不安を解消するための処方箋。

 コーチ1年目のクライアントさんの90日コーチングが終わりました。はじめは、ブログが全然書けなくて止まっています…というところからスタートしたのですが、今は毎日ブログを更新し、数字としても、当初の4倍にアクセスが増え、無料セッション枠ではありますが、1週間で5人の方のトライアルを獲得され、結果もでていました。

 アクセスを増やすための方法論は、何も教えていないのにです。私も、実際のところ細かいところまではよくわかりません。(笑)とにかく、中身のクオリティーを上げることに意識を向けてもらったのです。
 そして、毎日、1記事書くだけで、数時間かかる作業かもしれないけれど、しっかりと書きあげていくことを、クライアントさんは継続しました。それだから、結果が出たと思いますし、それは一時的な結果ではなく、これからも続いて行くのだと思います。

 
 この3ヶ月間、土台づくりのところで、私はサポートできたのではないかと思っています。土台というものは、一度創ると壊れることはありません。特に、ブログについてしっかり書くということをやってこられたのですから、書く筋肉がついたと思います。
 今度は、さらにステップアップとして、メルマガを書いてみたり、お客様にお役にたてるような無料コンテンツを作成したり…。ネットマーケティングでやっていくならば、「書くこと」はずっとついてまわると思います。そして、最後の宿題として、自分のシェアできる作品を書きあげることをお約束しました。


 最後のセッションは、私が色々と聞かれました。最後に限らず、この方とのセッションは、私の体験談が引き出されていましたが。(笑)

 私のやってきていることは、シェアできるものは、どんどん公開しよう、という精神だけなのかもしれません。小冊子などは、コスト0円でできるものですから、なんのリスクもありません。もし、発表したのに、お客様があまり来なかった…と言っても、精神的なダメージはあるかもしれませんが、お金のダメージはないのです。
 精神的なダメージを負ってしまっても、改善点というものが見つかりますし、また次のものを創っていく中で、さらに研ぎ澄まされることでしょう。行動しただけ、実りも多くあります。

 「お客様が来てくれるのか、不安なので行動がストップしています」と不安に思って何もしないよりも、こちらを向いてくれているお客様が少しでもいらっしゃるのならば、是非、その方々にシェアできるものを一生懸命に作ればいいのだと思います。


 私が店長でブログをやり始めた時、誰に向けてやっていたのかと言うと、自分の顧客様で、特にいろいろと意見を下さる5人くらいです。その5人の人が喜ぶ内容を考えていたのです。自分の方を向いてくれる人に向けて書いていけば、知らぬ間にその他大勢の方々にも受け入れられるようになっていきました。「ない、ではなく、ある、ところに目を向ける」とは、よく言ったものですね。


 そう言えば、このクライアントさんとのセッションの後には、私はこうしてその人と話したことを必ずブログに書いてきました。なぜかというと、いつも私のブログを1日2回くらいは同じ記事を読み返してくださるとおっしゃっているからと言うのもあるのかもしれません。そんなに熱心に読んでくださっているし、私もお役にたてている事は嬉しいので。つまり、毎日書いている記事も、一人のクライアントさんに向けて書いているという視点でしょうか。


 お仕事だけでなく、常に1対1なのかもしれませんね。
この前、コミコレの懇親会で、播磨さんがお話していたことがありました。
「寺子屋」というセミナーを作ってされているそうなのですが、親子参加だそうです。
子供が親に言ってもらいたいことを挙げてもらったら、親からしてみれば、いつも言っている事だったそうです。だけど、子供は言ってもらってない気がしている。
 それは、なぜかというと、何か家事をやりながら発している言葉だったからです。子供は、ちゃんと目を見て言ってもらわないと、言ってもらった、と感じなかったようですね。

 夫婦の会話でもそうなのでしょうか。そこに参加していた女性が、旦那さんは、自分のほうの出勤時間が早い時でも、わざわざ起きてきて、「行ってらっしゃい」って言ってくれるのに、自分は寝ながら「行ってらっしゃい」だった…と、反省していました。(笑)

 話が飛んでしまいましたが、なんとなく、その話もつながりがあるなぁなんて、今思ったので書いてみました。

1つ1つ向き合っている実感が、不安を解消するための処方箋なのかもしれませんね。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

今、集中してやりたいことは何ですか?