先日、ヨガの先生の小話が印象に残りました。
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先日、カレーを食べに行ったんですよ。そこには、いろいろな種類のカレーがあって、「本日の日替わり」があったので店員さんに聞いてみると、「ジャガイモとポテトのカレーになります」って言われたの。「へぇ、それって同じじゃん!」ってそこで思って、その店員さんが、ほかのお客様にも「今日の日替わりって何ですか?」って聞かれていて、今度は「ジャガイモとグリーンピースのカレーです」って言ってたので、「あれ?さっきとちがうじゃん!」って思ったの。
頭と心がつながっていない言葉を話すことが多いと、思っていることと違うことが口から出てしまいやすくなってしまうそうなんです。
例えば、友達の旅行のお土産のお菓子が本当は美味しくなくて、でも「どうだった?」と聞かれたら、「おいしかったわ」って答えてしまうとか。そういう繰り返しが続くと、思っていることと違うことがでてしまいがちになるそうです。そのときに、味は好みじゃなくても、「遠いところからわざわざ買って持ってきてくださり、ありがとうございました」とか、相手への感謝の気持ちなど、本当のことを伝えることもできるわけです。
ヨガでは、心と体に焦点を当てて、バランスをとることを意識しているけれど、普段の言葉も頭と心が一致することを常に意識することが大切です。
心に思っていないことを言うことが普通になってしまうと、ボケにもつながってしまうそうなので、思い当たる方は、普段から気を付けましょう!
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私は、本心でない違う言葉を発することに、違和感を持つところが昔からあります。そうすると言葉数が少なくなってしまうか、ズバっと言ってしまい、人間関係が続かなくなってしまうことがしばしばありました。
しかし、この仕事についてからは、ヨガの先生もおっしゃっているように、「ほかの言葉探し」に意識を向け、お世辞でもなく、相手がほっとする言葉を見つけることができるようになりました。またそのような発見が、相手らしさを発見する鍵であると気づき始めたのです。
「いいか、悪いか」でジャッジしてしまうとき、ほかの言葉を見つからなくしているのだと気づきました。お世辞にも聞こえないほど、相手にとって心地よく響く言葉が見つかるまで、考え抜くことが大切なことだと思います。
先日、英会話レッスンの直前に、教室近くのパン屋で、その日のロンドン出身のインストラクターに会ってしまい、「How was London?」ととっさに聞かれました。あまりにもとっさでしたので、「...so,so....」と簡単すぎますが、本音を答えました。(笑)
それからレッスンのときには、「あれから、なんていうべきか考えていました。そして、思い付いた言葉は、Bob’s your uncle!」と言いました。英会話のインストラクターが出発2日前に私に教えてくれた、英国らしい言葉だったので、それを言ったら爆笑してくれて、私もそこからエピソードを話すことを楽しむことができました。
本当に言いたい言葉というのは、実際のところすぐには思いつかないものかもしれません。こうして毎日ブログを書いていてもそう感じています。しかし継続することで、自分へとだんだん近づいていけることは確かです。また、日頃の小さな場面から意識できるのだと、ヨガの先生の話をお聞きして、改めて言葉選びの大切に気づかせていただきました。
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