1つの問いを複数の問いに発展させるには?

店長をしている方のセッションです。

彼女は、90日コーチング第二クール目になります。

今回はひとみずむ34の『伝説のチームになる』の中の

「ネガティブもポジティブもないんですよ」の境地に行きたい!と言っていました。


ちょうど、店長だしチームリーダーということで、

『伝説のチームになる for women』が作れそうです。笑


2カ月ぶりくらいにセッションだったのですが、

いきなりモヤモヤ状態でした。


あれから、2店舗見るようになって、

「自分がどこをどうやってみていけばいいのか?」

分からなくなっていました。

話を聞いてみると、


 自分がしたいことができない。
 自分がこうしたいじゃないことをしている感じ。
 会社には、人がいないからあてがわれた感じ
 上司からは、来れないから引き出してあげて的な風に聞こえる。


そう言っていました。

なので「自分がふわふわしている感じですね。
    上司がいないと自分が成り立たない感じになっているみたいだけど、
    自分が部下の能力を引き出せる人になればいいだけのことですよ。
    そう考えた時、部下たちをどう育てたいですか?」


と視点を変えて、今のポジションについてもう一度考えてもらいました。

「店長には、自分で考えることができる人に成長してほしい」

と、すぐに自分のやりたいことが明確に本人の口から出てきました。


モヤモヤの原因は、

「上司は、あまり店に来ないし、私は何をしたらいいのか?
 あなたのせいで分からなくなっています・・・」と、


きっと、他人の領域について考えていたから、モヤモヤしていたのでしょう。

いつでも、自分のできること=自分の領域に戻ってみて考えてみると

急に道がみえてくるんです。


それならば、自分ができることだから安心しますし、

やる気が起こってくるのです。


たった5分の会話で見えてくる。

グルグルする原因は、自分に投げかける問いが1つしかないというのも

ありそうです。いろいろと言葉を言い換えてみて、あらゆる視点から

問いかけを行うことは大事ですね。

可能性が広がる見え方がきっとできるんです。


「上司は私に何をしてほしいのか?」

これは、彼女がずっとグルグルしていた問いです。


それを、いろいろと言い換えながらほかの問いを作っていくと・・・

「私は部下に何をしてほしいのか?」

「部下は私に何をしてほしいのか?」

「私は私に何をしてほしいのか?」

そして、それに答えてみて、

真実味のある回答が自分の内側から引き出されるでしょう。

そうすると、すっきりするのです。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

いくつか問いを作ってみよう。


追伸:『77Cards』完売いたしました。ありがとうございます。
その後、欲しい方が沢山増えた場合、追加発注したいと思っています。