何か言われるとすぐ反発、否定されたと思ってしまう。その癖を直すには…

90日コーチング5回目のセッションです。

5回繰り返してきて、自分のなかに幸せな気持ちを感じられる感性が

育ってきたところが、コーチングを継続しての変化です。

セッションのテーマもだんだんと確信に迫ってきています。


Hさんから、SOSメールがたまに来るのですが、

相手の態度や言動から落ち込んでしまったりするケースが

多いことが気になっていました。


まずは、自分を満たすこととよく言いますが、

どうすれば、自分のことも満たすことができるのでしょうか?



今日のテーマは、

「何か言われるとすぐ反発、否定されたと思ってしまう。その癖を直すには…」です。


そもそも、今日のテーマの発端になったのは、旦那さんの家族から

返事の仕方が面倒くさそうに聞こえて、不快に思われている

ことを知ったというところでした。


では、話し方を変えたほうがいいのか?

そう思って、いろいろとサイトを見ていたら、

それ以前に、「人から何か否定的なことを言われたら、

自分が悪いと思いこみ過ぎるところ」について、

考えたほうがいいことに気付いたそうでした。



私もそういうところがあったからよくわかります。

結局は「自分、自分」だからそうなるのです。



相手の立場になったら、人にわざわざ苦言を伝えるという行為自体は、

とても大変だと思います。また、私という人間をよく見てくれているから、

伝えることが生まれているわけですね。

だから、まずは自分がどうあれ「ありがとう」と伝えることです。



私が、このことに気付いた出来事がありました。

店長時代に、アパレルの時に社長に苦言を言われて、

苦しくなって、その場で「帰ります」と吐いて、中座したことがありました。

気持ちが苦しくなって、メンターの金井さんにメールをしたら

「まずはありがとうと言ってください」と返事がすぐに帰ってきて、

私を否定した人に「ありがとう」というのは、非常に苦しかったのですが、

金井さんが言うので「ありがとう」とメールしてみました。


それで気付きました。

私は、自分、自分になりすぎて気付いていなかったことがあったのです。

相手は、忙しい中、私のために時間をとってくれたり

わざわざアドバイスをしてくれたわけだから、

まずは、そのことについて「ありがとう」を伝えることだと。


これでまず、相手に対してのことは終了。

それから、自分にとってその意見はこれから必要なのか?を考えればいいのです。


ところが、そのクライアントさんは

相手の前ではいい顔して、裏で相手のことを愚痴っている態度は、

よくない態度と思っていたそうなのです。



いやぁ、私だって結構愚痴を言います。

だって、自分にとってすごく悔しいし苦しいことを言われたんですから、

心が苦しくなっています。だけど、それを話しているうちにすっきりするから、

とりあえず心の広そうな人を探して「言わせてもらいます」。笑


それから、自分に取り入れる必要があれば取り入れて、

さらに自分の望む姿になろうと前進するのです。


コーチングセッションだって、ガス抜きの場として使ってもらっていますし。

愚痴とか弱音とか吐いていいんです。まずはそうしてくださいな。と。



「自分と相手を分けて考える」

この考えを持つとワンクッションできるので、

もっと軽く考えることができるでしょう。

そして、自分のガス抜きも必要ですから、愚痴も弱音も

心の広い人を見つけて話すことです。

お互い様ですから、聞いてくれる人も多いですよ。

そして、聞いてもらったことで、満たされた気分になります。

そうするとその問題と向き合おうということに抵抗もなくなりますね。



ちなみに、先週の店長研修のアンケートは、95%以上は、

よかったと書いてありましたが・・・・

「話すとき、てのひらが開いているのが気になった。きちんと揃えて話す
ようにしてほしい。プロの話し手ではない気がした」というのがあり、

3日くらい凹みました。


ということで、いつものように、「ちょっと聞いてくださいな!」

というノリで、知人に話しました。

すると「『エアポート』だからですかね」と笑って聞いてくれたので、

笑ってホッとしました。



この意見を知って、話すときのジェスチャーのところまでは、

あまり意識していなかったので、考えてみようと思っています。




 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

自分に必要な成長はどのように気付いていきますか?