「店舗で突発的な事故が多くて、着任して2カ月経つけれどチーム作りもコミュニケーションをとることも進まず、発想も閃かなくなっていて、クリエイティブなことが全然出来ないのです。何かをやっていても、集中できずに他のことが見えちゃって、そちらも気になり、終わる作業もなかなか終わらない。忘れないようにTODOリストも書いているんですけど、終わらないのが分かっていながら書いているから、終わらないと思っている自分、仕事が全然できないと思っている自分がストレスになって、結局TODOリストも辞めてしまいました。仕事が全然終わりません(涙)」
新年初仕事も事故処理で終わってしまったようでした。とにかく頭の中がごちゃごちゃしているので、現状を整理していきながら、どう計画を立てていけばいいのか?についてセッションで話し合いました。
私もマクドナルドにいたときは、常に店舗にお客様がいらっしゃる状態なので、計画がなかなか進まず、勤務時間外に業務的な仕事や、バイトのトレーニングをしたり、面接をすることもよくありました。結局1日12時間以上、仕事していることも多かったです。
ただ、お休みは月に10日あり、休日出勤はほとんどしなかったので、そんなに不満はなかったです。タイムマネジメントも自分次第なので、私は休みの日は絶対に行かないようにしていました。
店舗運営中、常にお客様がいらっしゃる状況で、マネージャー業務をする時間は、ちょっと後ろめたいと感じることもありましたが、店長と一緒に立てた半年目標は、それなりにクリアしており、自分の業績評価に関しても、能力評価に関しても自己評価も店長評価も納得いく点数が付いていました。忙しいなりに、目標に掲げたことは、絶対にクリアするんだ、と意識が高かったと思います。
このクライアントさんには、マクドナルド時代に教わった目標の立て方をシェアしました。すると、そんな中長期的な考え方はしたことがなかったということでした。
TODOリストだけで、日々を片づけていくことだけでは、足りないものがあります。それは、長期的な視野が不足しているということです。
その人は、チーム作りや業務分担をしながら、円滑に店舗運営ができるようにしたいという、目標がありますね。それを、例えば6カ月に取り組むこととして、目標に落とし込んでいくのです。
「6マンスプラン」を立てること。
例えば、私がマクドナルドの時には、人材育成の項目では、「半年にトレーナーを2名(○○くん、○○くん)」というような目標の書き方をしていました。
「半年後、二人をトレーナーにする」。それには、1か月目には、まず「トレーナーチェック表を作る」とします、2か月目には「トレーニングを開始する」、3ヶ月目には「トレーニングを継続する」、4カ月目には「トレーナーチェックテストをする」、5カ月目には、「店長チェックをしてもらう」みたいな感じで、1か月ごとに、どこまで進んでいればいいのか?アクションプランに落とし込んでいました。
結構ざっくりとした目標でしたので、実際には店舗が忙しくない日のOJTや、自分のシフトにトレーニングの日を作ったりして、必ずどこかでやるようにはプランしていました。店舗という、お客様が常に出入りしている中で、トレーニング業務を進めることは、けっこう大変ではありましたが、私もトレーニング受けるほうも、「トレーナーになる」という目標を持っていたので、どこかで空いている時間があったら、OJTでトレーニングし、また本格的なトレーニングは、シフト時間に組み込む形でトレーニングするという意識がありました。
その様に、人材育成やチームビルディングなどは、時間をかけないとできないことですから、毎日のTODOリストとにらめっこしているだけでは、半年経っても達成できていないということになりかねません。大目標があってのTODOリストです。
つまりは、3マンス、とか6マンスプランというような、中長期的な目標シートを作って、見えるところに貼っておけば、ちょっと空いたときにOJTをする意識が高まったり、シフトを作る際にも、トレーニング時間として組み込もうと意識を向けたりできます。
アパレルに入ったころは、マクドナルドみたいな6マンスプランなどはありませんでした。しかし、私は、個人的に6マンスプランを作ってみたりしたこともありました。
細かいところまで落とし込むのは、ちょっと会社的に違うなぁと途中から感じたので、「どんなお店にしたいのか?」というざっくりの「こんなかんじ目標」を私の中に持っていました。店舗運営中でも、OJTで落とし込んで行くことは、体に染みついていたので、接客をしていないときは、常にスタッフと話しあって、店をどうしていくか?考える時間として意識を持てていたと思います。
個人になった今の私は、はじめの頃は、思いつきで突発的にやっていることが多かったのですが、ここにきて、時間をかけてつくっていこう意識がとても高まっています。そんなシーズンに入ってきたのでしょうか。季節に一つくらい、何か花を咲かせることができたらと思っています。時間をかけてゆっくりと生みだしたいものです。
会社とか個人とか、業種、業態とか、それぞれ目標の立て方は色々です。でも、すべてに共通することは「自分はどうなりたいか?」というところではないでしょうか。
21世紀は、会社があって個人というよりも、個人があって会社という考え方になってきていると思います。7年前に読んだ天外伺朗さんの『マネジメント革命』という本はそんなことが書いてあって、とても共感しました。私は、組織にいた時も今も変わらず、「どうなりたいか」というテーマを持って日々過ごしてます。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
3月までにどうなっていたいですか?
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
■2012年質問付年賀状をお届けしました。
http://www.bshonin.com/l/?id=160116936
元旦の記事の質問付き年賀状の質問の答えは、引き続き受け付けております。
http://horiguchihitomi.livedoor.biz/archives/51982270.html
是非、お書き頂き、また年末にチェックしにお越しください。
願いが叶っていると嬉しいですよね。
新年初仕事も事故処理で終わってしまったようでした。とにかく頭の中がごちゃごちゃしているので、現状を整理していきながら、どう計画を立てていけばいいのか?についてセッションで話し合いました。
私もマクドナルドにいたときは、常に店舗にお客様がいらっしゃる状態なので、計画がなかなか進まず、勤務時間外に業務的な仕事や、バイトのトレーニングをしたり、面接をすることもよくありました。結局1日12時間以上、仕事していることも多かったです。
ただ、お休みは月に10日あり、休日出勤はほとんどしなかったので、そんなに不満はなかったです。タイムマネジメントも自分次第なので、私は休みの日は絶対に行かないようにしていました。
店舗運営中、常にお客様がいらっしゃる状況で、マネージャー業務をする時間は、ちょっと後ろめたいと感じることもありましたが、店長と一緒に立てた半年目標は、それなりにクリアしており、自分の業績評価に関しても、能力評価に関しても自己評価も店長評価も納得いく点数が付いていました。忙しいなりに、目標に掲げたことは、絶対にクリアするんだ、と意識が高かったと思います。
このクライアントさんには、マクドナルド時代に教わった目標の立て方をシェアしました。すると、そんな中長期的な考え方はしたことがなかったということでした。
TODOリストだけで、日々を片づけていくことだけでは、足りないものがあります。それは、長期的な視野が不足しているということです。
その人は、チーム作りや業務分担をしながら、円滑に店舗運営ができるようにしたいという、目標がありますね。それを、例えば6カ月に取り組むこととして、目標に落とし込んでいくのです。
「6マンスプラン」を立てること。
例えば、私がマクドナルドの時には、人材育成の項目では、「半年にトレーナーを2名(○○くん、○○くん)」というような目標の書き方をしていました。
「半年後、二人をトレーナーにする」。それには、1か月目には、まず「トレーナーチェック表を作る」とします、2か月目には「トレーニングを開始する」、3ヶ月目には「トレーニングを継続する」、4カ月目には「トレーナーチェックテストをする」、5カ月目には、「店長チェックをしてもらう」みたいな感じで、1か月ごとに、どこまで進んでいればいいのか?アクションプランに落とし込んでいました。
結構ざっくりとした目標でしたので、実際には店舗が忙しくない日のOJTや、自分のシフトにトレーニングの日を作ったりして、必ずどこかでやるようにはプランしていました。店舗という、お客様が常に出入りしている中で、トレーニング業務を進めることは、けっこう大変ではありましたが、私もトレーニング受けるほうも、「トレーナーになる」という目標を持っていたので、どこかで空いている時間があったら、OJTでトレーニングし、また本格的なトレーニングは、シフト時間に組み込む形でトレーニングするという意識がありました。
その様に、人材育成やチームビルディングなどは、時間をかけないとできないことですから、毎日のTODOリストとにらめっこしているだけでは、半年経っても達成できていないということになりかねません。大目標があってのTODOリストです。
つまりは、3マンス、とか6マンスプランというような、中長期的な目標シートを作って、見えるところに貼っておけば、ちょっと空いたときにOJTをする意識が高まったり、シフトを作る際にも、トレーニング時間として組み込もうと意識を向けたりできます。
アパレルに入ったころは、マクドナルドみたいな6マンスプランなどはありませんでした。しかし、私は、個人的に6マンスプランを作ってみたりしたこともありました。
細かいところまで落とし込むのは、ちょっと会社的に違うなぁと途中から感じたので、「どんなお店にしたいのか?」というざっくりの「こんなかんじ目標」を私の中に持っていました。店舗運営中でも、OJTで落とし込んで行くことは、体に染みついていたので、接客をしていないときは、常にスタッフと話しあって、店をどうしていくか?考える時間として意識を持てていたと思います。
個人になった今の私は、はじめの頃は、思いつきで突発的にやっていることが多かったのですが、ここにきて、時間をかけてつくっていこう意識がとても高まっています。そんなシーズンに入ってきたのでしょうか。季節に一つくらい、何か花を咲かせることができたらと思っています。時間をかけてゆっくりと生みだしたいものです。
会社とか個人とか、業種、業態とか、それぞれ目標の立て方は色々です。でも、すべてに共通することは「自分はどうなりたいか?」というところではないでしょうか。
21世紀は、会社があって個人というよりも、個人があって会社という考え方になってきていると思います。7年前に読んだ天外伺朗さんの『マネジメント革命』という本はそんなことが書いてあって、とても共感しました。私は、組織にいた時も今も変わらず、「どうなりたいか」というテーマを持って日々過ごしてます。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
3月までにどうなっていたいですか?
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
■2012年質問付年賀状をお届けしました。
http://www.bshonin.com/l/?id=160116936
元旦の記事の質問付き年賀状の質問の答えは、引き続き受け付けております。
http://horiguchihitomi.livedoor.biz/archives/51982270.html
是非、お書き頂き、また年末にチェックしにお越しください。
願いが叶っていると嬉しいですよね。
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