相手の意見に流されてしまう悩み。

行動にブレーキがかかるという自分を変えたくて

90日コーチングをお申し込みになった主婦の方です。

お仕事も子育ても身内のこともで色々と役割もあって

なかなか自分のことについて考える時間が持てなく、

自分が何を思っているのか?よくわからなくなるそうです。


そうすると自分の気持ちを「ま、いいや」で流すことが多く、

そういうのが沢山積み重なって、どんどんわからなくなっている

気がするとおっしゃっていました。


早速オリエンの段階で、一つ課題が見つかり、

「自分を大切にする」こととして、

自分が何を考えているか?感じているか?気持などを、

ノートにアウトプットするお勧めしました。


今日はオリエンから1週間後の1回目のセッションでしたが

早くも感触がつかめたようで、今後セッションを繰り返していったら

何かがわかりそうな手ごたえがあったそうです。

問いかけがあれば答えるから、自分に気付きやすくなったようでした。


1回目のテーマは、「いつの間にか相手の意見に流されやすい自分」について

考えていくことにしました。


仮説としては、

①自分の意見が全くないので相手の意見になる。

②自分の意見を採用すると失敗も多かったから怖くなっている。

③自分の意見があるのにもかかわらず、知らない間に流される。

があるのかなと思いました。


また、自分の決定をする時はどんな決め方をするのか?聞いてみました。

仮説としては、

①消去法で決める。

②メリットを挙げて決める。

③なんとなく決める。

そんな風に色々投げかけてみたところ、

③自分の意見があるのにも関わらず、知らない間に流される。というのと

①なんとなく決める。

ということでした。


次に、どんなタイミングの時に相手の意見に流されて行くのか?

スローモーションで意思決定の流れを考察していきました。


今回は、兄弟で色々相談していたときに、お兄さん2人に「こうしたほうがいい」

と言われて、色々考えて、結局自分の意見になったというケースでした。

そして、その決定でよかったようです。


お兄さんもいい意見だったそうです。

だから、「そうか、そうすればいいのかな?」と思って

そう行動しだしたら、次第に違和感が出てきたところで、

たまたまもう一人のお兄さんから電話があって、

違う意見を言われて、自分の意見とかぶることがあると、

我に返って、結局自分の意見にすることにしたとか。

違和感が出てきたのは、自分の意見があるのに、

違う意見の方を行動したからでしょう。

こんなにグルグルしなくても、

はじめから自分の決定にすることもできましたよね。


つまり、自分の意見が知らない間に流された瞬間は、

人からの意見を聞くときに、完全に自分を消してしまっていると言うことです。


解決策としては、■自分の意見50を持ちながら■相手の意見50で聞いてみる。

相手の意見にも「そういう考え方があるのね」と参考にする。

最終的には、自分の意見とも検討してみて、決定すればいいと思うのです。


自分の存在も認めながら、相手の意見も聞いてみることで

いいのではないでしょうか?

占いに行ったときも、モンモンとするそうなのですが、

同じスタンスが必要なのかもしれませんね。


私のコーチングでは、「相手に決めてもらう」ようにしているので、

私が、相手に入り込まないような言葉づかいとか質問とか、

投げかけに注意してますけどね。


普段はそこまで意識して話している人も少ないと思いますので、

自分から注意が必要です。


自分のことをちゃんと尊重しながら、

相手のことも「そういう意見もあり」と思って聞けばいいのです。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

自分の意見はいつも持っていますか?