6月のプチセミ「視点」に向けて、自分の感覚を言語化しているところです。ひとりでまとめながら、ハッと気づくこともあったのですが、やはり人と交わったほうがもっとハッとするものです。
昨日、知人からのメールに「ニュートラルな観点で」という言葉があって、「視点」じゃなくて「観点」という言葉を使っているところにハッと気づきました。
それから「観点」の意味を調べてみると、あまり「視点」と変わらないような説明もあったりしましたが、「語感」というところで区別をつけている説明を見つけて、私も腑に落ちたのです。
「観点」考える次元やそのものの思考の基盤。
「視点」物事を見る時の立ち位置、発想、見る際の方向。
とありました。
昨日、知人からのメールに「ニュートラルな観点で」という言葉があって、「視点」じゃなくて「観点」という言葉を使っているところにハッと気づきました。
それから「観点」の意味を調べてみると、あまり「視点」と変わらないような説明もあったりしましたが、「語感」というところで区別をつけている説明を見つけて、私も腑に落ちたのです。
「観点」考える次元やそのものの思考の基盤。
「視点」物事を見る時の立ち位置、発想、見る際の方向。
とありました。
私は「ニュートラルな視点」について考えていたのですが、ニュートラルには「観点」が合うようです。「ニュートラルな観点」としたら、一気に見えてきたものがありました。観点の下に視点があるイメージです。
コーチングを勉強したときに、どう視点を変えるか? について、テキストに○○つの視点というように、色々と書いてありました。
しかし、実際に質問として使ってみると、なんとなく冷たい印象を与えていたのか、質問を怖がられているように思ったことがあったのです。私のクライアントさんでも、「コーチングを勉強したら逆にコミュニケーションが取りづらくなった」とおっしゃるかたが少なくありません。私も冷たくない質問、フィードバックを伝えるには、どうしたらいいんだろう?ずっと悩んでいたことでした。
どうやら、「視点」だけ知っていても相手によっては、心に寄り添う対話となりにくいのです。考える次元やそのものの思考の基盤、すなわち「観点」についても学習すると、さらに技術は磨かれるのでしょう。
「ニュートラルな観点から視点を投げかける」ということが、心に寄り添う対話を行う上で大切なのだと考えています。また、ニュートラルな観点で相手の話を聴けた場合、本音がどこにあるか? がようやく見えてくるのです。
・ニュートラルな観点からさまざまな視点で考えてみること。
・ニュートラルな観点は本音を拾えるということ。
ニュートラルな観点を獲得してからは、視点を変える質問やフィードバックに対して、怖いとか冷たいとか、言われなくなりました。中立な観点はとても難しいことだと私は感じており、今も中立的な言い回しにならないか、言葉を探しながらアウトプットしています。
「ニュートラルな観点」とネットで検索してみると、今度はウィキペディアにあたりました。
「中立的な観点」という項目で、ウィキペディアの方針について説明しているページでした。ここでも「観点」という言葉を使っていることに適切さを感じました。
□■□■□■□■□
(引用) ★ウィキペディア 「中立的な観点」
中立的な観点 (NPOV, Neutral Point Of View) はウィキペディアの根本的な方針のひとつです。これは、すべての記事は特定の観点に偏らずあらゆる観点からの描写を平等に扱い、中立的な観点に沿って書かれていなければならない、というものです。この方針は記事以外のテンプレート、ポータルなどにも適用されます。ウィキペディアの創始者ジミー・ウェールズの言葉によれば、中立的な観点は「絶対的で交渉の余地のないもの」“absolute and non-negotiable” です。
中立性を達成するために、文や説をもっと中立的な言い回しに書き換えられないか試みてください。
□■□■□■□■□
私は、中立性を達成するために、今もなお試行錯誤しながら、こうして記事を書く毎日です。「書き換えられないか試みてください」というところに、やはり中立性は鍛錬して達成を目指すものなのだと改めて思いました。
中立的な観点は「絶対的で交渉の余地のないもの」ですから、この観点から、相手に質問やフィードバックをすると、相手は「腑に落ちる」のです。腑に落ちないのであれば、まだ余地のないものに至っていないのかもしれません。
まずは、「観点」について考察を深めた後に「視点」について扱っていくようにしたら、学びが深まりやすい講座になるのではないかと想定しています。
.。o○.。o○.。o○.。o○
プチセミ6月14日(土)は定員に達しました。現在7月6日(日)開催は受付中です。
★ご案内はこちらからです。
コーチングを勉強したときに、どう視点を変えるか? について、テキストに○○つの視点というように、色々と書いてありました。
しかし、実際に質問として使ってみると、なんとなく冷たい印象を与えていたのか、質問を怖がられているように思ったことがあったのです。私のクライアントさんでも、「コーチングを勉強したら逆にコミュニケーションが取りづらくなった」とおっしゃるかたが少なくありません。私も冷たくない質問、フィードバックを伝えるには、どうしたらいいんだろう?ずっと悩んでいたことでした。
どうやら、「視点」だけ知っていても相手によっては、心に寄り添う対話となりにくいのです。考える次元やそのものの思考の基盤、すなわち「観点」についても学習すると、さらに技術は磨かれるのでしょう。
「ニュートラルな観点から視点を投げかける」ということが、心に寄り添う対話を行う上で大切なのだと考えています。また、ニュートラルな観点で相手の話を聴けた場合、本音がどこにあるか? がようやく見えてくるのです。
・ニュートラルな観点からさまざまな視点で考えてみること。
・ニュートラルな観点は本音を拾えるということ。
ニュートラルな観点を獲得してからは、視点を変える質問やフィードバックに対して、怖いとか冷たいとか、言われなくなりました。中立な観点はとても難しいことだと私は感じており、今も中立的な言い回しにならないか、言葉を探しながらアウトプットしています。
「ニュートラルな観点」とネットで検索してみると、今度はウィキペディアにあたりました。
「中立的な観点」という項目で、ウィキペディアの方針について説明しているページでした。ここでも「観点」という言葉を使っていることに適切さを感じました。
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(引用) ★ウィキペディア 「中立的な観点」
中立的な観点 (NPOV, Neutral Point Of View) はウィキペディアの根本的な方針のひとつです。これは、すべての記事は特定の観点に偏らずあらゆる観点からの描写を平等に扱い、中立的な観点に沿って書かれていなければならない、というものです。この方針は記事以外のテンプレート、ポータルなどにも適用されます。ウィキペディアの創始者ジミー・ウェールズの言葉によれば、中立的な観点は「絶対的で交渉の余地のないもの」“absolute and non-negotiable” です。
中立性を達成するために、文や説をもっと中立的な言い回しに書き換えられないか試みてください。
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私は、中立性を達成するために、今もなお試行錯誤しながら、こうして記事を書く毎日です。「書き換えられないか試みてください」というところに、やはり中立性は鍛錬して達成を目指すものなのだと改めて思いました。
中立的な観点は「絶対的で交渉の余地のないもの」ですから、この観点から、相手に質問やフィードバックをすると、相手は「腑に落ちる」のです。腑に落ちないのであれば、まだ余地のないものに至っていないのかもしれません。
まずは、「観点」について考察を深めた後に「視点」について扱っていくようにしたら、学びが深まりやすい講座になるのではないかと想定しています。
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プチセミ6月14日(土)は定員に達しました。現在7月6日(日)開催は受付中です。
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