「1対多数の伝え方について」というテーマでのセッションでした。
あるコミュニティーのラジオで話すことになり、目の前に人が見えていない状態で話すときは、どんな伝え方をしたらいいか? ちょっと想像がつかないので、考えてみたいとのことでした。インタビュアーもとくにいない状態だそうです。
講義などで、誰かを目の前にして教えるときは、相手の反応を見ながら、「あ、いまここがわかっていなさそうだな」と思えば、もう少しそこについて詳しく教えようと思えたり、「あ、笑ってくれたな」とか、相手のそういった反応にも気づき、また話すことが思い浮かんだり、そうやって目の前にいれば、自分のアウトプットを考えながらできるけれど、誰もいない、という場合はどうするのか? と。
例えば、このブログもそうです。私がひとりでしゃべっている状態です。
書くときに、読み手の人がどう反応するだろうか? と書きながら想像して、言葉を選ぶように考えています。
そう、クライアントさんに伝えると、「僕、そういう、相手のことを想像したりするのが苦手だからな~」と苦笑いでした。
苦笑いが返ってきて、私が気づかせてもらったことがあるのですが、「読み手の人がどう反応するか?」と考えるのは推敲の段階で、そもそも「この主題でいいのだろうか?」というところから、「伝える」ことは始まっているなぁと思いました。
「相手の反応がみられると、自分の出方を変えられる」とクライアントさんが、最初におっしゃっていたことを生かすことができそうです。
私はよく、「事前調査」をします。例えば、今度やってみたいことをコーチに話して、分かりやすいかどうか? 感想をフィードバックしてもらったり、私の専門分野を知らない人に話すようにもします。「そう言う感じなんですが、分かります?」と訊いてみたり、厳しい意見もすっと言ってくれる、母や妹にも、さりげなく振ってみて、話しがすーっと流されることはよくありますが、(笑)流されることで、ああ、キャッチ―じゃない言葉になっていると気づけます。そして、ネガティブフィードバックも歓迎です。本番でそう言われるよりも、事前調査の段階ですし、修正ができるからありがたいのです。
自分がテーマにしてみたいことを、自分のスタッフやお客様に話しながら、反応を事前に確認することができると言うことです。
つまり、日頃から相手の反応を見ながら検証し、本番に備えていくということです。
次にクライアントさんが、「僕は、話が広がる傾向があるんですが…」と別の心配が出てきました。
私もよく広がりますし、セッションは、話が広がってしまうのが当たり前の場なので、気をつけていることがあるとすると、最後に「つまり」とか「要するに」と必ず要点をまとめているということです。
セッション中に、最後の方になると、クライアントさんが自分から話をまとめ始めるので、私もさらに「つまり、・・・・ってことですね~」とまとめて、エンディングに入っていきます。
そうクライアントさんに言うと、「そうやって、うまく誘導されていたわけなんですね…」と笑いながら返ってきました。
ただ、「つまり」を使うのは、本当に最後だけにした方がいいとは思います。(笑)
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手の反応をどう活かしていますか?
┏━┓
┃☆┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム
★詳細はコチラです★
あるコミュニティーのラジオで話すことになり、目の前に人が見えていない状態で話すときは、どんな伝え方をしたらいいか? ちょっと想像がつかないので、考えてみたいとのことでした。インタビュアーもとくにいない状態だそうです。
講義などで、誰かを目の前にして教えるときは、相手の反応を見ながら、「あ、いまここがわかっていなさそうだな」と思えば、もう少しそこについて詳しく教えようと思えたり、「あ、笑ってくれたな」とか、相手のそういった反応にも気づき、また話すことが思い浮かんだり、そうやって目の前にいれば、自分のアウトプットを考えながらできるけれど、誰もいない、という場合はどうするのか? と。
例えば、このブログもそうです。私がひとりでしゃべっている状態です。
書くときに、読み手の人がどう反応するだろうか? と書きながら想像して、言葉を選ぶように考えています。
そう、クライアントさんに伝えると、「僕、そういう、相手のことを想像したりするのが苦手だからな~」と苦笑いでした。
苦笑いが返ってきて、私が気づかせてもらったことがあるのですが、「読み手の人がどう反応するか?」と考えるのは推敲の段階で、そもそも「この主題でいいのだろうか?」というところから、「伝える」ことは始まっているなぁと思いました。
「相手の反応がみられると、自分の出方を変えられる」とクライアントさんが、最初におっしゃっていたことを生かすことができそうです。
私はよく、「事前調査」をします。例えば、今度やってみたいことをコーチに話して、分かりやすいかどうか? 感想をフィードバックしてもらったり、私の専門分野を知らない人に話すようにもします。「そう言う感じなんですが、分かります?」と訊いてみたり、厳しい意見もすっと言ってくれる、母や妹にも、さりげなく振ってみて、話しがすーっと流されることはよくありますが、(笑)流されることで、ああ、キャッチ―じゃない言葉になっていると気づけます。そして、ネガティブフィードバックも歓迎です。本番でそう言われるよりも、事前調査の段階ですし、修正ができるからありがたいのです。
自分がテーマにしてみたいことを、自分のスタッフやお客様に話しながら、反応を事前に確認することができると言うことです。
つまり、日頃から相手の反応を見ながら検証し、本番に備えていくということです。
次にクライアントさんが、「僕は、話が広がる傾向があるんですが…」と別の心配が出てきました。
私もよく広がりますし、セッションは、話が広がってしまうのが当たり前の場なので、気をつけていることがあるとすると、最後に「つまり」とか「要するに」と必ず要点をまとめているということです。
セッション中に、最後の方になると、クライアントさんが自分から話をまとめ始めるので、私もさらに「つまり、・・・・ってことですね~」とまとめて、エンディングに入っていきます。
そうクライアントさんに言うと、「そうやって、うまく誘導されていたわけなんですね…」と笑いながら返ってきました。
ただ、「つまり」を使うのは、本当に最後だけにした方がいいとは思います。(笑)
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手の反応をどう活かしていますか?
┏━┓
┃☆┃Information
┗━╋...──────────────────────────────
■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム
★詳細はコチラです★
「自分が何かを言われることに反応してしまうこと」
「相手の反応に驚いてしまうこと」
「自分が相手に何かを言うことに恐怖心があること」
「自分から色々と働きかけているのに、相手はなかなか変わらない…」
今回のコミコレは、このような悩みをお持ちの方に、解決、解放のきっかけを提供していきます。
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