人を見てイライラする自分とどう付き合うか?

外資系の職場であるのに、部長が英語が苦手のようで、

「部長、大丈夫かな?どこまで分かっているのかな?」となって

イライラするそうです。

結局、有能な部下たちがジャッジまでして、

他の部署から見るとよくできている部署には見えるみたいで。



そのことについて色々な角度から考察してみました。

①部下が結局できるんだからそれでいいのではないか?

②部長は英語ができないかもしれないけど、
キャラクターの部分を観察してみたら面白い人かもしれない。
仕事以外の部分も見てみたらどうだろう?



②の新しい見方が出てきたときに、クライアントさんは

それを観察するだけでも時間を使ってしまうので、

「気にしないようにします」笑 で、この話は一見落着しました。


そのあと、自分の話になっていって、

自分のことでイライラしていることが出てきました。

相手にイライラしている時は、相手は変えられないのですから、

「イライラ」するその気持ちを持たない自分づくりをするしかありません。



店長をしているクライアントさんから、

「イライラ」についてSOSメールが来ました。


「うちの部下のことを、他のお店の人がイライラしているみたいで、
 私の見ていないところで、態度が悪いようなのです…。
 私の見ているところでは、しっかりやっているのですが、
 そのことについて部下に注意をすべきかどうか悩んでいます。
 コーチングだったら、指摘するよりも、承認する方向でしょうが・・・
 こういう時はどうしたらいいのでしょう?」と。


そのメールを見て思ったのが、

①他の人がイライラしている。

②他の人がイライラしていることで、店長が心配になっている。

ということで、他人のことは変えることができないので、

そこを考えていても、進みにくいです。


結局、この事実は何かと言うと、

「店長の前では、しっかりとやっている部下」だけが

クライアントさんが見えている事実。

だったら、これからも承認をし続けて、自分の前での仕事ぶりの基準を

より上げれば、自分がいない時の基準もきっと上がってくるでしょうから、

引き続きトレーニングすることだと思います。


部下にとっても、店長から「ほかの店の人が言っていたんだけど、

あなたの態度がよくないと言う話を聞いて・・・」と切り出したところで、

店長に対しての信頼感がガタついてしまうと思います。

店長も、見てもいないことをあげて、部下に言うのも言いにくいでしょう。

自分の見た事実から判断すればいいのだと思います。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

イライラとどう付き合っていますか?