7/27(土)に独立７周年講演として「相手が話したくなる傾聴力」というテーマでお話しさせていただきます。そこで、本番までの間、なぜ私が「傾聴力」について伝えていきたいのか？ をこちらのブログにたまに連載していこうと思っています。
第3話「問いかければ、答えは見つかる」です。
「夢はなんですか？」
アパレル店長のころ、よく社長からそう投げかけられていました。初めてそう問われた頃、愕然としました。全然、答えることができなかったからです。よくよく考えてみると、これまでの人生でそう問いかけられたことがありませんでした。
自分が直接問いかけられるということは、その質問を引き寄せたということなのかもしれません。
問いかけられたら、潜在意識が答えを探そうと動きだします。問いかければ、答えは見つかるのです。
やがて、コーチングを勉強しはじめて、私もスタッフたちにそう問いかけるようになりました。実は、私が独立するために会社を卒業するころ、あとを追うように、自分の夢に近づくためを考えて、数名のスタッフが続々と辞めていきました。
その後のスタッフの話ですが、ある男性スタッフは、転職先で成果が認められ、今度は自分の会社をつくるために動き出していると聞きました。ちなみに、この男性スタッフには、たまたま私のマンションの前で再会したのです。その後が聞けて、私も嬉しかったです。また、ある女性スタッフは、転職した会社で、接客コンテストで1位の表彰を受けたとのことでした！
会社としては、あまり喜ばしくないことかもしれませんが、私のいた会社は、社長が「自分の夢のために、この会社を利用してください」と語っていたので、むしろ歓迎すべきことだったのです。
きっと、自分の夢を叶えるためをモチベーションとして働くスタッフがいれば、会社は成長できると、社長は考えていらしたのでしょう。「夢は何ですか？」という問いかけが嫌いで、辞めていくスタッフもいれば、答えたくて、残っているスタッフもいたのです。
つまり、質問を拒否するも、受け容れるのも自分次第ということもわかります。
もうひとつ自分を大きく変えた質問があります。店長として悩んでいたときに、社長業をしている知人からされた質問です。
「もし、給料100万円だったら何をする？」
その知人に、「次の給与ステージに上がりたいですね…。月5万円増えるにはどうしたらいいでしょうかね」とアドバイスが欲しくて聞いてみると、「もし、給料100万円だったら何をする？」と逆に質問されたのです。
そして、数分後出てきた答えは、「やはり、売り上げを上げるためには、うちの洋服を知ってもらうことが必要だと思うので、自店舗のＨＰがあればいいんですよ。何が売れているとか、そんな情報も載せたいです。そうだ、ＨＰを作りたいです！ やってみたいです！」と答えていたのです。
知人は、「いいね。HPつくるなら、HPビルダーを使ってすぐにできるよ」と教えてくれました。私は翌日には、HPビルダーを買いました。作れるかどうか？ なんて、そんなのやったことないのでわかりませんでしたが、「できる！」と思いこんだ状態だと、脳みその働きがスーパー良くなります。私は、5日間で創り上げることができました。感覚でどんどん作っていたので、出来た後どう作ったのか説明できないい勢いでした。
また、自腹でしたが、自分が給与100万円の人なので、そんなの余裕なわけです。（笑）
しかし、あとから1万円程度のものでしたし、しっかり経理に請求しました。
それから、給与100万円ですので、お店のディスプレーを毎月業者に作ってもらうことを思いつきました。交渉してみると、月10万円で作ってくれるとのこと。
さすがに10万円となると自腹も怖かったのですが、でも1回くらいはいいかなと思うほど、試してみたいアイデアでした。
でもやはりダメ元で稟議書を書くことにしました。「通常○○万円のところ、割引で10万円」と書きまして、見事、稟議は通ったのです。毎月計上することができました。
私の質問のスケールが、いつもの規模の数倍になっただけで、思考力にこれほどの差がでてくるのです！
そして、月10万円のウインドウ代の費用対効果は、対前年月比800万円～1400万円の結果を生み出しました。
「質問」で思考は変化し、もたらす結果も違ってくるのです。
つづく。
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┃☆ ┃Information
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■2013年7月27日（土）独立7周年講演開催！＠東京
テーマ「相手が話したくなる傾聴力」
日常生活にすぐ使える！相手が話したくなる聴き方、伝え方についてレクチャーします。
特典：単発セッション・90日コーチングで使える、5000円割引券を差し上げます。
第3話「問いかければ、答えは見つかる」です。
「夢はなんですか？」
アパレル店長のころ、よく社長からそう投げかけられていました。初めてそう問われた頃、愕然としました。全然、答えることができなかったからです。よくよく考えてみると、これまでの人生でそう問いかけられたことがありませんでした。
自分が直接問いかけられるということは、その質問を引き寄せたということなのかもしれません。
問いかけられたら、潜在意識が答えを探そうと動きだします。問いかければ、答えは見つかるのです。
やがて、コーチングを勉強しはじめて、私もスタッフたちにそう問いかけるようになりました。実は、私が独立するために会社を卒業するころ、あとを追うように、自分の夢に近づくためを考えて、数名のスタッフが続々と辞めていきました。
その後のスタッフの話ですが、ある男性スタッフは、転職先で成果が認められ、今度は自分の会社をつくるために動き出していると聞きました。ちなみに、この男性スタッフには、たまたま私のマンションの前で再会したのです。その後が聞けて、私も嬉しかったです。また、ある女性スタッフは、転職した会社で、接客コンテストで1位の表彰を受けたとのことでした！
会社としては、あまり喜ばしくないことかもしれませんが、私のいた会社は、社長が「自分の夢のために、この会社を利用してください」と語っていたので、むしろ歓迎すべきことだったのです。
きっと、自分の夢を叶えるためをモチベーションとして働くスタッフがいれば、会社は成長できると、社長は考えていらしたのでしょう。「夢は何ですか？」という問いかけが嫌いで、辞めていくスタッフもいれば、答えたくて、残っているスタッフもいたのです。
つまり、質問を拒否するも、受け容れるのも自分次第ということもわかります。
もうひとつ自分を大きく変えた質問があります。店長として悩んでいたときに、社長業をしている知人からされた質問です。
「もし、給料100万円だったら何をする？」
その知人に、「次の給与ステージに上がりたいですね…。月5万円増えるにはどうしたらいいでしょうかね」とアドバイスが欲しくて聞いてみると、「もし、給料100万円だったら何をする？」と逆に質問されたのです。
そして、数分後出てきた答えは、「やはり、売り上げを上げるためには、うちの洋服を知ってもらうことが必要だと思うので、自店舗のＨＰがあればいいんですよ。何が売れているとか、そんな情報も載せたいです。そうだ、ＨＰを作りたいです！ やってみたいです！」と答えていたのです。
知人は、「いいね。HPつくるなら、HPビルダーを使ってすぐにできるよ」と教えてくれました。私は翌日には、HPビルダーを買いました。作れるかどうか？ なんて、そんなのやったことないのでわかりませんでしたが、「できる！」と思いこんだ状態だと、脳みその働きがスーパー良くなります。私は、5日間で創り上げることができました。感覚でどんどん作っていたので、出来た後どう作ったのか説明できないい勢いでした。
また、自腹でしたが、自分が給与100万円の人なので、そんなの余裕なわけです。（笑）
しかし、あとから1万円程度のものでしたし、しっかり経理に請求しました。
それから、給与100万円ですので、お店のディスプレーを毎月業者に作ってもらうことを思いつきました。交渉してみると、月10万円で作ってくれるとのこと。
さすがに10万円となると自腹も怖かったのですが、でも1回くらいはいいかなと思うほど、試してみたいアイデアでした。
でもやはりダメ元で稟議書を書くことにしました。「通常○○万円のところ、割引で10万円」と書きまして、見事、稟議は通ったのです。毎月計上することができました。
私の質問のスケールが、いつもの規模の数倍になっただけで、思考力にこれほどの差がでてくるのです！
そして、月10万円のウインドウ代の費用対効果は、対前年月比800万円～1400万円の結果を生み出しました。
「質問」で思考は変化し、もたらす結果も違ってくるのです。
つづく。
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■2013年7月27日（土）独立7周年講演開催！＠東京
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