やっとのことで退職日が決まったとのことで、クライアントさんより、報告メールを頂きました。やっとというのは、1年以上前から、転職したいとおっしゃっていたからです。しかし、転職という前に、向き合いたいことがいろいろとあり、クリアしてきたので、順調と言えば順調なのです。ついに扉が開かれた感じがして、私も嬉しいご報告でした。
そして、退職面談で、有給休暇が○ヶ月貰えると分かって、少しでも早く次の行動をとりたいなと思ったとのことで、「その半分の○ヶ月でいいです」と上司に言ったそうです。しかし、あとから少し後悔の気持ちが湧いてきて、もやっとしたそうなのですが、「とにかく辞めることが決まってよかったです」とメールの文末に書いてありました。
そして、退職面談で、有給休暇が○ヶ月貰えると分かって、少しでも早く次の行動をとりたいなと思ったとのことで、「その半分の○ヶ月でいいです」と上司に言ったそうです。しかし、あとから少し後悔の気持ちが湧いてきて、もやっとしたそうなのですが、「とにかく辞めることが決まってよかったです」とメールの文末に書いてありました。
最後は、ポジティブに締めているけれど、本心を押し殺しているなと思った私は、すかさずつっこみのメールを書きました。
「有給、○カ月あるのなら、頂いたらどうですか? 『よくよく考えてみたら、ありがたい制度なので、頂いてもいいですか』と訊いてみればいいんですよ」と。
そのまた返事に、「そうか、言ってみます」と書いてありました。ずいぶんあっさりでしたね。(笑)
これまでのクライアントさんもいらっしゃいましたが、最初に言ったことを、撤回できないと思い込んでいる方は、少なくありません。
「相手に否定されることや、分かってもらえない、変に思われるかも」という怖れがあるのかもしれません。だから、はじめから言うのをあきらめてしまうのです。
過去、実際に「受け取ってもらえていない」ことを、たくさん体験してきてしまったのかもしれません。自分の本心に蓋をして、自分がモヤモヤしたまま、抱え込むことで、あとから苦しくならないでしょうか。
いつでも、ダメもとでも聞いてみたらいいのです。しかし、そのとき、言い方をよく考えてみることです。そうして、相手、自分がよく見えてくるようになるのです。恐怖心は、自分が怖いままで終わっていることも少なくないからです。
「よくよく考えてみたら、ありがたい制度なので、頂いてもいいですか」と私なら言うでしょう。まず、自分の上司が給料を出しているわけでもないのですから、こんなに言いやすいことはありません。そういう背景も見ずして、自分の言いたいことを押し殺してしまうというのは、それ以上、表現力も磨かれなくなってしまいます。
そして、「1回言ったら終わりだ」というわけでもありません。何度だってリベンジすればいいのです。2回目に言った言葉のほうが、より分かりやすくなっていることもあるし、それで理解を示すことも、あり得るのです。私の人生も、ほとんどが、やり直しで出来ていると言っても過言ではありません。(笑)
先日、ネットを通して注文する冊子がありまして、何度もアップロードがうまくいかなかった末に、ようやく注文出来たぞ! と思ったら、そのあとに誤字を発見してしまいました。(涙)
「よくある質問」のところを調べてみると、「発注後の変更はできません」ときっぱり書いてあり、一瞬、愕然としました。確かに、「可能です」としてしまったら、きりが無いでしょう。しかし、物理的には、キャンセルボタンをクリック+αくらいで、できるはずなのです。
なので、ダメもとでも言ってみようかなと考え始めたら、そもそも何度もアップロードさせるという、そちらのシステム上の問題についても、私が、間違えた理由の一つになるだろうと思い、お願いの文章を考えました。お互いさまもあるな、と。文章は、事実そのままを書きました。
【お願い文】
購入ボタンがなかなか機能せず、ブラウザを変えたりして、
4回目にようやく購入ボタンを押せたと思ったら、
間違ったファイルを転送してしまいました。
このような場合、文字の変更はしていただくことは可能でしょうか?
HPに記載がありましたとおり、購入後の変更というのは、
イレギュラーなことではありますが、ご理解いただければ幸いです。
それから、数時間後メールを頂き、注文の取り消しに応じてくれました。もしかしたら、日本だから、そう言うことは通じやすいのかもしれませんね。(笑)
考えれば考えるほど、言い方って工夫できるなと思っています。
単にへりくだればいいと言うわけでもなく、威圧的になるわけでもなく、こちらの事実を述べ、相手の事情も理解していることを示すということでしょうか。
自分の気持ちをうやむやにせずに、どういう風に伝えたら、自分もスッキリするのか? 考えてみたほうが、恐怖心も段々と安心感に変わっていくのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
言ってみたらいいのに、言わないでやり過ごしてしまうときはありますか?
┏━┓
┃☆┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム
「有給、○カ月あるのなら、頂いたらどうですか? 『よくよく考えてみたら、ありがたい制度なので、頂いてもいいですか』と訊いてみればいいんですよ」と。
そのまた返事に、「そうか、言ってみます」と書いてありました。ずいぶんあっさりでしたね。(笑)
これまでのクライアントさんもいらっしゃいましたが、最初に言ったことを、撤回できないと思い込んでいる方は、少なくありません。
「相手に否定されることや、分かってもらえない、変に思われるかも」という怖れがあるのかもしれません。だから、はじめから言うのをあきらめてしまうのです。
過去、実際に「受け取ってもらえていない」ことを、たくさん体験してきてしまったのかもしれません。自分の本心に蓋をして、自分がモヤモヤしたまま、抱え込むことで、あとから苦しくならないでしょうか。
いつでも、ダメもとでも聞いてみたらいいのです。しかし、そのとき、言い方をよく考えてみることです。そうして、相手、自分がよく見えてくるようになるのです。恐怖心は、自分が怖いままで終わっていることも少なくないからです。
「よくよく考えてみたら、ありがたい制度なので、頂いてもいいですか」と私なら言うでしょう。まず、自分の上司が給料を出しているわけでもないのですから、こんなに言いやすいことはありません。そういう背景も見ずして、自分の言いたいことを押し殺してしまうというのは、それ以上、表現力も磨かれなくなってしまいます。
そして、「1回言ったら終わりだ」というわけでもありません。何度だってリベンジすればいいのです。2回目に言った言葉のほうが、より分かりやすくなっていることもあるし、それで理解を示すことも、あり得るのです。私の人生も、ほとんどが、やり直しで出来ていると言っても過言ではありません。(笑)
先日、ネットを通して注文する冊子がありまして、何度もアップロードがうまくいかなかった末に、ようやく注文出来たぞ! と思ったら、そのあとに誤字を発見してしまいました。(涙)
「よくある質問」のところを調べてみると、「発注後の変更はできません」ときっぱり書いてあり、一瞬、愕然としました。確かに、「可能です」としてしまったら、きりが無いでしょう。しかし、物理的には、キャンセルボタンをクリック+αくらいで、できるはずなのです。
なので、ダメもとでも言ってみようかなと考え始めたら、そもそも何度もアップロードさせるという、そちらのシステム上の問題についても、私が、間違えた理由の一つになるだろうと思い、お願いの文章を考えました。お互いさまもあるな、と。文章は、事実そのままを書きました。
【お願い文】
購入ボタンがなかなか機能せず、ブラウザを変えたりして、
4回目にようやく購入ボタンを押せたと思ったら、
間違ったファイルを転送してしまいました。
このような場合、文字の変更はしていただくことは可能でしょうか?
HPに記載がありましたとおり、購入後の変更というのは、
イレギュラーなことではありますが、ご理解いただければ幸いです。
それから、数時間後メールを頂き、注文の取り消しに応じてくれました。もしかしたら、日本だから、そう言うことは通じやすいのかもしれませんね。(笑)
考えれば考えるほど、言い方って工夫できるなと思っています。
単にへりくだればいいと言うわけでもなく、威圧的になるわけでもなく、こちらの事実を述べ、相手の事情も理解していることを示すということでしょうか。
自分の気持ちをうやむやにせずに、どういう風に伝えたら、自分もスッキリするのか? 考えてみたほうが、恐怖心も段々と安心感に変わっていくのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
言ってみたらいいのに、言わないでやり過ごしてしまうときはありますか?
┏━┓
┃☆┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム
【内容】
「事実」とは、実際に起こったこと。 「真実」とは、その人の内側にある思想によって、本当だと思い込んでいることです。 つまり、何を真実とするのかは人それぞれなのです。私たちは、相手の言った言葉や行動に解釈をつけて、自分の真実にするのです。その解釈は、人によって違うところがあり、人によっては、「怒り」に感じるかもしれませんし、人によっては「喜び」に感じられる場合もあるのです。 自分にとって、喜ばしい「真実」を発見できると人生はどう変わるでしょうか?
【ポイント!】コミコレのワークで、①自分軸(自分の受け取り方、解釈の癖を見る)
②相手軸(相手の好意を認める言葉を紡ぎ出す)について、扱うことになるので、
普段の自分の表現力も増えていくヒントが満載です。
★詳細はコチラです★
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