今まで実家の家業を手伝って、事情があって辞めることになり、次の仕事はどうしようかと探したいということで、コーチングを申し込まれた人がいました。オリエンで、旦那さんが一人で飲食店をやっているという話をお聞きし、そんな身近に手伝える人がいるんだから、やったらいいのに・・・とお話しをしたら、次のセッションまでに、たまたま夜時間のバイトの子が辞めることになって、手伝うことになったそうでした。
手伝うことになったのはいいのですが、今までせわしく働いてきた経験があるので、ゆったりとしたディナータイムの仕事や、やることがない昼時間の過ごし方は、どうしたらいいものか、何かしないといけないのではないか?と焦っていらっしゃるご様子でした。
私は、「何をすべきか?」よりも「焦る必要はない」の方にフォーカスしました。
考えてみれば、夜は、旦那さんの飲食店を手伝って、昼はゆっくり過ごせるなんて、多くの人が手に入れたい生活と言ってもいいと思います。
今、手に入れるものとしては、「昼間のバイト」よりも「今を幸せと感じる感性」です。
そこで、ゆっくりできない人へよく紹介する映画『かもめ食堂』と『めがね』を観てもらいました。案の定、ゆっくりしすぎて退屈だったようです。(笑)
事実を考えると「何かをしなくっちゃ」の繰り返しで、忙しく働いてきたからこそ、いま、ゆっくりの生活を手に入れられたのです。
「そう考えることもできますよ」と言ったら、「考えたこともなかった」と、過去のことが、急に全部承認に代わる瞬間になったようでした。
「これからは、ゆっくりの周期に入ったか、じゃあ慌てないで、吟味しながらやって行こう」と、今の状況に乗ればいいのだと思います。慌てて、何かを探すよりも、心が穏やかなら、自然とやりたいことが出てくるのではないでしょうか。
実際、多くのセッションで、「慌てない」にはとても効果がある結果が出ています。
「何かしなくちゃ」と思うタイプは、相手のペースに合わせるのが、難しいと感じる人もいます。最近あるメルマガに書いてあったのですが、「慌てるは心が荒れると書きます」とありました。よく、お母さんが子供に「早くしなさい」と言う場面を街中でも見ますが、子供の心が荒れるのだそうです。子供の頃、私も「早くしなさい」とよくせかされていました。ところが、現在の母は孫に「慌てないでいいわよ」と声をかけているではありませんか!
姪っ子と遊んでいる時に気付いたことがあります。靴を履くにも、子供の手は不器用なので、なかなかうまくはけないわけです。私がサポートしようとしたら「いいの」と2歳児が言いました。確かに、別に急いで靴を履かなくてもいい場面です。自分で履けるのを見守って、「あ!履けたね!」となった方が幸せな気がしました。そこで気づいたのです「信じて待ってあげること」の大切さを。そのほうが、幸せがたくさん見つかるのではないかと感じました。
それから私は、自分のことも焦らすのを辞めました。自分のことも信じて待つことにしたのです。穏やかな気持ちでいると、街の景色が変わりました。
ミスチルの歌で「横断歩道を渡る人たち」というのがあります。「人目を気にせず泣いて怒ってその親子は愛し合ってんだ」という歌詞があります。桜井さんは、何をみても「愛」に変換してしまえる人だなぁ、いいなぁと思いました。自分がどんな気持ちになったら、そんな風に周りを見ることができるのだろうか?
発信を仕事にしている私も、そうなりたいなぁと、目標にしたのです。
昨日、銀座を散歩している時に、携帯電話で話している女性とすれ違った時、聞こえてきた言葉が「おめでとう!」でした。電話の先の友達に何か嬉しい知らせがあったのでしょう。どんな「おめでとう!」なのか聞きたくなりました。私も、なんだか嬉しく感じたのです。自分の変化を客観的に捉えた瞬間でした。
「今幸せと感じる感性」を持つこと。
私も、分かっているようでなかなか難しいと感じていましたが、今思うことは、「焦らないで物事を見てみる」ことがまずはスタートなのではないかと思います。昨日の記事にも書いた「事実」がたくさん見つかることで、「いまもいい感じ!」ときっと思えるでしょう。そして、今の自分は、過去に頑張ってきたからこそ悩みのレベルがアップしているのかもしれません。いろいろ失敗もあったでしょうが、今がきっとベストな状態なのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今がベストだと思うことは何ですか?
□■□■□■□■□新春セミナーのお知らせ□■□■□■□■□
■堀口ひとみ×播磨弘晃『冬コミコレクション』
テーマ「言葉」
1月14日(土)11:00~18:00@銀座にて
※今回から定員10名になりました。只今残席5名です。
コミコレを企画している私たちは、教えないを極めたいと考えています。
「教える」の反対は、「自分で考える」ことかと思います。
そうなると、セミナーの形としては、公開ディスカッションのようなもの。
公開コーチングでもありません。
コミコレとは、ただ、考える場所。
考えて出た答えに正解も不正解もありません。
ただ、そうなんだ、というだけです。
だけど、考えない時より、考え抜いた方がすっきりします。
考えることができる自分であることが、自信になるのだと思います。
手伝うことになったのはいいのですが、今までせわしく働いてきた経験があるので、ゆったりとしたディナータイムの仕事や、やることがない昼時間の過ごし方は、どうしたらいいものか、何かしないといけないのではないか?と焦っていらっしゃるご様子でした。
私は、「何をすべきか?」よりも「焦る必要はない」の方にフォーカスしました。
考えてみれば、夜は、旦那さんの飲食店を手伝って、昼はゆっくり過ごせるなんて、多くの人が手に入れたい生活と言ってもいいと思います。
今、手に入れるものとしては、「昼間のバイト」よりも「今を幸せと感じる感性」です。
そこで、ゆっくりできない人へよく紹介する映画『かもめ食堂』と『めがね』を観てもらいました。案の定、ゆっくりしすぎて退屈だったようです。(笑)
事実を考えると「何かをしなくっちゃ」の繰り返しで、忙しく働いてきたからこそ、いま、ゆっくりの生活を手に入れられたのです。
「そう考えることもできますよ」と言ったら、「考えたこともなかった」と、過去のことが、急に全部承認に代わる瞬間になったようでした。
「これからは、ゆっくりの周期に入ったか、じゃあ慌てないで、吟味しながらやって行こう」と、今の状況に乗ればいいのだと思います。慌てて、何かを探すよりも、心が穏やかなら、自然とやりたいことが出てくるのではないでしょうか。
実際、多くのセッションで、「慌てない」にはとても効果がある結果が出ています。
「何かしなくちゃ」と思うタイプは、相手のペースに合わせるのが、難しいと感じる人もいます。最近あるメルマガに書いてあったのですが、「慌てるは心が荒れると書きます」とありました。よく、お母さんが子供に「早くしなさい」と言う場面を街中でも見ますが、子供の心が荒れるのだそうです。子供の頃、私も「早くしなさい」とよくせかされていました。ところが、現在の母は孫に「慌てないでいいわよ」と声をかけているではありませんか!
姪っ子と遊んでいる時に気付いたことがあります。靴を履くにも、子供の手は不器用なので、なかなかうまくはけないわけです。私がサポートしようとしたら「いいの」と2歳児が言いました。確かに、別に急いで靴を履かなくてもいい場面です。自分で履けるのを見守って、「あ!履けたね!」となった方が幸せな気がしました。そこで気づいたのです「信じて待ってあげること」の大切さを。そのほうが、幸せがたくさん見つかるのではないかと感じました。
それから私は、自分のことも焦らすのを辞めました。自分のことも信じて待つことにしたのです。穏やかな気持ちでいると、街の景色が変わりました。
ミスチルの歌で「横断歩道を渡る人たち」というのがあります。「人目を気にせず泣いて怒ってその親子は愛し合ってんだ」という歌詞があります。桜井さんは、何をみても「愛」に変換してしまえる人だなぁ、いいなぁと思いました。自分がどんな気持ちになったら、そんな風に周りを見ることができるのだろうか?
発信を仕事にしている私も、そうなりたいなぁと、目標にしたのです。
昨日、銀座を散歩している時に、携帯電話で話している女性とすれ違った時、聞こえてきた言葉が「おめでとう!」でした。電話の先の友達に何か嬉しい知らせがあったのでしょう。どんな「おめでとう!」なのか聞きたくなりました。私も、なんだか嬉しく感じたのです。自分の変化を客観的に捉えた瞬間でした。
「今幸せと感じる感性」を持つこと。
私も、分かっているようでなかなか難しいと感じていましたが、今思うことは、「焦らないで物事を見てみる」ことがまずはスタートなのではないかと思います。昨日の記事にも書いた「事実」がたくさん見つかることで、「いまもいい感じ!」ときっと思えるでしょう。そして、今の自分は、過去に頑張ってきたからこそ悩みのレベルがアップしているのかもしれません。いろいろ失敗もあったでしょうが、今がきっとベストな状態なのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今がベストだと思うことは何ですか?
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■堀口ひとみ×播磨弘晃『冬コミコレクション』
テーマ「言葉」
1月14日(土)11:00~18:00@銀座にて
※今回から定員10名になりました。只今残席5名です。
コミコレを企画している私たちは、教えないを極めたいと考えています。
「教える」の反対は、「自分で考える」ことかと思います。
そうなると、セミナーの形としては、公開ディスカッションのようなもの。
公開コーチングでもありません。
コミコレとは、ただ、考える場所。
考えて出た答えに正解も不正解もありません。
ただ、そうなんだ、というだけです。
だけど、考えない時より、考え抜いた方がすっきりします。
考えることができる自分であることが、自信になるのだと思います。
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