ったら、何をしている自分が想像できるのか?」質問してみました。すると、「そこまで考えていなかった」と。
なので、こちらから色々と質問を投げかけてみました。
自然食を販売する仕事なのか? 自然食についての魅力を書いて伝えるのか? 自然食について広める人なのか? 自然食の作り方を教える人なのか? 自然食についてアドバイスをする人なのか? ・・・。
返答は、「やってみないとわかりません」とのことでした。
「やってみないとわからない」ということは、職種はさておき、もっと深くの動機を引き出す必要があるように感じました。
「次の仕事に就いたら、どのような働き方をしたいのか?」と質問しました。
「もっと楽しみながらやりたい。受け身じゃなくて、自分が積極的に関わりたい」ということでした。
これまでの働き方は、受け身のように感じていたようです。しかし、今回は、自分が興味を持てる分野がわかったとのことで、積極的にかかわるイメージが出てきたようでした。
「積極的にかかわる」と聞いて、自分だからできることをして行きたいという決意を聞けた気がしました。それから、自然食に対する興味関心について話が進んでいきました。
自分が体にいいものを自分で作って食べるようになったら、自分が生き生きしてきたし、便秘も治ってきたようです。今は、自分を実験台にして、極め中であるとのことでした。
ここで、私は、ある考えが浮かびました。自然食を仕事にしたいと思い始めたということは、自分を実験台にして、色々試しているという自分枠から、もっと人へも伝えていきたいという欲求へ発展しだしているのかなと感じました。
そこで、「変化をさせる手伝いをしたいのでは?」と聞いてみたところ、「はーそうです。そうか!」と答えが返ってきました。ようやく心の声にヒットしたようでした。
「相談に乗りたい」。つまり、自然食に関わるなかのどこで活動したいのか? がイメージがでてきたのです。
「身近に相談に乗ってあげたい人は誰かいますか?」と質問をしたら、「冷え性の父の改善をしてみたいです」と言っていました。
今は、Facebookで、自分が食べた物の紹介は、たまに載せているようなのですが、父親の食事についてシェアをしていくこともしていけるかも言いました。今後は、自分枠から人へのサポートをして行くステージへ進みそうです。サポートをしたいという動機は、まさに「仕事」という漢字の通りですね。
クライアントさんは、自分でここまで深掘りして考えていなかったと言っていました。
「○○に興味あるんだけど、どこにしようかな?」という質問だけでしたので、不安で気持ちがいっぱいになって、エントリーさえも、躊躇してしまっていたのかもしれません。漠然としていることでも、質問を投げかけて考えていけば、ちゃんと答えは出てくるものです。
「受け身じゃなくて、積極的にかかわりたい」という答えが、セッションのポイントだったと思います。 「自分のできることで人のためにもなりたい」という思いの発見でした。
この発言が、これまでの自分のパターンを変化させることに同意できたのだと思います。そこで、過去の自分を切り離せたのでしょう。
今まで、受け身だった自分が、今後の自分まで不安にさせていたのかもしれませんね。これから変化していく自分を認められたことで、行動へとつながっていくことでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
同じ出来事を繰り返していることはありますか?
今回は、どうパターンを変えますか?
┏━┓
┃☆┃SEMINAR
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年1月19日(土) 冬コミコレクション
テーマ「バランス」 講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
コミュニケーションにおいての相手と自分との「バランス」について考えていきます。
■2013年1月26日(土)「聴くことは幸せにつながる」セミナー講師:堀口ひとみ
7年間の「聴く仕事」を通して学んだ「傾聴」のあり方を学べる講座です。
■2013年2月17日(日)第1回 コミラボ
講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
コーチングを専門としているふたりによる傾聴のエッセンスやメソッドが学べる講座です。
■2013年3月23日(土)春コミコレクション
テーマ「思考を芽吹かせる」講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
仮説、着想、ひらめきなど、自分自身の見つける力を磨いていきます。
■これから開催予定のまとめページはこちら。
0コメント