昨日のメルマガ「掃除のハードルを下げる考え方」のご感想を頂き、私も同じような体験をしたことがあると思いました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
(抜粋です)
私も友人にハードルを下げるような言い方で提案をしました。「週に1箱かたづける」とか「使わないもの、いらないものは捨てるか売るかしては?」と。しかし、「人からいただいた物を捨てたり売ったりしたらバチが当たる」とか、「この狭い家がいけないのよ」とかで…。今のところこの状態にどっぷりつかってそのうちこの状態から出たくなるかな…?と思っています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
きっと、「そのうち出たくなるかな・・・」なのですが、「出ることを決めること」をしないと、ずっとそのままかもしれません。
出ることを決めている人には、ハードルを下げる提案は有効のように感じますが、そうでない場合、「提案(アドバイス)=自分が否定された」と相手が反射的に反応してしまうことも少なくありません。
私は、コーチングの勉強を始めたとき、「アドバイスしない」という決まりごとに対して半信半疑でした。「アドバイスをしないで、相手が理想の状態になれるのだろうか?」と。
しかし、実際のところ私のアドバイスをそのまま実行に移す人は稀でした。そのうち、「たくさん教えたのに、何でやらないんだ?!こっちは必死なのに!」と怒り心頭です。(笑)そのうち、「そうか、自分で気づかないと、人は動かないんだ」とようやく気づいていったのです。
今では、コーチングをしているとき、相手が悩みを話し始めて、私も一緒にわからないくらいが、ちょうどいいように感じています。そうすると、「視点を変えること」が主になってくるからです。
「相手が見えていないところはどこかな?」と考えて、相手の視点を変えて、相手自身の世界を見てもらえれば、相手が自ずと先に気づくでしょう。
では、冒頭の様なやり取りの場合、どのように相手に返したらいいのでしょうか? 私だったらこう返す、を考えてみました。
きっと、相手が言った「人からいただいた物を捨てたり売ったりしたらバチが当たる」は、本当にそう思っているのではないと思います。単に反論するのにちょうどいい言葉をアウトプットしたのではないかと推測します。そして、本当の気持ちをそっと出してあげることを考えると、まずは「受け止める」ことが大切なのです。
例えば、「人や物が捨てられない原因になっているんだね」とか。「捨てるとバチがあたると信じているんだね」とか、事実をそのまま返すことです。
それから、「自分はどうしたいの?」と投げかけてみます。すぐには出てこないかもしれないときは、こちらの考えを述べてみます。そうすると、相手も本当の気持ちを吐き出しやすくなるでしょう。
相手が、そのまま物と一緒に過ごしていきたいのならば、それはそれで、相手が自分らしい選択をしたわけですから、それも受け容れてみます。後は、そっと見守ることです。
私は、そんなふうに「受け容れる」というコミュニケーションを普段からとっています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
(抜粋です)
私も友人にハードルを下げるような言い方で提案をしました。「週に1箱かたづける」とか「使わないもの、いらないものは捨てるか売るかしては?」と。しかし、「人からいただいた物を捨てたり売ったりしたらバチが当たる」とか、「この狭い家がいけないのよ」とかで…。今のところこの状態にどっぷりつかってそのうちこの状態から出たくなるかな…?と思っています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
きっと、「そのうち出たくなるかな・・・」なのですが、「出ることを決めること」をしないと、ずっとそのままかもしれません。
出ることを決めている人には、ハードルを下げる提案は有効のように感じますが、そうでない場合、「提案(アドバイス)=自分が否定された」と相手が反射的に反応してしまうことも少なくありません。
私は、コーチングの勉強を始めたとき、「アドバイスしない」という決まりごとに対して半信半疑でした。「アドバイスをしないで、相手が理想の状態になれるのだろうか?」と。
しかし、実際のところ私のアドバイスをそのまま実行に移す人は稀でした。そのうち、「たくさん教えたのに、何でやらないんだ?!こっちは必死なのに!」と怒り心頭です。(笑)そのうち、「そうか、自分で気づかないと、人は動かないんだ」とようやく気づいていったのです。
今では、コーチングをしているとき、相手が悩みを話し始めて、私も一緒にわからないくらいが、ちょうどいいように感じています。そうすると、「視点を変えること」が主になってくるからです。
「相手が見えていないところはどこかな?」と考えて、相手の視点を変えて、相手自身の世界を見てもらえれば、相手が自ずと先に気づくでしょう。
では、冒頭の様なやり取りの場合、どのように相手に返したらいいのでしょうか? 私だったらこう返す、を考えてみました。
きっと、相手が言った「人からいただいた物を捨てたり売ったりしたらバチが当たる」は、本当にそう思っているのではないと思います。単に反論するのにちょうどいい言葉をアウトプットしたのではないかと推測します。そして、本当の気持ちをそっと出してあげることを考えると、まずは「受け止める」ことが大切なのです。
例えば、「人や物が捨てられない原因になっているんだね」とか。「捨てるとバチがあたると信じているんだね」とか、事実をそのまま返すことです。
それから、「自分はどうしたいの?」と投げかけてみます。すぐには出てこないかもしれないときは、こちらの考えを述べてみます。そうすると、相手も本当の気持ちを吐き出しやすくなるでしょう。
相手が、そのまま物と一緒に過ごしていきたいのならば、それはそれで、相手が自分らしい選択をしたわけですから、それも受け容れてみます。後は、そっと見守ることです。
私は、そんなふうに「受け容れる」というコミュニケーションを普段からとっています。
先日、実家での夕食どきのこと。妹が焼いた餃子の表面がかなり焦げてしまいました。まあ、家で食べるものですから、焦げを取れれば、いけるかんじです。
それを見た父が、ダジャレを言いました。「おこげさまで~」と。
だいたい、うちの家族は父のダジャレに「チーン」と、薄目になりがちですが、私は「なるほどね」と言いました。弟のお嫁さんが「なるほどねって…お姉さん…」と言いながら私の方を見て笑っています。
それから私は、「でもさ、そのシャレ、絶対誰かから聞いたのをそのまま使ったんでしょ、オリジナル?」と突っ込んでみたら、家族みんながクスクスと笑いだし、妹のミスのお焦げも、「カリカリで美味しいね」というところへとつながっていきました。
「受け容れる」とか、「受け止める」というコミュニケーションは、以前の私には乏しいところがありました。こうして新しい「間」を習得した今、「一度受け止めてみる」ことが、面白いことへと、もっと言うと、平和な感じへとつながることは、私の一つの楽しみな瞬間になっています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
受け止めていますか?
それを見た父が、ダジャレを言いました。「おこげさまで~」と。
だいたい、うちの家族は父のダジャレに「チーン」と、薄目になりがちですが、私は「なるほどね」と言いました。弟のお嫁さんが「なるほどねって…お姉さん…」と言いながら私の方を見て笑っています。
それから私は、「でもさ、そのシャレ、絶対誰かから聞いたのをそのまま使ったんでしょ、オリジナル?」と突っ込んでみたら、家族みんながクスクスと笑いだし、妹のミスのお焦げも、「カリカリで美味しいね」というところへとつながっていきました。
「受け容れる」とか、「受け止める」というコミュニケーションは、以前の私には乏しいところがありました。こうして新しい「間」を習得した今、「一度受け止めてみる」ことが、面白いことへと、もっと言うと、平和な感じへとつながることは、私の一つの楽しみな瞬間になっています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
受け止めていますか?
0コメント