セッションを始めて1年くらいのクライアントさんが、セッションの中で初めて知った「視点」を改めてピックアップしてみたら、96個も出てきたそうです。私もそんなに色々と視点を変える投げかけを、していたのかと思うとびっくりしました。
クライアントさんにとっては、考えたことがなかった方向からの投げかけということですね。20代後半の方なので、過去の自分と重なるところもあり、私もそのころから、きっとそれくらいの視点の変わり方をしてきたのかもしれません。そのピックアップ項目を私が頂いたら、本が2冊くらい書けてしまいそうです。
その方が、さらに「自分づくりについて開拓をしたい」というテーマをあげてきました。「自分の嫌なところを直したいですね~」と。「96個の項目は、今でも意識をしていないと、忘れてしまうところもある」とおっしゃっていました。まずは、その項目を日常でも意識することは引き続き行っていきたいということ。
今、改善したいことは、もっと分かりやすく伝えられる人になりたいとか、ユーモアを入れて話ができる人になりたいとか、そのようなことだそうです。
しかしながら、1年前のセッションと比べたら、とても話しが分かりやすくなっているような気がしました。そこで、会社 ではどのようにしているのか? 振り返ってもらったところ、「結論と裏付けの順番で話すことを心がけている。図を用いれば、伝わりやすくなっている」など、改善したいとおっしゃっている割に、出来ているところが見つかりました。
「分かりやすく伝えることは、もう出来たと言うことでいいのでは?」と私が伝えると、「そうか、出来ていたのか」と、我に返ったようでした。
「さっき、96個の項目を意識しなくてはと、言っていましたけど、出来ているところはいくつもあるんでは? 知らないうちに『あれ? もう大丈夫になっている』ってこと、私もよくありますよ。そういうの、消してしまっていいんですよ。体に記憶されているから」と私が続けて言うと、「そっか、そう言う見方をしたことなかったです。消せばいいのか、消せばいいのか…」と何度も体に染み込ませるように、クライアントさんは繰り返しました。
クライアントさんにとっては、考えたことがなかった方向からの投げかけということですね。20代後半の方なので、過去の自分と重なるところもあり、私もそのころから、きっとそれくらいの視点の変わり方をしてきたのかもしれません。そのピックアップ項目を私が頂いたら、本が2冊くらい書けてしまいそうです。
その方が、さらに「自分づくりについて開拓をしたい」というテーマをあげてきました。「自分の嫌なところを直したいですね~」と。「96個の項目は、今でも意識をしていないと、忘れてしまうところもある」とおっしゃっていました。まずは、その項目を日常でも意識することは引き続き行っていきたいということ。
今、改善したいことは、もっと分かりやすく伝えられる人になりたいとか、ユーモアを入れて話ができる人になりたいとか、そのようなことだそうです。
しかしながら、1年前のセッションと比べたら、とても話しが分かりやすくなっているような気がしました。そこで、会社 ではどのようにしているのか? 振り返ってもらったところ、「結論と裏付けの順番で話すことを心がけている。図を用いれば、伝わりやすくなっている」など、改善したいとおっしゃっている割に、出来ているところが見つかりました。
「分かりやすく伝えることは、もう出来たと言うことでいいのでは?」と私が伝えると、「そうか、出来ていたのか」と、我に返ったようでした。
「さっき、96個の項目を意識しなくてはと、言っていましたけど、出来ているところはいくつもあるんでは? 知らないうちに『あれ? もう大丈夫になっている』ってこと、私もよくありますよ。そういうの、消してしまっていいんですよ。体に記憶されているから」と私が続けて言うと、「そっか、そう言う見方をしたことなかったです。消せばいいのか、消せばいいのか…」と何度も体に染み込ませるように、クライアントさんは繰り返しました。
「細かいところを見過ぎですかね?」と続けておっしゃったので、私は、「暗記モノと同じように覚え続けておかないと思っているとか? コーチングで出てきた課題というのは、感覚的なものであるので、音楽と一緒で、実技みたいなものですよ。脳みその使い方が、なんだか暗記仕様になっていますよね」と伝えました。
先ほどおっしゃっていた、会社での話し方に気をつけているという点でも、「結論を先に言って、裏付けを言う」という意識で構成されていると、アドリブが利いていないのではないか? と、余計なおせっかいですが、そんなこと思いました。(笑)
私が考えるアドリブの出現の仕方は、長期記憶の中の引き出しから、ふっと引き出せる感覚です。暗記で、短期、中期的に覚えておく記憶とは違う引き出しに感じています。
クライアントさんは、試験勉強の暗記も引き続きあるし、96のリストも意識して、これからの自分づくりについても、また意識することを増やさなくちゃと、まるで覚えることでいっぱいいっぱい! のようにお見受けしました。
脳みそは、またどんどん入るスペースがあるのだと思うのです。
「暗記」だけに偏らず、自分の感情が伴って体験したことこそ、すっと引き出しにしまうことが出来て、後から出すこともできそうですよね。
暗記を伴う勉強のしすぎで、「脳みそいっぱいいっぱいです!」になっているクライアントさんに、よい処方箋として、フォトリーディング系のセミナーへ1度行って見られるといいんじゃないかと、ふと思いました。
私も4年前に、2日間のセミナーに参加したことがありました。速読がメインではありましたが、そのプロセスの中に、日常生活に生かせるヒントを見つけました。セミナー内で話されている頭の仕組みを知って、実際にこれまで意識していなかったところを意識してみることによって、確実に頭の使い方のレパートリーが増えたと感じています。「頭が良くなった」と言っても、過言ではありません。それは、学力とか、そう言うところで測るのではなくて、ひらめき力だったり、表現力だったり、情報を活用する力だったり、着想力だったり、関連付ける力が伸びたとでも言うのでしょうか。今振り返っても、ターニングポイントになった体験でした。
私にとって暗記モノの多い学生時代は、あまり居心地の良いところではなかったですが、こうして、自分の興味のあることについてなら、体験し、アウトプットを繰り返すことで、長期記憶の中にしっかりと記憶されて、いつでも引き出しから出せる人になりました。
このブログも長期記憶の引き出しに収めるためのプロセスになっているのです。セッションをして、フィードバックを書いて、ブログを書く。そして、何度も読み返す。これを繰り返していけば、必ずセッションの質が毎日向上し続けると言うわけです。繰り返すことって、とても大事ですね。
メンターの金井さんに5年ほど前に「毎日ブログで全てのことをアウトプットしたら、そのうち書けなくなってしまわないでしょうか?」と質問したことがあります。そのとき、こう返事を頂きました。「堀口さんは、まだ5%くらいしかアウトプットしていないと思いますよ」と。
「なんだ、全然使っていなかったんだ!」そう思うだけで、もっと頭を使ってみようと思いました。持っているのならば、使わなくちゃ勿体ないですね。それから95%の可能性を開くために、今でもアウトプットを続けています。それは、自ら浄化しているようなものかもしれません。そして、また泉のように湧いてくるのでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
アウトプットしていますか?
┏━┓
┃☆┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム
先ほどおっしゃっていた、会社での話し方に気をつけているという点でも、「結論を先に言って、裏付けを言う」という意識で構成されていると、アドリブが利いていないのではないか? と、余計なおせっかいですが、そんなこと思いました。(笑)
私が考えるアドリブの出現の仕方は、長期記憶の中の引き出しから、ふっと引き出せる感覚です。暗記で、短期、中期的に覚えておく記憶とは違う引き出しに感じています。
クライアントさんは、試験勉強の暗記も引き続きあるし、96のリストも意識して、これからの自分づくりについても、また意識することを増やさなくちゃと、まるで覚えることでいっぱいいっぱい! のようにお見受けしました。
脳みそは、またどんどん入るスペースがあるのだと思うのです。
「暗記」だけに偏らず、自分の感情が伴って体験したことこそ、すっと引き出しにしまうことが出来て、後から出すこともできそうですよね。
暗記を伴う勉強のしすぎで、「脳みそいっぱいいっぱいです!」になっているクライアントさんに、よい処方箋として、フォトリーディング系のセミナーへ1度行って見られるといいんじゃないかと、ふと思いました。
私も4年前に、2日間のセミナーに参加したことがありました。速読がメインではありましたが、そのプロセスの中に、日常生活に生かせるヒントを見つけました。セミナー内で話されている頭の仕組みを知って、実際にこれまで意識していなかったところを意識してみることによって、確実に頭の使い方のレパートリーが増えたと感じています。「頭が良くなった」と言っても、過言ではありません。それは、学力とか、そう言うところで測るのではなくて、ひらめき力だったり、表現力だったり、情報を活用する力だったり、着想力だったり、関連付ける力が伸びたとでも言うのでしょうか。今振り返っても、ターニングポイントになった体験でした。
私にとって暗記モノの多い学生時代は、あまり居心地の良いところではなかったですが、こうして、自分の興味のあることについてなら、体験し、アウトプットを繰り返すことで、長期記憶の中にしっかりと記憶されて、いつでも引き出しから出せる人になりました。
このブログも長期記憶の引き出しに収めるためのプロセスになっているのです。セッションをして、フィードバックを書いて、ブログを書く。そして、何度も読み返す。これを繰り返していけば、必ずセッションの質が毎日向上し続けると言うわけです。繰り返すことって、とても大事ですね。
メンターの金井さんに5年ほど前に「毎日ブログで全てのことをアウトプットしたら、そのうち書けなくなってしまわないでしょうか?」と質問したことがあります。そのとき、こう返事を頂きました。「堀口さんは、まだ5%くらいしかアウトプットしていないと思いますよ」と。
「なんだ、全然使っていなかったんだ!」そう思うだけで、もっと頭を使ってみようと思いました。持っているのならば、使わなくちゃ勿体ないですね。それから95%の可能性を開くために、今でもアウトプットを続けています。それは、自ら浄化しているようなものかもしれません。そして、また泉のように湧いてくるのでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
アウトプットしていますか?
┏━┓
┃☆┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム
【内容】
「事実」とは、実際に起こったこと。 「真実」とは、その人の内側にある思想によって、本当だと思い込んでいることです。 つまり、何を真実とするのかは人それぞれなのです。私たちは、相手の言った言葉や行動に解釈をつけて、自分の真実にするのです。その解釈は、人によって違うところがあり、人によっては、「怒り」に感じるかもしれませんし、人によっては「喜び」に感じられる場合もあるのです。 自分にとって、喜ばしい「真実」を発見できると人生はどう変わるでしょうか?
【ポイント!】コミコレのワークで、①自分軸(自分の受け取り方、解釈の癖を見る)
②相手軸(相手の好意を認める言葉を紡ぎ出す)について、扱うことになるので、
普段の自分の表現力も増えていくヒントが満載です。
★詳細はコチラです★
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