自分の強みは、誰かに活かされたとき気づくもの。

 「自分からやりたいことはこれですと言えない。自分の強みを見つけたい」というテーマのセッションでした。

 先日、クライアントさんは、海外ひとり旅に行かれたことがきっかけで、周りの人たちにも「変わったね!」と言われることが増えたとおっしゃっていました。

 その海外ひとり旅の3日前のセッションでは・・・・。
 結構、旅行の予定は詰めているにもかかわらず、日本から読書用の本を5冊持って行くとおっしゃったので、「本は持って行くのは禁止です」を課題にしました。
 なぜならば、これまでのセッションのなかで、「ありのままの自分でいられなくなり、何かしなくちゃいけないと、無理してしまうところがあったり、何もできなかった場合、罪悪感を持ってしまう」と言われていたからです。

 クライアントさんも、「そうか~」と、笑いながら、そうしたほうが自分にとってよさそうだと感じたみたいでした。いつもと違って、本を持って行かない行動をとることで、きっと変化を感じられると、私も願っていました。

 そして、今回のセッションがありました。
 結果的に、本を持って行かなかったことが、いい方向に運んだそうです。
 旅行中、その場、その場を楽しめることになったことは、新しい感触だったようでした。
 これまでだったら、ユースホステルに泊ったときは、自分の世界に入って、なるべく周りをシャットダウンしてしまうところがあったようなのですが、今回は、話をすることができ、そこで友達になった日本人とは、また会えるだろうと言っていました。以前よりも、オープンになれたことで、つながりもできたようです。

 旅行から帰ってきて、穏やかな気持ちで毎日を過ごしていて、以前より罪悪感を持たなくなったそうでした。なぜ、そうなれたのかは、言葉にするのは難しいけれど、その場を楽しめたことが一番大きかったようです。

 その場を楽しめることができるようになったあと、湧いてきた気持ちは、もっと自分の好きなことをしていいと思えるようになれたそうでした。

 以前から、海外ボランティアが気になっていて、その募集要項には、「あなたの強みを生かして下さい」とあるそうです。しかし、「強みを生かすといっても何かわからない」という次の問いが浮上したようでした。

 社会貢献をしたいということで、例えば、自分が高いスキルを持っている物を活かすことを想像したそうなのですが、英語が少しはできると言っても、本当にできる人はもっといるだろうし、IT系に強いからといっても、そこまでじゃないし…、とくにコレといった資格や、特化しているものはないとのこと。だったら、いまから何かスキルアップするために勉強するというのも、なんか違う感じ・・・。ただ、誰かが喜んでくれることはうれしいなぁという気持ちは、とてもあるようでした。
 そんなことを話しながら、「バイタリティーは強みかもしれない。力が有り余っているんです」と資格とかスキルとは別の自分の性質的な強みのことがでてきました。

 私もその話を聴きながら、クライアントさんは、まだ26歳ですし、私が26歳のときに強みは何ですか? と聞かれたとしたら、「小中高皆勤で、健康です」というようなことしか答えられないだろうなと、思い出しました。
 自分がまだ出会っていない自分がきっと眠っているのだと思います。それは、この先、どんなことにも夢中で取り組めば、きっと出会えるものなのです。
 「自分の強みは、誰かに活かされたとき気づくもの」と言えるでしょう。バイタリティーがあるのならば、できることをやっていけばいいだけなのかもしれません。

 続いて、今の仕事の話になりました。
 やはり、会社でも「強みを伸ばせ」と言われるそうです。3年目にしては、よくやっていると上司にも評価されるほど、しっかりとされているようでしたが、自分としては、余裕もあって、もっとやらないと申し訳ないようにも感じるそうです。
 もし、もっとスケールの大きな仕事を任されたとしたら、今の自分だと想像力も足りないし、わからないところから、逃げているのではないかと思うと、おっしゃいました。
また、自分を責める考えに自然になっていきました。

 なぜ、そういう考えを持つのでしょうか?
 父親と比べると、まだまだのようです。なぜか、比べる必要のないことまで出てきてしまいました。それに、仕事はしんどいものでなくてはいけないといと思うのだそうです。
 また、周りから、真面目すぎるところがある、一歩踏み出せとか、人を見ようとしていない、深い付き合いをしようとしない、逃げている感じがあるとよく助言をうけるそうです。
 自分でも、人に素直になれなくて、自分の感情をごまかし、バリアをはってしまうところがあるなと自覚しているとのことでした。

 現在のモヤモヤしている自分についての本音を言葉にした後、「肩のちからをもう少し抜こう。ありのままの自分でいられるように。焦らずに」と、ご自身でおっしゃいました。
 本音が話せると、自分で気づくことは多いものです。

 「焦らない」という言葉が、よく出てくるので、映画の『めがね』を観るように、今回の課題としました。
「今は、モヤモヤするけど、同時にワクワクする」とおっしゃいました。セッションを繰り返す中で、モヤモヤというものは、何かに気づくサインであると、体感できたのでしょう。

 これまでの課題は、「自分に本当に似合うサングラスを買う」、「旅行に本を持って行かない」などがありました。課題があることによって、気づきが生まれているクライアントさんです。どうなるかは、体験してみたらわかるようですね。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

本音、話せていますか?

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