男性経営者のクライアントさんから、従業員の面談準備のためのシートを初めて作ったので、確認してくださいとメールを頂きました。いろいろとネットで調べられたそうで、通常の目標シートのようなテイストで、完成されていました。
それを読んでの感想は、答えにくいなと感じる方もいらっしゃるのではないかという言葉の選び方になっているように感じました。従業員は、女性の方ばかりです。
そこで、特に女性が答えやすいような言葉選びに添削をしてみました。実際、どのように言葉を変えていったのか、幾つかの例を以下に示してみます。
□■□■□■□■□
■クライアントさん
→私の添削。
■あなたが今、ハマっていることを教えて下さい。
→あなたが今、夢中になっているものはなんですか?(仕事、プライベート問わず)
■あなたが今、頑張っていることを教えて下さい。
→あなたが今、力を入れて取り組んでいるものは何ですか?(仕事、プライベート問わず)
■あなたは仕事をしていて、どんな時にモチベーションが上がりますか?
→仕事をしているとき、どんな瞬間に喜びを感じますか?
■あなたは仕事をしていて、どんな時にモチベーションが下がりますか?
→もし、仕事をするうえで、モチベーションが下がることがあったとしたら、どんな時ですか?
■今年の目標を教えて下さい。
→今年は、どんな一年にしたいと思っていますか?(目標など)
■今年の目標をクリアするために、始めたことはありますか?
→そのために、何か始めたいこと、既にやっていることなどありますか?
■3年後の目標を立ててみて下さい。
→例えば3年後、どうなっていたらいいですか?
■自分のことについて、分かる範囲で書いて下さい。
→あなたの価値観は何ですか? (あなたが大切にしていること、人生のモットーなど)
■当店でやりたいこと、やってほしいことがあったら書いて下さい。
(質問を2つに分けました)
→当店の運営に関して、もっとこんなことがあったらいいな、と思うことを教えてください。
→今後、当店がお客様に支持されるために、何をしていったらいいと思いますか?
あったらいいなと思うサービス、実施してみたいことなど、教えてください。
□■□■□■□■□
クライアントさんに改定したものを返信したら、言葉が柔らかくなっているとの感想を頂きました。
私はお勤め時代、たくさんの目標シートを目にしてきましたし、作ってきました。
きっとその頃の私が作成していたものは、クライアントさんが作っていらしたもののような言葉の選び方になっていたと思います。
しかし、コーチになり、様々な方のセッションで、その人にあった質問の言葉を選ばないと、伝わりにくいことや、質問に答えられない思いをさせてしまい、質問でネガティブな気持ちを味わわせてしまった方も少なくありませんでした。
特に、私は男性の多い職場に居たので、その点、女性のクライアントさんに女性である私が困ることもありました。以前の私は、女性だから、男性だから、とあまり考えたことがなかったということです。
男性がいて、女性いて、と当たり前のことを考えることは、自分の中の女性的な部分、男性的な部分を自覚することにもつながりました。両方あることを意識することで、だんだんニュートラルへと近づけていけたと思います。
そのように、改善を必要とされる経験を経て使うようになった言葉は、ポイントがあるとしたら、ニュートラルということです。質問の言葉の雰囲気に、「評価」や「上から目線」を感じさせることは、人によっては、答えにくくなってしまいます。ともすれば、質問という行為そのものが、上から目線になりがちなものなので、気をつけたいところです。
また、その質問に答えられなくても別に大丈夫と感じてもらうことも、相手に安心感を届けます。相手の「わかりません」とか「まだ考えていません」という言葉を引き出すことも想定しています。質問を工夫してみることで、相手からもっと言葉を引き出せるように思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今日はどんな質問をしましたか?
それを読んでの感想は、答えにくいなと感じる方もいらっしゃるのではないかという言葉の選び方になっているように感じました。従業員は、女性の方ばかりです。
そこで、特に女性が答えやすいような言葉選びに添削をしてみました。実際、どのように言葉を変えていったのか、幾つかの例を以下に示してみます。
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■クライアントさん
→私の添削。
■あなたが今、ハマっていることを教えて下さい。
→あなたが今、夢中になっているものはなんですか?(仕事、プライベート問わず)
■あなたが今、頑張っていることを教えて下さい。
→あなたが今、力を入れて取り組んでいるものは何ですか?(仕事、プライベート問わず)
■あなたは仕事をしていて、どんな時にモチベーションが上がりますか?
→仕事をしているとき、どんな瞬間に喜びを感じますか?
■あなたは仕事をしていて、どんな時にモチベーションが下がりますか?
→もし、仕事をするうえで、モチベーションが下がることがあったとしたら、どんな時ですか?
■今年の目標を教えて下さい。
→今年は、どんな一年にしたいと思っていますか?(目標など)
■今年の目標をクリアするために、始めたことはありますか?
→そのために、何か始めたいこと、既にやっていることなどありますか?
■3年後の目標を立ててみて下さい。
→例えば3年後、どうなっていたらいいですか?
■自分のことについて、分かる範囲で書いて下さい。
→あなたの価値観は何ですか? (あなたが大切にしていること、人生のモットーなど)
■当店でやりたいこと、やってほしいことがあったら書いて下さい。
(質問を2つに分けました)
→当店の運営に関して、もっとこんなことがあったらいいな、と思うことを教えてください。
→今後、当店がお客様に支持されるために、何をしていったらいいと思いますか?
あったらいいなと思うサービス、実施してみたいことなど、教えてください。
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クライアントさんに改定したものを返信したら、言葉が柔らかくなっているとの感想を頂きました。
私はお勤め時代、たくさんの目標シートを目にしてきましたし、作ってきました。
きっとその頃の私が作成していたものは、クライアントさんが作っていらしたもののような言葉の選び方になっていたと思います。
しかし、コーチになり、様々な方のセッションで、その人にあった質問の言葉を選ばないと、伝わりにくいことや、質問に答えられない思いをさせてしまい、質問でネガティブな気持ちを味わわせてしまった方も少なくありませんでした。
特に、私は男性の多い職場に居たので、その点、女性のクライアントさんに女性である私が困ることもありました。以前の私は、女性だから、男性だから、とあまり考えたことがなかったということです。
男性がいて、女性いて、と当たり前のことを考えることは、自分の中の女性的な部分、男性的な部分を自覚することにもつながりました。両方あることを意識することで、だんだんニュートラルへと近づけていけたと思います。
そのように、改善を必要とされる経験を経て使うようになった言葉は、ポイントがあるとしたら、ニュートラルということです。質問の言葉の雰囲気に、「評価」や「上から目線」を感じさせることは、人によっては、答えにくくなってしまいます。ともすれば、質問という行為そのものが、上から目線になりがちなものなので、気をつけたいところです。
また、その質問に答えられなくても別に大丈夫と感じてもらうことも、相手に安心感を届けます。相手の「わかりません」とか「まだ考えていません」という言葉を引き出すことも想定しています。質問を工夫してみることで、相手からもっと言葉を引き出せるように思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今日はどんな質問をしましたか?
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