「自分はそうしているのに周りはしてくれない」。そんな不満は、誰しも感じたことはあるのではないでしょうか?「そんな考え方は、依存的です。自分から進んでやりましょう」と一喝して終わらせずに、自分の本当のニーズを探っていくといいと思います。今日は、ニーズを探っていくセッションの様子を書いてみました。
クライアントさんは、疲労感があるとおっしゃっていたので、「何が疲労感になるのですか?」と聞いてみると、「本当を言ってしまうと、自分はそうしているのに周りはしてくれないからです」とおっしゃっていいました。そう発言するのは、ちょっとばつが悪いかのように、クライアントさんが言っているのが伝わってきました。でも、コーチングですし、苦情でも、依存的な発言でもなんでも、本心を言ってもらった方が、問題を深掘りしやすくなります。
「いやいや、○○さんだからそれができるって言うのもあると思いますよ。ほんと素晴らしい感性ですからね。みんなできなくて当然と思ってもいいくらいですよ」と私は返して、次の質問をしました。
「じゃあ、一体何が欲しいのでしょうか?」と聞いてみると、欲しいものではなく、「こうされると嫌だ」が出てきました。これは面白い展開になったなぁと思いました。
次の質問へ行きましょう。
「嫌なことをしてくる人って沢山いるんでしょうか?」
「少ないです、チクっと嫌くらいで」
「じゃあ、蚊に刺されたくらいですね。
そこは今日からあまり気にしないでいることもできそうですね」
「そうですね。気にするの今日でやめます。
でも、問題は身近な人たちです。話の途中で遮ってくるのがとても嫌です」
「身近な人たちに、苦情は言わないんですか?」
「1/3くらいは言いますが、あまり言っていないです」
「言うとどうなるのですか?」
「言った方が、理解が深まるし、喧嘩にもならず、むしろ良くなると思います…。
と頭でわかっていてもできないんです」
「わかったつもりになっているけど、実行しないんですね。何故でしょうかね」
「わかっちゃっているからかな。想定しない方がいいのかな?
それよりも潜在意識の方では、いい方向に進まなくてもいいと思っていそうです」
「じゃあ、いい方向に進まないことが叶っているわけですね」
「そうですね…その都度気分を切り替えて伝えるようにした方がいいのかな?」
そこで、急にクライアントさんの方で、気づいたことがあったらしく、
「あ、相手も言いたいことを言いきった感じがしていなくて、スッキリしていないと言うことか!ああ、自分の方が全然聞いていないです。わ、嫌だなぁ、跳ね返っている…。言いたいことを言わなくても、むしろ自分が深くまで聞けたぞ、というところに、充実感を持つから、自分の満足するところまで聞けばいいのか」となっていました。
結局、「相手にこうしてほしい」よりも、「自分がどうなったら満足なのか?」のところに、辿りつきました。
相手から満たされるものを欲しいと思うときは、自分が相手を満たしていないということにつながり、結局、自分が相手にしてほしいことを相手にすることで、自分が満たされるのです。
相手にしてほしいことを、赤裸々にでも書いてみるといいでしょう。
そして、それを自分が相手にするのです。
これが自分を満たす公式です。自分の心が満たされるわけですから、
充実感とか安心感とか、気持ちの言葉のほうです。
私も年代的に、「どんな男性が好みですか?」とたまに聞かれるのですが、意外とその質問って、相手に依存している感じがして、答えづらいなぁといつも思っていたので、「誰でもいいです、自分に合えば」と答えるしかないなぁと思っていました。
ある日、その質問の違和感を探ろうと、その質問を逆にして、「自分がどういたいですか?」としてみました。すると、「自分のしたいこと自由にしていきたい」と答えが出てきました。
そこが明らかになった地点で、「どんな人が好みですか?」と聞かれたら「私らしくいられる人」と言うのが出てきて、相手に求めている感がなくなった感じがしました。
となると、私も相手に「その人らしくいること」を尊重出来るようになればいいのかと、気づいたことがありました。で、さらに過去を考えてみたら、昔はそれができていなかったなぁと思い出しましたけどね。だから、自分もどこかに不満がたまっていたのでしょうね。
相手は自分の鏡にできますね。
相手にしてほしいと思うことを、自分が相手にすると満たされる。
すんなり、その言葉通りに気持ちがすぐ動くことは難しいかもしれませんが、コーチングで、頭と心の整理をしていけば、段々と出来そうな感じになっていけるでしょう。
今日のセッションで、何度がした質問があって、それは、「そうなったら、どんな風に感じますか?」です。頭でわかっている事を、仮に想像してみる事で、気づきが生まれるんです。
クライアントさんは、ここ半年くらい閉じこもり気味のようでしたが、ようやく殻の外に出られたようでした。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手にどうして欲しいですか?
クライアントさんは、疲労感があるとおっしゃっていたので、「何が疲労感になるのですか?」と聞いてみると、「本当を言ってしまうと、自分はそうしているのに周りはしてくれないからです」とおっしゃっていいました。そう発言するのは、ちょっとばつが悪いかのように、クライアントさんが言っているのが伝わってきました。でも、コーチングですし、苦情でも、依存的な発言でもなんでも、本心を言ってもらった方が、問題を深掘りしやすくなります。
「いやいや、○○さんだからそれができるって言うのもあると思いますよ。ほんと素晴らしい感性ですからね。みんなできなくて当然と思ってもいいくらいですよ」と私は返して、次の質問をしました。
「じゃあ、一体何が欲しいのでしょうか?」と聞いてみると、欲しいものではなく、「こうされると嫌だ」が出てきました。これは面白い展開になったなぁと思いました。
次の質問へ行きましょう。
「嫌なことをしてくる人って沢山いるんでしょうか?」
「少ないです、チクっと嫌くらいで」
「じゃあ、蚊に刺されたくらいですね。
そこは今日からあまり気にしないでいることもできそうですね」
「そうですね。気にするの今日でやめます。
でも、問題は身近な人たちです。話の途中で遮ってくるのがとても嫌です」
「身近な人たちに、苦情は言わないんですか?」
「1/3くらいは言いますが、あまり言っていないです」
「言うとどうなるのですか?」
「言った方が、理解が深まるし、喧嘩にもならず、むしろ良くなると思います…。
と頭でわかっていてもできないんです」
「わかったつもりになっているけど、実行しないんですね。何故でしょうかね」
「わかっちゃっているからかな。想定しない方がいいのかな?
それよりも潜在意識の方では、いい方向に進まなくてもいいと思っていそうです」
「じゃあ、いい方向に進まないことが叶っているわけですね」
「そうですね…その都度気分を切り替えて伝えるようにした方がいいのかな?」
そこで、急にクライアントさんの方で、気づいたことがあったらしく、
「あ、相手も言いたいことを言いきった感じがしていなくて、スッキリしていないと言うことか!ああ、自分の方が全然聞いていないです。わ、嫌だなぁ、跳ね返っている…。言いたいことを言わなくても、むしろ自分が深くまで聞けたぞ、というところに、充実感を持つから、自分の満足するところまで聞けばいいのか」となっていました。
結局、「相手にこうしてほしい」よりも、「自分がどうなったら満足なのか?」のところに、辿りつきました。
相手から満たされるものを欲しいと思うときは、自分が相手を満たしていないということにつながり、結局、自分が相手にしてほしいことを相手にすることで、自分が満たされるのです。
相手にしてほしいことを、赤裸々にでも書いてみるといいでしょう。
そして、それを自分が相手にするのです。
これが自分を満たす公式です。自分の心が満たされるわけですから、
充実感とか安心感とか、気持ちの言葉のほうです。
私も年代的に、「どんな男性が好みですか?」とたまに聞かれるのですが、意外とその質問って、相手に依存している感じがして、答えづらいなぁといつも思っていたので、「誰でもいいです、自分に合えば」と答えるしかないなぁと思っていました。
ある日、その質問の違和感を探ろうと、その質問を逆にして、「自分がどういたいですか?」としてみました。すると、「自分のしたいこと自由にしていきたい」と答えが出てきました。
そこが明らかになった地点で、「どんな人が好みですか?」と聞かれたら「私らしくいられる人」と言うのが出てきて、相手に求めている感がなくなった感じがしました。
となると、私も相手に「その人らしくいること」を尊重出来るようになればいいのかと、気づいたことがありました。で、さらに過去を考えてみたら、昔はそれができていなかったなぁと思い出しましたけどね。だから、自分もどこかに不満がたまっていたのでしょうね。
相手は自分の鏡にできますね。
相手にしてほしいと思うことを、自分が相手にすると満たされる。
すんなり、その言葉通りに気持ちがすぐ動くことは難しいかもしれませんが、コーチングで、頭と心の整理をしていけば、段々と出来そうな感じになっていけるでしょう。
今日のセッションで、何度がした質問があって、それは、「そうなったら、どんな風に感じますか?」です。頭でわかっている事を、仮に想像してみる事で、気づきが生まれるんです。
クライアントさんは、ここ半年くらい閉じこもり気味のようでしたが、ようやく殻の外に出られたようでした。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
相手にどうして欲しいですか?
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