他愛のないことなら言えるが、ぐっと踏み込むことは言えないのはなぜか? ということについて考えるセッションでした。
踏み込めない自分について、何を不安に思っているのか? 感じていることを話されていきました。自分のことは色々と行動していくクライアントさんですが、相手ありきだと難しく感じられるそうです。
段々と、「言う勇気」というよりも、「タイミング」を気にしているということが見えてきました。会話が流れているのに、急に言うのも変かな? と。とくに、家族、恋人、部下など、身近な人のときに苦戦してしまうようです。
例えば、夕食の時間に家族が一緒に揃ったときや、デートでレストランへ行ったときなど、タイミングが難しいということでした。
前菜か、メインか、デザートの時に話すのか? 考えているうちに時は過ぎ、そのまま駅まで送って、「じゃあ、またね」となってしまう。それでは、まったく食べることも楽しめなさそうです。
言うことを用意しているのに、「今じゃない」と感じ、大切な話を切り出せずに、期限がのびのびになってしまうとのことでした。話を保持したまま日常を過ごすとは、気まずい感じも続いていくのでしょうか。
昨日のセミナーでも、「相手のタイミングを読みすぎている」ことで、思いきれないという方が何人かいらっしゃいました。セミナーでディスカッションをしながら見えてきたことは、相手のタイミングを掴むために相手を観察するというよりも、相手に伝えたとき、相手がどんな反応をしようとも、対応できる自分でいることが、思いきって伝える行動に出られる自分を作るということでした。
実は、このセッションは、セミナーの2日前に行いました。このとき、「タイミング」についての話になったのです。
クライアントさんは、「コース料理を食べている時に、大事なことを言おうとして、タイミングを逸していた」ということでした。
その話を聞いて私が思ったことを伝えました。「コース料理の時、メインで大切な話をされて、せっかくのデザートが食べられなくなってしまうこともあるかもしれないから(笑)、大事な話はBARでする」と。
もしくは女性ならば、「話はお茶を飲みながらする」と、ほぼ全員が思いつくアイデアかと思いますが、クライアントさんは、男性のため思いつかないとおっしゃっていました。また、お酒を飲まない方なので、BARで話すというアイデアもあまり考えたことがなかったそうです。
また、バーカウンターならば、横に座って話せることで視線が外せるので、お互いに話しやすくなります。正面よりも45度の角度も有効ですね。そういえば、私が最近通い始めた英会話教室も横並びの位置に配慮されていました。
たまたま、クライアントさんはセッションの数日前に、知人とご飯を食べたあと、お茶に行ったそうで、そこではたくさん話せたとおっしゃっていました。
私がアパレル店長のとき、社長と話をするときは、「お茶へ行こう」もしくは、「BAR」へと連れだされていました。なるほど、そうだったのか! と今ごろ相手の作戦に気付かされましたが!
たまには素敵なラウンジへ連れて行ってもらうこともあり、大切に扱ってもらっている感じや、さすがに色々なところを知っていらっしゃるなぁと、尊敬できる要素もあったように思います。そのように、きちんとセッティングをしてもらえることで、話をちゃんと聞こうと思うものです。
タイミングというよりも、「話の場を作る」こと。そうすれば、仕事中に何度もタイミングを伺おうとして、ちらちらと相手のことを見る必要もありませんね。
場を作ることも、相手を思いやって、思いきって伝える術なのかもしれませんね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
最近、たくさん話したなぁと思えた場所はどこでしたか?
┏━┓
┃☆ ┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年7月27日(土)独立7周年講演開催!@東京
テーマ「相手が話したくなる傾聴力」
日常生活にすぐ使える!相手が話したくなる聴き方、伝え方についてレクチャーします。
特典:単発セッション・90日コーチングで使える、5000円割引券を差し上げます。
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実は、このセッションは、セミナーの2日前に行いました。このとき、「タイミング」についての話になったのです。
クライアントさんは、「コース料理を食べている時に、大事なことを言おうとして、タイミングを逸していた」ということでした。
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