今日、1カ月のアメリカ留学から帰ってきたクライアントさんに、最初、私が発した言葉は、「日本語大丈夫ですか?」でした。クライアントさんが、「そんな風に言ってきた人は初めてでした」とお答えになりました。これはただのボケみたいなものです。笑
昨日の記事を踏まえると、「プロセスの推測」で言葉を選びました。
ちょうど、昨日の記事につながるテーマのクライアントさんもいました。
「相手の思いをくみ取ることについて」というテーマです。
上司に、相手思いになれていないと言われるそうです。例えば、どんな時だったかと言うと、会社内であるランキングで競い合っているそうなのですが、その人のお店は31店舗中9位だそうです。なので、担当の人に「1位のお店はすごいですよね」と言葉を交わしたそうです。そう言ってしまうと、言われた人によっては、頑張って9位になっているところを見られていないと感じて、やる気を失ってしまうこともあるのではないかと、上司に指摘されたとか。
叱咤激励と思ってかけた言葉も、人によっては比較されたと感じて、あまり気分がよくないかもしれません。でも、こんなときにどういう言葉を掛けたらいいのか、上手く思いつかないそうでした。
思いつかない理由は、子供の頃の経験とつながる部分があるそうですが、この問題に関しては、視点を知ることでできるようになるので、教えました。こういうことって、知らないとできない面もあるのかもしれません。
私は、コーチの仕事をしながら、相手思いになることを随分考えてきました。相手思いになることが、私の人生の課題であるかのように、コーチになったのではないかと思うくらいです。クライアントさんにご指摘を受けながら、自分で色々と気付いていきました。
今は、ブログを書きながら、同時に読み手がどう感じるか?ということも少しは想像できるようになりました。以前までは、感想を受け取って初めて、こんな風に感じるんだ・・・とやっていたほどですから。
さて、相手の思いをくみ取って伝える言葉を紡ぎ出すには、昨日の記事にも書いた「プロセスの推測」の視点でみるといいでしょう。プロセスを認めるというのは、知られた言葉で言うと「ねぎらい」です。
その人が工夫したポイントを当てて、「ここ工夫したの?」と推測して伝えてみるとか、その人が継続して行っているいいなと思った習慣を伝えるのです。「いつも~だよね」など。
自分のすることや仕事において、こだわりをいつも持つようにしていると、相手のこだわりにも気づきやすくなります。
私は、コーチになってから訓練で「ねぎらい力」をアップさせてきました。
メールの返事をするときは、とても練習になりました。どこかに「ねぎらいの言葉」を入れようと工夫するようにしました。
ある日の母からのメールに「お父さんと映画に行ってきます」と書いてありました。これまでの私ならば、「楽しんできてね」くらいの返事とか、自分に余裕がないと「行ってらっしゃい」など、かなりそっけない返事になるところです。しかし、少し考えてみました。
そして、「いつもお父さんを喜ばしているね」と書きました。母は、その返事に嬉しかったと、後から言っていました。
「プロセスは何だろう?」と考えていたら、いつも母は「お父さんにこれを買っていこう」とか、「お父さんとの旅行はどこに行こうかしら」など、自然と考えています。無償の愛でしょうかね。そんなことを感じたので、そういう返事を思いつきました。
褒めるとなると、結果重視になりがちですが、普段の行いの中でも、人への思いやりの気持ち、行動をしている人をたくさん見かけますよね。街の中でも、たくさん感動することに出会えます。
サプライズをして人を喜ばせるというのもありますが、日頃のちょっとしたことで喜んでもらうのもいいものです。日頃の小さいことで徳を積んでいくことでいいのだと思います。「ねぎらいの言葉」をかけることができると、相手も喜んでくれるから、結局、自分に返ってくるものですね。その人から返ってこなかったとしても、他の人から返ってきますので、どんどん優しい言葉をかけていけばいいのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
ねぎらっていますか?
昨日の記事を踏まえると、「プロセスの推測」で言葉を選びました。
ちょうど、昨日の記事につながるテーマのクライアントさんもいました。
「相手の思いをくみ取ることについて」というテーマです。
上司に、相手思いになれていないと言われるそうです。例えば、どんな時だったかと言うと、会社内であるランキングで競い合っているそうなのですが、その人のお店は31店舗中9位だそうです。なので、担当の人に「1位のお店はすごいですよね」と言葉を交わしたそうです。そう言ってしまうと、言われた人によっては、頑張って9位になっているところを見られていないと感じて、やる気を失ってしまうこともあるのではないかと、上司に指摘されたとか。
叱咤激励と思ってかけた言葉も、人によっては比較されたと感じて、あまり気分がよくないかもしれません。でも、こんなときにどういう言葉を掛けたらいいのか、上手く思いつかないそうでした。
思いつかない理由は、子供の頃の経験とつながる部分があるそうですが、この問題に関しては、視点を知ることでできるようになるので、教えました。こういうことって、知らないとできない面もあるのかもしれません。
私は、コーチの仕事をしながら、相手思いになることを随分考えてきました。相手思いになることが、私の人生の課題であるかのように、コーチになったのではないかと思うくらいです。クライアントさんにご指摘を受けながら、自分で色々と気付いていきました。
今は、ブログを書きながら、同時に読み手がどう感じるか?ということも少しは想像できるようになりました。以前までは、感想を受け取って初めて、こんな風に感じるんだ・・・とやっていたほどですから。
さて、相手の思いをくみ取って伝える言葉を紡ぎ出すには、昨日の記事にも書いた「プロセスの推測」の視点でみるといいでしょう。プロセスを認めるというのは、知られた言葉で言うと「ねぎらい」です。
その人が工夫したポイントを当てて、「ここ工夫したの?」と推測して伝えてみるとか、その人が継続して行っているいいなと思った習慣を伝えるのです。「いつも~だよね」など。
自分のすることや仕事において、こだわりをいつも持つようにしていると、相手のこだわりにも気づきやすくなります。
私は、コーチになってから訓練で「ねぎらい力」をアップさせてきました。
メールの返事をするときは、とても練習になりました。どこかに「ねぎらいの言葉」を入れようと工夫するようにしました。
ある日の母からのメールに「お父さんと映画に行ってきます」と書いてありました。これまでの私ならば、「楽しんできてね」くらいの返事とか、自分に余裕がないと「行ってらっしゃい」など、かなりそっけない返事になるところです。しかし、少し考えてみました。
そして、「いつもお父さんを喜ばしているね」と書きました。母は、その返事に嬉しかったと、後から言っていました。
「プロセスは何だろう?」と考えていたら、いつも母は「お父さんにこれを買っていこう」とか、「お父さんとの旅行はどこに行こうかしら」など、自然と考えています。無償の愛でしょうかね。そんなことを感じたので、そういう返事を思いつきました。
褒めるとなると、結果重視になりがちですが、普段の行いの中でも、人への思いやりの気持ち、行動をしている人をたくさん見かけますよね。街の中でも、たくさん感動することに出会えます。
サプライズをして人を喜ばせるというのもありますが、日頃のちょっとしたことで喜んでもらうのもいいものです。日頃の小さいことで徳を積んでいくことでいいのだと思います。「ねぎらいの言葉」をかけることができると、相手も喜んでくれるから、結局、自分に返ってくるものですね。その人から返ってこなかったとしても、他の人から返ってきますので、どんどん優しい言葉をかけていけばいいのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
ねぎらっていますか?
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