クライアントさんのビジネスを構築するために、私が生徒になる実験。

 今日の英会話で、別のインストラクターに「ロンドンどうだった?!」と聞かれ、やっぱりアクシデントの話になってしまいました。(笑)しかし、だんだんと話していくうちに、詳細まで語れるようになってくるものです。前回、出てこなかった単語を教えてもらったことで、その次の回は使えるようになるからです。
 しかも感情まで込めて話せていたと感じてくれたようで、すごく伝わってきたとフィードバックに書いてありました。だんだんと、言葉と感情が近づいているようです。子供がその場にあった言葉を初めて発するような、それと近いのかもしれません。

 英会話の後は、自由が丘へ。クライアントさんに英語を定期的に教えてもらっているので、ランチをしがてら、レッスンをしてもらうためです。同時に、私は彼女のビジネスを見つけるのを手伝っています。

 今日のテーマは、「ロンドンのまとめを英語で書く」です。
 彼女もロンドンに留学した経験があるのですが、私のエピソードをシェアすると、「たった2週間で、堀口さん、いろいろありすぎですよ!」言われました。私は海外へ行けば、それくらい普通に起こることと思っていましたが、言われてみれば、感情を揺さぶられることが起こりすぎです。「なぜ、私は引き寄せたのか?」について、とても興味がわいてきました。

 彼女も長い間コーチングのクライアントさんですから、対話には慣れています。彼女との対話を繰り返すうちに、とうとう、その出来事からメッセージを発見しました。(そのオチは、別の機会に書きます)

 それから、まずは初日の出来事について、英作文を作っていきました。できる人と一緒に英作文を考えていると、できる人の思考のプロセスも見せてもらえることになります。

「体験してみないと自分の実力はわからない」と旅の気づきの一つを日本語で書いて、英訳を考えていたら、「You never know...」と彼女は書き出しました。「えええ!なんで、そこから出てきたの?! 私だったら、ItとかIとかで始めることを考えていたのに!」と私は言いました。

 そこではっきりしたのは、もちろん彼女は日本語から考えていないわけです。私は、別の意味で(少しでも早く反応したいため?)、日本語から考えないところがあります。
 でも、なかなか進展がない自分のことを考えると、「私においては、日本語から考えたほうがいいのではないか?」を解決案として考えたこともあったのですが、一緒に取り組まさせてもらったことで、「考えなくていい!」ということがはっきりし、じゃあ、どうするの? ということも、彼女と話をさせてもらいながら、腑に落ちたことがありました。やはり、感情と言葉が一緒になったインプットに取り組むことでしか、突破できない壁のような気がしました。海外ドラマを見るとか、現地に行くとか、ネイティブの友達がいるとかです。

 それから、Episode 1に取り組みました。英会話でも何度も話し、彼女と英作文を作ることで、だんだんと言いたいことが言葉になってゆきます。しかも今日は、日本人でできる人と取り組むことで、文章を作るコツを得ていけているように感じました。

 家に帰り、手書きで書いた分をさらに直し、清書としてパソコンで作り直して送ると、クライアントさんから、すぐに訂正のフィードバックが送られてきました!さすが仕事がはやい方です。2日後に、ネイティブスピーカーに添削してもらう予定です。

 クライアントさんのビジネスを作るために、私が実験台として生徒になるというやり方は、初めてのことですが、これが画期的なこととなり、新しいサービスが生まれたら面白いことです。