さきほど、ヨガ入門の本を読んでいたらこんなことが書いてありました。
「何か行動をしたとき、人間の体には動くためのエネルギーが供給されます。ところが思った通りの行動ができないと、そのエネルギーが体の中に蓄積され、人はストレスを感じるのです。例えば、明日までにこれだけの仕事をしようとおもって、そのためのエネルギーが準備されても、その仕事が予定通りに終わらないと、あまったエネルギーがストレスのもとになる仕組み。ストレスは心の問題として捉えられがちですが、実は「エネルギー」、すなわち体の問題なのです」。
ストレスは、心の問題とよく言われがちな気がしていたので、意外と目から鱗でした。
でも実際、コーチングでは、心の問題も話し、行動するというところまで決めるから、
「ストレスがなくなりました」とクライアントさんがおっしゃるメカニズムは、
「行動」も含まれストレスがなくなっていたのだと腑に落ちました。
やっぱり「行動」ありきです。
昨日のセッションを思い出しました。90日コーチングを受けている方で、仕事の選び方、断り方について3ヶ月整理して行きました。本当にやりたい仕事にエネルギーを注ぐため、ストレスになっているものを片づけていくような感じです。
そして、今年のお正月は、大学生以来、本当にゆっくりできたとおっしゃっていました。しかし、安住してしまっていいのだろうか?と不安も生まれてきたそうでした。
安住するのではなく、何か新しいことをしたいのだそうです。
「新しい仕事をしている自分は、どんなポジションで、どんな役割を担っていそうですか?」と聞いてみたら、「ああ、まだそこまではイメージできていませんでした」とおっしゃっていました。
なのでまず、今やっている仕事で、「嫌な仕事について何で嫌なのか?」挙げていくことにしました。嫌な仕事に関しては、仕事を依頼した側に「助かりました」と言葉にしてもらえば、満たされるそうなのですが、そうでないときは、私じゃなくてもよかったのかな?という気持ちが生まれるそうです。相手に「助かりました」と言われるから、やってよかった仕事。と、無理矢理に納得しようとしている感じも伝わってきました。
では、相手に「助かりました」と言われなくても、やってよかったと感じるときはどんな時なのか?についても質問してみました。
新しく学べる仕事や、自分も色々調べることによって知識もついたと思える時だそうです。
また、2,3年前は、今消化と思っている仕事も、楽しんでできていたようでした。
つまり、「助かりました」と言われるから満たされた、とかそういう問題ではなく、学びが感じられない、成長が感じられないから、単に消化をしている感覚になる仕事が、嫌な仕事の本当の理由であったのです。
もう出来る仕事については、「卒業」と考えて、もう受けないようにする、という選択の仕方にすることも一つです。しかし、この先、何をしたいのか?まだ欲求に到達していないようでしたので、1月に依頼されている消化と思っていた仕事は、消化としてこなすのではなく、1回、1回仕事を振り返り、「今までやってきたような仕事を踏まえた先に、どんな仕事の仕方をして行けば自分が満たされるのか?」という問いを持ちながら、取り組んでいってはどうだろうか? と提案しました。
そんな提案をしたら、「1月は消化の月にしようとしていたのが、素敵な月になりそうです!」と楽しそうになっていました。そして、「安住したくないのでセッションは継続したいです」とおっしゃっていました。
いずれにしても、「振り返り」は大事です。今日やったことを振り返り、次の工夫を見つけたり、できるようになったところを認めたりすることで、「思った通りの行動ができている」と毎日感じることができるから、エネルギーは発散されている状態になるでしょう。
行動した時にエネルギーがたまる。
人は思った通りの行動ができないとストレスになる。
単に、仕事をやりました、だけでは、人はストレスになるのですね。
「思った通りの」というところが、目的意識になるのでしょう。
コーチングセッションでは、単に「行動する」ことを決めているのではなく、目的とか、面白さとか、工夫とか、成長とか、喜びとか…そのようなことも一緒に考えて、意味を持たせるから、「思った通りの行動ができてよかった!」となるのだと改めて思いました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
思った通りの行動ができた日とそうでない日の違いは何ですか?
「何か行動をしたとき、人間の体には動くためのエネルギーが供給されます。ところが思った通りの行動ができないと、そのエネルギーが体の中に蓄積され、人はストレスを感じるのです。例えば、明日までにこれだけの仕事をしようとおもって、そのためのエネルギーが準備されても、その仕事が予定通りに終わらないと、あまったエネルギーがストレスのもとになる仕組み。ストレスは心の問題として捉えられがちですが、実は「エネルギー」、すなわち体の問題なのです」。
ストレスは、心の問題とよく言われがちな気がしていたので、意外と目から鱗でした。
でも実際、コーチングでは、心の問題も話し、行動するというところまで決めるから、
「ストレスがなくなりました」とクライアントさんがおっしゃるメカニズムは、
「行動」も含まれストレスがなくなっていたのだと腑に落ちました。
やっぱり「行動」ありきです。
昨日のセッションを思い出しました。90日コーチングを受けている方で、仕事の選び方、断り方について3ヶ月整理して行きました。本当にやりたい仕事にエネルギーを注ぐため、ストレスになっているものを片づけていくような感じです。
そして、今年のお正月は、大学生以来、本当にゆっくりできたとおっしゃっていました。しかし、安住してしまっていいのだろうか?と不安も生まれてきたそうでした。
安住するのではなく、何か新しいことをしたいのだそうです。
「新しい仕事をしている自分は、どんなポジションで、どんな役割を担っていそうですか?」と聞いてみたら、「ああ、まだそこまではイメージできていませんでした」とおっしゃっていました。
なのでまず、今やっている仕事で、「嫌な仕事について何で嫌なのか?」挙げていくことにしました。嫌な仕事に関しては、仕事を依頼した側に「助かりました」と言葉にしてもらえば、満たされるそうなのですが、そうでないときは、私じゃなくてもよかったのかな?という気持ちが生まれるそうです。相手に「助かりました」と言われるから、やってよかった仕事。と、無理矢理に納得しようとしている感じも伝わってきました。
では、相手に「助かりました」と言われなくても、やってよかったと感じるときはどんな時なのか?についても質問してみました。
新しく学べる仕事や、自分も色々調べることによって知識もついたと思える時だそうです。
また、2,3年前は、今消化と思っている仕事も、楽しんでできていたようでした。
つまり、「助かりました」と言われるから満たされた、とかそういう問題ではなく、学びが感じられない、成長が感じられないから、単に消化をしている感覚になる仕事が、嫌な仕事の本当の理由であったのです。
もう出来る仕事については、「卒業」と考えて、もう受けないようにする、という選択の仕方にすることも一つです。しかし、この先、何をしたいのか?まだ欲求に到達していないようでしたので、1月に依頼されている消化と思っていた仕事は、消化としてこなすのではなく、1回、1回仕事を振り返り、「今までやってきたような仕事を踏まえた先に、どんな仕事の仕方をして行けば自分が満たされるのか?」という問いを持ちながら、取り組んでいってはどうだろうか? と提案しました。
そんな提案をしたら、「1月は消化の月にしようとしていたのが、素敵な月になりそうです!」と楽しそうになっていました。そして、「安住したくないのでセッションは継続したいです」とおっしゃっていました。
いずれにしても、「振り返り」は大事です。今日やったことを振り返り、次の工夫を見つけたり、できるようになったところを認めたりすることで、「思った通りの行動ができている」と毎日感じることができるから、エネルギーは発散されている状態になるでしょう。
行動した時にエネルギーがたまる。
人は思った通りの行動ができないとストレスになる。
単に、仕事をやりました、だけでは、人はストレスになるのですね。
「思った通りの」というところが、目的意識になるのでしょう。
コーチングセッションでは、単に「行動する」ことを決めているのではなく、目的とか、面白さとか、工夫とか、成長とか、喜びとか…そのようなことも一緒に考えて、意味を持たせるから、「思った通りの行動ができてよかった!」となるのだと改めて思いました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
思った通りの行動ができた日とそうでない日の違いは何ですか?
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