20年の会社勤めの後、今年コーチとして独立した人の集客についてをテーマに、毎回セッションをしています。ネットを使った集客が主な入口と考えていらっしゃるのですが、苦戦していらっしゃいました。ツールの一つとしてのブログについて、一度ブログコンサルをお願いして、形は作って頂いたようなのですが、やはり中身と外見は、別のようで、肝心の記事が続かない状態でした。
前回のセッションで、「1テーマの起承転結を意識して書くこと」と、「自分が読んでしまうブログを観察して、何故読んでしまうか考えること」を課題にして、その後、毎日記事は続くようになったようです。そこで、私に数日間の記事について、フィードバックしてください、とメールを頂きました。
全体的に見て、以前よりまとまり感があり、記事の中に自分の体験談も入り、より伝わりやすくなっていました。
しかし、一番上にあった記事を読んだ時に、「?」と私の中に違和感が生じました。
「…であることは大前提です」という一文です。
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■私からメール
「大前提だと思います」
という言葉は、○○さん的にしっくりきていますか?
たとえば、ここは「大切だと思います」とか「必要なのです」とか書くことができると思います。
本当に細かいところなのですが、使う言葉でも読む人が感じるものがあるのです。
その辺も気になさると、より○○さんらしいものになると思います。
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そうしたら、「やはり自分にとっては強すぎる言葉で、信頼感を高めるために使った言葉でした。肩肘を張ってしまいました。ブログって深いですね」と、お返事を頂きました。
自分らしい言葉を選んで綴るというのは、とても難しいです。本当に自分に耳を澄ませないと聞こえない。とりあえず書くか、とすると、その辺で、聞いたことのあるような言葉を引用してしまいがちになります。また、借り物の言葉、相手にどう思われたいかによって使う言葉など、浅いところで考えると、自分の文章があまり好きでなくなります。私も、自分の書いたメルマガを後から読むことが、好きではないこともありました。
最近、やはり「ブログ」でしょ。と、なぜかまたそこに戻っている自分がいます。そんな話を、メンターの金井さんにしたら、金井さんも同じことを考えていらして、フェイスブックとかツイッターとかもあるけど、やっぱりブログだよね、と。今、サロンのブログを大改造していらっしゃるらしいのです。
昨日、私が貸した『十字架』重松清 を妹から返してもらうときに、1冊しか貸していないのに、2冊渡されました。(笑)カバーがされていたので、その場ですぐに題名も分からず、「謎の一冊」を妹から受け取りました。
その本は、小山田咲子さんという人のブログ4年分(記事抜粋)が本になったものでした。はじめには、教え子だった、小山田さんのことについて鴻上尚史さんが書かれています。「この本は、24歳で突然、人生を遮断された女性の遺稿集ではありません。これは、一人の才能溢れる女性の見事な作品集です」とありました。
このタイミングでこれを渡してくるとは、妹は私の編集者なのか?(笑)
私の「書くこと」についての気づきのきっかけは、いつも妹からやってきます。
また、次回のコミコレは、テーマ「言葉」なので、私も言葉についての意識が高まっているのだと思います。
小山田さんのブログは、小説のようです。描写が細かい。通り過ぎてしまいそうな出来事を、1つ1つ捉えているのです。
まだ1/3しか読んでいませんが、「その人らしさ」には、その人がした行動、そのとき考えたこと、感じたこと…あらゆる場面で、点みたいなことが、すべてその人らしさにつながり、それを詳細に表現することで、その人の価値観が、読む方へもより伝わるものだと、自分の表現の足りない領域について、早くも色々と感じました。
自分のことについて、読みながら勝手に意識がアップするように開発されそうな気もしています。
前回のセッションで、「1テーマの起承転結を意識して書くこと」と、「自分が読んでしまうブログを観察して、何故読んでしまうか考えること」を課題にして、その後、毎日記事は続くようになったようです。そこで、私に数日間の記事について、フィードバックしてください、とメールを頂きました。
全体的に見て、以前よりまとまり感があり、記事の中に自分の体験談も入り、より伝わりやすくなっていました。
しかし、一番上にあった記事を読んだ時に、「?」と私の中に違和感が生じました。
「…であることは大前提です」という一文です。
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■私からメール
「大前提だと思います」
という言葉は、○○さん的にしっくりきていますか?
たとえば、ここは「大切だと思います」とか「必要なのです」とか書くことができると思います。
本当に細かいところなのですが、使う言葉でも読む人が感じるものがあるのです。
その辺も気になさると、より○○さんらしいものになると思います。
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そうしたら、「やはり自分にとっては強すぎる言葉で、信頼感を高めるために使った言葉でした。肩肘を張ってしまいました。ブログって深いですね」と、お返事を頂きました。
自分らしい言葉を選んで綴るというのは、とても難しいです。本当に自分に耳を澄ませないと聞こえない。とりあえず書くか、とすると、その辺で、聞いたことのあるような言葉を引用してしまいがちになります。また、借り物の言葉、相手にどう思われたいかによって使う言葉など、浅いところで考えると、自分の文章があまり好きでなくなります。私も、自分の書いたメルマガを後から読むことが、好きではないこともありました。
最近、やはり「ブログ」でしょ。と、なぜかまたそこに戻っている自分がいます。そんな話を、メンターの金井さんにしたら、金井さんも同じことを考えていらして、フェイスブックとかツイッターとかもあるけど、やっぱりブログだよね、と。今、サロンのブログを大改造していらっしゃるらしいのです。
昨日、私が貸した『十字架』重松清 を妹から返してもらうときに、1冊しか貸していないのに、2冊渡されました。(笑)カバーがされていたので、その場ですぐに題名も分からず、「謎の一冊」を妹から受け取りました。
その本は、小山田咲子さんという人のブログ4年分(記事抜粋)が本になったものでした。はじめには、教え子だった、小山田さんのことについて鴻上尚史さんが書かれています。「この本は、24歳で突然、人生を遮断された女性の遺稿集ではありません。これは、一人の才能溢れる女性の見事な作品集です」とありました。
このタイミングでこれを渡してくるとは、妹は私の編集者なのか?(笑)
私の「書くこと」についての気づきのきっかけは、いつも妹からやってきます。
また、次回のコミコレは、テーマ「言葉」なので、私も言葉についての意識が高まっているのだと思います。
小山田さんのブログは、小説のようです。描写が細かい。通り過ぎてしまいそうな出来事を、1つ1つ捉えているのです。
まだ1/3しか読んでいませんが、「その人らしさ」には、その人がした行動、そのとき考えたこと、感じたこと…あらゆる場面で、点みたいなことが、すべてその人らしさにつながり、それを詳細に表現することで、その人の価値観が、読む方へもより伝わるものだと、自分の表現の足りない領域について、早くも色々と感じました。
自分のことについて、読みながら勝手に意識がアップするように開発されそうな気もしています。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の言葉を大切にしていますか?
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