ウキウキ、わくわくした感情を持つには?

 「週末の疎外感について」というテーマでした。週末になると、仕事が休みの旦那さんと小さな娘さんが、ドイツ語で喋って楽しんでいる光景をみるのだそうです。そのときに、とても楽しそうで、私はお呼びじゃない感じがして、疎外感を抱くとのことでした。しかも、片付けは私ばかり…と。

 「娘さんにとっては、ドイツ語を学べる時でもありますし、遊んでくれている間に自分の時間も持てる!という考え方もありますが。そもそも他のときも疎外感を抱く時ってあるのですか?」と私が訊くと、「ありますね。私も娘と同じで、あまりはいっていけるタイプじゃないところがあって、楽しそうだな~とそちらの方を見ながら、どうしよう…って、なるところがありますね」とおっしゃいました。

 先日のセッションでも「疎外感を持つことがある」というクライアントさんがいらっしゃいました。
 疎外感をあまり持たない人の行動の習慣としては、待っているだけよりも、自分から人を集めたりもする人でしょう。
 今回のクライアントさんにも、「自分からも関わろうとすること」を増やすことを提案すると、「そう言えば、ある誕生日占いで、『今世は、リーダーシップが課題』と言われたことがあったんですよ」と思い出したようにおっしゃいました。

 リーダーシップについて話していると、セッションの1つ目の課題になったことともリンクしてきました。クライアントさんは海外に住んでいらして、「日本ならそうするのに、何でここはそうしないのだろう」という不満が、社会生活を営んでいくなかで色々あるという話をしていました。しかし、それが不満のままになっていることで、自分の気持ちがダウンしたままが持続していたのです。


 「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」とは、私が子供のときCMで何度も聴いたキャッチコピーでした。そのとき、確かに!と子供ながらに思ったことがあります。

 最近、実家へ行ったとき、父親が用意をしたクリスマスツリーの飾り付けが下手で(笑)気になってしまいました。どうやら、3歳の姪に手伝わせたようなのです。それでは手の届くところだけに、飾りつけしますから、バランスが悪くなるのも当然です。
 このままにしておくのもどうだろう…と思った私は、ツリーの前に静かに座り、おもむろに手直しに入りました。せっかく飾るなら、素敵な方がいいですから。
 10分位して出来上がり、「全然違う!売り物みたい!」と周りにいた家族が言い始めました。クリスマスツリーがようやく脚光を浴びたようです。用意をした父も飾り直されたことに喜んでいました。
 実は家族たちは、バランスが悪いなと、思っていたようなのですが、何もしないでいたようなのです。ある人は、見る気も失せていたとのこと。(笑)「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」を実行して、周りの皆にもよかったようです。

 私が自分の経験談をシェアすると、クライアントさんが尊敬している、素敵なお花やさんの話を思い出されたようです。結婚して40周年。パートナーにお花を送るのも40回目!かつて1回だけ花を用意できないときがあったようなのですが、そのときは、絵画でその花が描いてあるものを探して、パートナーに贈ったそうなのです!なんて、ロマンティックなのでしょう。いつでも人へのサプライズの準備に、ウキウキとしていそうですね。自分から、いつも贈り物をするような人は、きっと疎外感を感じることはなさそうです。

 「そうだ!クリスマスだし、ちょっと言い方のきついという、その幼稚園の先生にお花でもプレゼントしたらどうですか?」と私が提案すると、「そうですね!子供にお花を持たしてみようかな!」とクライアントさんがおっしゃいました。「ウキウキ、ワクワクしたい!」というテーマも挙げていたクライアントさんが、ここでウキっとなったようでした!

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

ウキウキしているとき、どんなことをしているときですか?