「色々と手放したけれど、これからどうするか?」というテーマでのセッションでした。
仕事を辞め、パートナーと別れ、断捨離をして…。まずは、先のことをあまり考えずに手放したそうです。
「リセットしすぎですよね」とクライアントさんはおっしゃいました。しかし、半分はそう望んでいた感じのようでした。
これからどんな風になるのか、見えていないから不安なのかもしれない。だから、「新しい目標を立てたい」がテーマとなりました。
これまで、仕事、パートナーとのこと、家族とのこと…色々な場面において、人のことに付き合う方が多く、仕事を辞めた今、実家の家事、食事をなぜか全部やっているそうです。別に頼まれたわけではないようですが。
今、一番したいことは、自分で自分の時間を使いたいということ。だとしたら、一人になることが必要なのかもしれません。「まずは、転職活動ですかね。一人暮らしできるように」と。しかし、「望みを手に入れるには、転職活動をしなくてはいけない」という重たい雰囲気が伝わってきたので、私は「今」に目を向けてみる問いかけをしました。
「また仕事に就いたとしたら、自分の時間を持てなくなってしまいそうですよね。だとしたら、今、自分で自分の時間を使える、絶好の機会じゃないですか?」と。
そう、もう欲しいものは、手に入っているということです。
そして、「長い休みがあったらやりたかったことは?」と質問してみると、「そう言う風に考えたことがなかったです。常に誰かが存在していて、誰かの何かが気になっていて、全部自分のためは初めてかもしれません」とのことでした。
長い休みが欲しいと、口では言っておきながら、意外と何をするのか? 決めていない人は少なくないようです。先日も、知人がこんなことを言っていました。「仕事がすごく忙しくて、休日は資格試験の勉強があるし、マッサージも行きたいけれど、行けないんですよ」と。
そこで、私は「1日だけ休み専用の日を作ったらどうですか? 朝から癒される体験ができるところを予約するとかして。逆に休みを作ることで頭がすっきりして、より捗りますよ」と伝えると、「堀口さんにそう言ってもらったことで、休もうという気になりました。マッサージへ行って、映画を見て・・・そんな日にしたいです」とおっしゃっていたのです。
もしかしたら、強制リセットをかけたということは、「何もしない」ことを心が欲しているのかもしれません。私や他のクライアントさんの体験から、そんな風に思いました。また、それは心の目を開かせるために必要なことなのです。
今まで、休みなく続けて、自分のことよりも人のことに費やす時間が多いと自分で感じているわけですから、逆に「何もしない」ことで、何が見えるのか? 何を受け取るのか? 知っておくと人生はどう変わるでしょうか?
「自分が人にばかりするタイプだと、受け取り上手ではなくなっていることがある」。
これは、私がそんな状態でした。私は人にするばかりと思っていたのも、今では独りよがりだったと思います。他人からも「堀口さんは、与える人ですね」とよく言われたりしました。
しかし、そう言われるということは、誰かに何かをしてもらっているはずなのに、気づいていないとも言えるでしょう。気づくことはといえば、私がそう頼んだから、やってくれたのだ、という方です。また、お世話になってしまったときは、気づきますが…。
これは、私の例ですが、もしかしたらクライアントさんも「何もしない」ことで、何か、裏面みたいなものが発見できるかもしれません。
私は、受け取る方を見られるようになったら、「感謝」が増えました。こんなに私のためにしてくれるなんて、本当にありがたいと、こころから思えるようになりました。何もしないことは、見守ってくれていると感じるようにもなりました。
自分から何もしないようにしたことで、これまでの「与える」という感じが、能動的な感じで「してあげる」よりも、受動的な感じで、「そのままにしてあげる」もできるようになったのです。
色々と体験談をシェアさせていただき、クライアントさんに「何もしない、ことを目標にする」を提案してみました。今が、だれにも気兼ねせずに、休みがとれるときですから。
すると、「ただボーっとしていたいです」とクライアントさんがおっしゃいました。
そこで、私も行ったことのある、あの南の島をご紹介しました。スカイプをつないだまま、一緒にリゾートのHPを見たりしました。私もまた行きたくなりました。笑
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
1か月の長期休暇ができたら、何をしたいですか?
┏━┓
┃☆ ┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
堀口+播磨、ふたりあわせた総セッション時間10000時間。
そんな二人のコーチがコラボで主催するコミュニケーションに関する講座のご案内です。
■2013年6月22日(土)夏コミコレクション @東京国際フォーラム
テーマ「相手を思いやる・思いきる」 講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
どうすれば、「相手を思いやる」言葉を見つけ、「思いきって伝える」ことができるか?
ワークを通しながら考えたり体感的に学んでいくセミナーです。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
■2013年7月27日(土)独立7周年講演開催!@東京
テーマ「相手が話したくなる傾聴力」
特典:単発セッション・90日コーチングで使える、5000円割引券を差し上げます。
現在、コーチングセッション3500時間を超える堀口ひとみが、
日常生活にすぐ使える!相手が話したくなる聴き方、伝え方についてレクチャーします。
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「また仕事に就いたとしたら、自分の時間を持てなくなってしまいそうですよね。だとしたら、今、自分で自分の時間を使える、絶好の機会じゃないですか?」と。
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しかし、そう言われるということは、誰かに何かをしてもらっているはずなのに、気づいていないとも言えるでしょう。気づくことはといえば、私がそう頼んだから、やってくれたのだ、という方です。また、お世話になってしまったときは、気づきますが…。
これは、私の例ですが、もしかしたらクライアントさんも「何もしない」ことで、何か、裏面みたいなものが発見できるかもしれません。
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すると、「ただボーっとしていたいです」とクライアントさんがおっしゃいました。
そこで、私も行ったことのある、あの南の島をご紹介しました。スカイプをつないだまま、一緒にリゾートのHPを見たりしました。私もまた行きたくなりました。笑
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
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現在、コーチングセッション3500時間を超える堀口ひとみが、
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